こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
企業理念は「ヒューマンヘルスケア」と言えばあの企業ですよね。
そうです「エーザイ」です。
この会社は定款で会社の目的を定義しています「ヒューマンヘルスケア」と。
この事は株主総会で承認されています。
すごい事だと思いませんか?
利益を上げる事を目的にしなければ株主は投資を回収できなくなるかもしれません。
その会社の目的が「患者様とその家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献することを企業理念と定め、この企業理念のもとヒューマンヘルスケア企業をめざす」としているのです。
エーザイは理念経営を実践している企業なんです。
ではどうやって理念経営を実践しているのか?
理念を掲げて、運営している会社は多いかもしれません。
経営の世界ではそれが今のトレンドだったりします。
しかし、実際に社員が何をすれば良いのかが浸透されている会社は少ないと思います。
方針がしっかりと落とし込まれていますか?と聞かれて即座に手が上がる経営者は非常に少ないと思います。
もちろんエーザイも昔はそうだったのです。
ヒューマンヘルスケア活動を具体的に行う事は示す事が出来なかったのです。
社長の内藤氏はどうすれば社員たちに企業理念を理解してもらい、それに則した行動を実際に起こしてもらえるのかを考えました。
そんな時にある本に出会いました。
「知識創造企業」という本です。
日本のナレッジマネジメントの第一人者である野中郁次郎氏(現一橋大学名誉教授)の書いた本なのですが、内藤氏はすぐに自社に来ていただき、レクチャーを受けたのでした。
※ナレッジマネジメント→個人のもつ暗黙知を形式知に変換することにより、知識の共有化、明確化を図り、作業の効率化や新発見を容易にしようとする企業マネジメント上の手法(ウィキペディアより)
野中氏の提唱しているSECIモデルについては詳しくふれませんが、(興味のある方は是非目を通してみてもらいたいと思います)そのモデルとは暗黙知を4つのサイクルを経る事でより大きな形式知とする事を示しているのです。暗黙知とは言葉で説明出来ない事柄の事です。(長島茂雄さんのヒットを打つコツを聞いた時の答えがそれにあたると思います。)
エーザイはそれらを社内に取り入れました。
つまりこういう事です。(非常に簡単に記載します)
病院等の現場で患者さんや家族と過ごし、その経験から何かを感じ取る。
その何かの事が暗黙知です。
そしてそれらを会社に持ち帰り、口に出して説明する。
感じ取った事を言葉や図表にし、形式知とします。
それらを色々な人と共有(自社内の他部署の方)し、具体的な製品やサービスを開発する。
そしてさらにそれらを現場で提示し、患者さんの反応からまた何かを感じ取り暗黙知を集積するというサイクルを回していく活動を実践しています。
いかがでしょうか?
ご自分がエーザイの社員だったら、どのように理念に基づいて行動すれば良いかわかりますか?
私は非常にわかりやすく感じます。
理念経営をする際にはこういった具体的な行動までも社内に浸透させなければなりません。
理念は掲げているが社員がなかなかそのように行動してくれないと言う事は良く耳にしますが、そういったケースでは行動レベルまでしっかりマネジメントされていない事が多いい様です。
是非自社の取り組みを見直す時間をお持ちください。
現在エーザイが取り組んでいるプロジェクトは40億円規模(ロンドン宣言に基づく)だそうですが、これらは熱帯病を治す薬を「価格ゼロ」で提供する事を目指しています。
この薬を使用するであろう発展途上国に中間所得層を作り出せば、将来はエーザイのブランド医薬品をしっかり購入いただけるという考え方にたっています。
この壮大なプロジェクトもきっとエーザイの理念経営が後押しするものと思います。
これからも期待していきたいですね。
今回は事例で方針(理念)を具体的に落とし込むを取り上げてみました。このような取り組みも「脱」買って下さい営業に必ずつながるものと思います。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
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少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
企業理念は「ヒューマンヘルスケア」と言えばあの企業ですよね。
そうです「エーザイ」です。
この会社は定款で会社の目的を定義しています「ヒューマンヘルスケア」と。
この事は株主総会で承認されています。
すごい事だと思いませんか?
利益を上げる事を目的にしなければ株主は投資を回収できなくなるかもしれません。
その会社の目的が「患者様とその家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献することを企業理念と定め、この企業理念のもとヒューマンヘルスケア企業をめざす」としているのです。
エーザイは理念経営を実践している企業なんです。
ではどうやって理念経営を実践しているのか?
理念を掲げて、運営している会社は多いかもしれません。
経営の世界ではそれが今のトレンドだったりします。
しかし、実際に社員が何をすれば良いのかが浸透されている会社は少ないと思います。
方針がしっかりと落とし込まれていますか?と聞かれて即座に手が上がる経営者は非常に少ないと思います。
もちろんエーザイも昔はそうだったのです。
ヒューマンヘルスケア活動を具体的に行う事は示す事が出来なかったのです。
社長の内藤氏はどうすれば社員たちに企業理念を理解してもらい、それに則した行動を実際に起こしてもらえるのかを考えました。
そんな時にある本に出会いました。
「知識創造企業」という本です。
日本のナレッジマネジメントの第一人者である野中郁次郎氏(現一橋大学名誉教授)の書いた本なのですが、内藤氏はすぐに自社に来ていただき、レクチャーを受けたのでした。
※ナレッジマネジメント→個人のもつ暗黙知を形式知に変換することにより、知識の共有化、明確化を図り、作業の効率化や新発見を容易にしようとする企業マネジメント上の手法(ウィキペディアより)
野中氏の提唱しているSECIモデルについては詳しくふれませんが、(興味のある方は是非目を通してみてもらいたいと思います)そのモデルとは暗黙知を4つのサイクルを経る事でより大きな形式知とする事を示しているのです。暗黙知とは言葉で説明出来ない事柄の事です。(長島茂雄さんのヒットを打つコツを聞いた時の答えがそれにあたると思います。)
エーザイはそれらを社内に取り入れました。
つまりこういう事です。(非常に簡単に記載します)
病院等の現場で患者さんや家族と過ごし、その経験から何かを感じ取る。
その何かの事が暗黙知です。
そしてそれらを会社に持ち帰り、口に出して説明する。
感じ取った事を言葉や図表にし、形式知とします。
それらを色々な人と共有(自社内の他部署の方)し、具体的な製品やサービスを開発する。
そしてさらにそれらを現場で提示し、患者さんの反応からまた何かを感じ取り暗黙知を集積するというサイクルを回していく活動を実践しています。
いかがでしょうか?
ご自分がエーザイの社員だったら、どのように理念に基づいて行動すれば良いかわかりますか?
私は非常にわかりやすく感じます。
理念経営をする際にはこういった具体的な行動までも社内に浸透させなければなりません。
理念は掲げているが社員がなかなかそのように行動してくれないと言う事は良く耳にしますが、そういったケースでは行動レベルまでしっかりマネジメントされていない事が多いい様です。
是非自社の取り組みを見直す時間をお持ちください。
現在エーザイが取り組んでいるプロジェクトは40億円規模(ロンドン宣言に基づく)だそうですが、これらは熱帯病を治す薬を「価格ゼロ」で提供する事を目指しています。
この薬を使用するであろう発展途上国に中間所得層を作り出せば、将来はエーザイのブランド医薬品をしっかり購入いただけるという考え方にたっています。
この壮大なプロジェクトもきっとエーザイの理念経営が後押しするものと思います。
これからも期待していきたいですね。
今回は事例で方針(理念)を具体的に落とし込むを取り上げてみました。このような取り組みも「脱」買って下さい営業に必ずつながるものと思います。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
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