おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

組織風土の特徴を掴む その71

2015-10-13 08:08:40 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



良いリーダーの出現を組織は望みます。

そこに描いている姿は、説得力があり、部下のモチベーションを高め、結果にコミットするのが一般的です。

部下も同じ様に上司を見ているのですが、部下目線ですと、部下思いでいつも自分を見ていてくれて、誰よりも仕事が出来て頼りになる存在、そんな姿を描いています。

しかし・・・

これは神話的なお話だと思います。

学校教育の中で自然にクラスのリーダーは誰よりも模範的であるとしてきた弊害があります。

部下もそのような模範的な人でなければ、素直に従いづらいとも思ってしまいます。

リーダーの条件とは何なのでしょうか?

ある会社を事例にしましょう。

その会社は、社員に改善を求めていました。

日々の業務の中で改善を進めていき、効率的に業務を進めていきたいと思っていたのです。

社長の号令のもとスタートしました。

最初は半信半疑な社員もどこからともなく、いくつかの意見が出て来ました。

しかし、何ヶ月かした頃には改善意見が全く出てこなくなりました。

なぜでしょうか?

それは会社側の姿勢の悪さも原因でしたが、本当の意味でのリーダーの欠如が原因でした。

それはどういう事だったのでしょうか?

いくつかの改善意見はとても的を得ていて、すぐにでも改善したい事柄でした。

冒頭にも申し上げました、この会社は「社員に改善を求めている」のでした。

社員は意見を上げれば後は会社がやってくれると思っていたのです。

これでは最初から齟齬が出て当たり前です。

意見は提出されたものの、一向に改善が進みませんから、当然のごとく、社員は意見を出さなくなります。

会社側もなぜ意見が出てきたものの、一向に改善が進まないのか?首をひねります。

では各部署のリーダーは何をしていたのでしょうか?

自分の部署内に「改善提案を求む」はしっかりと会社の指示通り部下に伝えていました。

しかし、誰もが社長から言われた事を実行する「指示待ち」リーダーだったのです。

ある意味、高度成長時代のリーダーはこれでも立ち振る舞う事が出来ました。

しかし今の変化が激しく、情報が錯綜する社会ではこれではリーダーは務まりません。

この会社の動きの悪さはなるべくしてなっていたのです。

さて、この場合のリーダーの振る舞いとして正しいのはどういったものでしょうか?

まずは、自分の腹落ちをするべきでした。

そして、社長の思い描く未来を一緒に想像する。同じになるぐらいに語り合う。

そんな姿勢が必要だったのです。

そういった意味では、社長に対する質問のスキルが高くなければなりません。

そして、最後までやりきる情熱であると思います。

言動に熱さは無くても良いのですが、実直に徹底する姿勢が必要です。

ボタンの掛け違いはどこの企業でも起こっている事です。

その会社毎に必要となるリーダー像は違いますから、経営側でそういった人物像をしっかりと定め、リーダーを育成していかなければなりませんね。




「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。

保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円
(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

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経営改善への道 経営改善計画書の構築 【損益分岐点を分析しましょう】

2015-10-13 07:45:34 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



それではコスト(費用計画)の作成を見て行きましょう。

コスト計画を作成する為の大事なポイントは「損益分岐点分析」となります。

利益 = 収益 - 費用

営業利益 = 売上高 - (原価 + 販売費及び一般管理費)

原価 = 仕入原価 + 製造原価( =材料費 + 労務費 + 製造経費)

販売管理費 = 人件費 + 経費


上記の式は基本的事項ですからおさえておきたいものです。

そしてこれらの情報は自社の決算書で申すと損益計算書(PL)にのっている情報です。

決して、貸借対照表にのっていません。

損益分岐点は、売上高が変動費と固定費の計を上回った時点です。

変動費は文字通り、状況によっても変動するものですので、コントロールがしずらいものです。

ですが、固定費は業務量や営業量(売上高、販売量)の大小に関係なく一定の金額が生じる費用の事です。

この固定費を削減出来れば利益をその分増やす事が可能となります。

コスト計画で着目すべきは「固定費」となりそうですね。

一般的には変動費は、仕入原価、材料費、支払運賃、配送費、販売手数料、広告宣伝費等がそうです。パート従業員や外注加工費もそこに含む事があります。

固定費は、減価償却費、家賃、リース料、保険料、租税公課、アウトソーシング業務、コンサルタント顧問料などです。

それでは具体的な内容に入っていきましょう。

製造経費、経費を削減するうえで一番のポイントは「冗費」(ムダな費用)を削減する事です。

では何がムダに該当するのでしょうか?考えてみましょう。

交際費 → 交際費は冗費の最たる例として真っ先に見直すべき経費です。

本社やオフィス等の減価償却費及び賃借料 → 過去業績が良い時代に豪華な本社ビルを建設したり一等地のオフィスに入居したりしていた場合には、減価償却費や賃借料の負担が過大になっていることがあります。

支払保険料 → 役員の生命保険や火災保険料、地震保険料などです。売上高や販売量の大小に関係なく、契約が続く限り固定的に発生する費用であるため、低業績のもとでは、解約も含めて見直しを図るべき費用の一つです。

水道光熱費 → 電気料金の場合、消費実態によっては、大口電力契約を実量制契約に変更することで基本料金を削減できる場合があります。また、実量制契約についても、年間の最大消費電力量を下げる(例えば、夏の時期に電力消費のピークをずらすなど)ことで基本料金を削減することができます。他にも、契約形態そのものを切り替えることで、電気料金等の公共料金を削減できる場合もありますので、過去の電力使用量等を調べるなどして、必要に応じて契約内容の見直しを検討してみましょう。

外注費、支払い手数料、外部研修費 → アウトソーシングしている業務にかかる外注費やコンサルタントに支払っている手数料に関しては、その支出の効果と内製化した場合のコストとを今一度比較し、必要に応じて見直しを検討してみましょう。また経営者が自己啓発的な外部研修に傾注していることも少なからずある場合があります。その内容を今一度吟味してみましょう。

未使用設備や不要資産の支払リース料 → 使用実態の無い未使用のリース設備等がある場合には、ただちにリース契約を解約する必要があるため、設備の棚卸し実施してみましょう。

販売手数料、販売促進費、広告宣伝費 → 売上高や販売量への効果を見極めつつ、契約内容の見直し等で費用を削減することの出来る余地があるかどうかを検討してみましょう。

その他 → 雑費などの雑勘定には色々な費用が混在して処理されてしまっていることが想定されるため、他に削減余地のあるムダな経費が無いかどうかを様々な角度から検討してみましょう。

固定費の削減はそのまま利益の増加に直結するものです。

製造経費にはたくさんの固定費が存在しますので、コスト(費用)計画を策定するにあたっては、まずはじめに製造経費や経費に含まれる固定費の削減に目を向ける必要があります。


ただし無理な経費削減は逆効果を生む場合もあります。

経費削減による効果とその負担とを慎重に比較検討し、費用計画に織り込んでいく必要がある点に留意して下さい。

次回は労務費や人件費の削減について検討してみましょう。



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。

保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円
(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

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経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

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