マーケティング研究 他社事例 466 「資金調達のために未来を語る1」 ~ハイテク企業が自信過剰に明るい未来を示す~
今年はハイテク分野において、数多くのスタートアップ企業が株式市場に上場しました。
そうした企業の頂点に立つために必要なものは、みなぎるほどの野心とうさんくさい誠意といわざる得ません。
こうした資質を、アメリカのウィーワークは完ぺきなまでに持ち合わせています。
シェアオフィスの賃貸を手掛けるウイーワークスは、先を行くアメリカのウーバー・テクノロジーズやアメリカのリフトと同様に、創業から10年もたたずに世界的な企業となりました。
ニューヨークでたった1フロアのオフィス賃貸から始まった同社は、今や世界的な企業に成長し、直近の資金調達をもとにするとその企業価値は470億ドル(約4兆9500億円)に達します。
しかし、ウーバーやリフトと同様に、ウイ―ワークもそのビジネスモデルが実際にきちんと機能するのか、誰も確信をもって言い切ることは出来ません。
実際の所、ウイーワークはハイテク企業の衣をまとっただけのいわゆる不動産会社です。
そのことを確かめたければ、上場時の資料を見ればよいです。
必要なページ数の倍くらい分厚くまとめられた資料には、楽しそうに働く人々の写真がこれでもかというくらい掲載されています。
「人々が出会い、コミュニティーを形成し、生産性を高め合う場所」になることを目指し、オフィス市場を独占することによって、企業価値を3兆ドルに押し上げるとも主張しています。
ウイワークのビジネスモデルは、コミュニティにこそ、その秘密があります。
ソフトバンクの孫さんが惚れたのもそこに魅力があったからです。
具体的には、オフィスに集まるクリエイターや起業家を「メンバー」と呼び、スマートフォン上のアプリでメンバー同士をつなぎ、協業を支援しているのです。
大企業のメンバーが有能なクリエイターや起業家を発掘するのにも役立っているようです。
オフィス内でも「コミュニティマネジャー」と呼ばれる管理人が常駐し、メンバー同士の交流を促します。
「われわれのミッションのひとつは、スタートアップが成功する確率を高めるためのプラットフォームを提供することだ。絶えずメンバーの”働きやすさ”を気にかけて、日々改善に努めている」(マッケルビー氏)
これには、リフトやウーバーと同じような自信過剰ぶりが表れています。
リフトは、自動車の発明以降、最大の社会的変化の一翼を自分たちが担うと強調しました。
ウーバーは上空をタクシーが飛ぶ時代がもうそこまで来ていると述べるとともに、同社がターゲットにしているのは12兆ドル(約1256兆円)の市場だと示唆しました。
12兆ドルの中には、消費者がレストランで消費する金額も含まれています。
誇大広告はハイテクセクターが持つ手品のようなものです。
素晴らしい事業を起こせば金銭面でも膨大な成功が転がり込んでくるのですが、控えめでいなければならない理由などあるかという訳です。
ロボタクシーの商用化は近いとする、アメリカのテスラの予言は、自動運転に関する同社の予測は現実となると人々に信じさせる思いがけない効果がありました。
確かに、ウーバーがビジネスの範疇に捉える市場は巨大であるため、同社への評価はさほど過大ではないと思われがちです。
(続く)
彩りプロジェクトでは、「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
今年はハイテク分野において、数多くのスタートアップ企業が株式市場に上場しました。
そうした企業の頂点に立つために必要なものは、みなぎるほどの野心とうさんくさい誠意といわざる得ません。
こうした資質を、アメリカのウィーワークは完ぺきなまでに持ち合わせています。
シェアオフィスの賃貸を手掛けるウイーワークスは、先を行くアメリカのウーバー・テクノロジーズやアメリカのリフトと同様に、創業から10年もたたずに世界的な企業となりました。
ニューヨークでたった1フロアのオフィス賃貸から始まった同社は、今や世界的な企業に成長し、直近の資金調達をもとにするとその企業価値は470億ドル(約4兆9500億円)に達します。
しかし、ウーバーやリフトと同様に、ウイ―ワークもそのビジネスモデルが実際にきちんと機能するのか、誰も確信をもって言い切ることは出来ません。
実際の所、ウイーワークはハイテク企業の衣をまとっただけのいわゆる不動産会社です。
そのことを確かめたければ、上場時の資料を見ればよいです。
必要なページ数の倍くらい分厚くまとめられた資料には、楽しそうに働く人々の写真がこれでもかというくらい掲載されています。
「人々が出会い、コミュニティーを形成し、生産性を高め合う場所」になることを目指し、オフィス市場を独占することによって、企業価値を3兆ドルに押し上げるとも主張しています。
ウイワークのビジネスモデルは、コミュニティにこそ、その秘密があります。
ソフトバンクの孫さんが惚れたのもそこに魅力があったからです。
具体的には、オフィスに集まるクリエイターや起業家を「メンバー」と呼び、スマートフォン上のアプリでメンバー同士をつなぎ、協業を支援しているのです。
大企業のメンバーが有能なクリエイターや起業家を発掘するのにも役立っているようです。
オフィス内でも「コミュニティマネジャー」と呼ばれる管理人が常駐し、メンバー同士の交流を促します。
「われわれのミッションのひとつは、スタートアップが成功する確率を高めるためのプラットフォームを提供することだ。絶えずメンバーの”働きやすさ”を気にかけて、日々改善に努めている」(マッケルビー氏)
これには、リフトやウーバーと同じような自信過剰ぶりが表れています。
リフトは、自動車の発明以降、最大の社会的変化の一翼を自分たちが担うと強調しました。
ウーバーは上空をタクシーが飛ぶ時代がもうそこまで来ていると述べるとともに、同社がターゲットにしているのは12兆ドル(約1256兆円)の市場だと示唆しました。
12兆ドルの中には、消費者がレストランで消費する金額も含まれています。
誇大広告はハイテクセクターが持つ手品のようなものです。
素晴らしい事業を起こせば金銭面でも膨大な成功が転がり込んでくるのですが、控えめでいなければならない理由などあるかという訳です。
ロボタクシーの商用化は近いとする、アメリカのテスラの予言は、自動運転に関する同社の予測は現実となると人々に信じさせる思いがけない効果がありました。
確かに、ウーバーがビジネスの範疇に捉える市場は巨大であるため、同社への評価はさほど過大ではないと思われがちです。
(続く)
彩りプロジェクトでは、「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。