おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 364 「ビジネスの種の見つけ方5」 ~スコット・コミナーズに学ぶ~

2019-06-12 10:10:50 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 364 「ビジネスの種の見つけ方5」 ~スコット・コミナーズに学ぶ~


ロケットスタートを検証するケースとして、MBAの講義でコミナーズ氏は「ゲーマーセンセイ」という会社を取り上げています。

ゲーマーセンセイとは、eスポーツでパーソナルトレーニングを提供するプラットフォームです。

ゲーマーセンセイでは、利用者が指導を受けたいeスポーツのゲームを選び、コーチのプロフィルを料金、チーム、言語などで検索するシステムです。

利用者はデータを確認したあとでレッスン時間などを予約し、通話アプリなどで指導をうけます。

レッスンに不満足なら、同社が返金をサポートしてくれます。

設立当初から、このビジネスは実に斬新なアイデアでしたが、eスポーツのコーチが出来る人は当時はまだほとんどいませんでした。

しかもマッチングの仕組みもなかったのです。

だからこそ同社は、初期段階からすべての取引の品質を維持するために暗中模索で苦労することになったのです。

何より欠かせなかったのは、質の高い情報の精査、目利きでした。

ゲーマーセンセイのビジネスモデルで最も重要な目利きの対象は、コーチ選びに他なりません。

実際に同社はまず、死に物狂いでコーチの目利きをしたのです。

つまり、確かな技術で効率的に指導できる人材を書類や面接で厳選し集めたのでした。

そうして最初からサービスの品質を確かなものにすることで、あらゆるタイプの利用者に認めてもらえば、口コミで評判を広めてもらえると事が出来たのです。

質の高いコーチ陣を本当に最初から囲い込めば、後発者が追随することは容易でなありません。

追随者がいなければ、厳選した目利きを通じて獲得したコーチ陣を引き抜かれるリスクも小さくなります。

その結果、事業の評判は高まりこそすれ下がる事はありません。

手厚いサポートや事業拡大の利益を十分に還元することなどでコーチ陣と信頼を築ければ、大きなアキレス腱の「中抜きされるリスク」も最小化できると言えます。

逆に、「とりあえずコーチが出来る人材を安く集め、まずは事業をスタートし、やりながら修正していこう」というある種のアジャイル的な戦略では、幅広い評判の確立は期待できません。

ソフトウエア開発の発想を「コンテンツ」に持ち込んでも、大きな成功は難しいとも言えそうです。

初期の目利きは、この手のビジネスにおけるブランディングに極めて重要です。

とりわけプラットフォーム型のビジネスのブランド力は、人々が取引したいと思うかどうかを大いに左右します。

だからこそ最も重要なのは初期の取引です。

ここで、どの立場の人からも評価されることこそが、事業拡大の起爆剤となります。

コーチを目利きした結果、ゲーマーセンセイでは利用者がコーチを高く評価して繰り返し雇い、その事実が拡散することを通じてさらに規模が拡大するという好循環が起きたのでした。


「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

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