佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

病気の話

2010-09-23 16:29:07 | 日々の思い
先日、薬局へ薬をもらいに行ったときに色々な病気の体験談や受け入れ方、その病気に対しての事など書かれたものがありました。その中からの拾い読み、少し参考になればと書いてみます。

映画女優の小山明子さんと歌手のアン・ルイスさんが「うつ病になった時の体験談」を書いています。

小山さんが言うには、ご主人が脳出血で倒れたときに自分の女優としての体面からマスコミに見られるのが嫌で病院に行くことができなかった。その時に「妻として何の役にも立っていない」ということで、自分が生きていても仕方がないと思うほど追い詰められて、うつ状態に陥ってしまった。

そして、食欲不振や不眠がひどくなり、考えがすべてマイナス思考になって、死ぬことが楽になるという気持ちが強くなって行くのを、息子さん夫婦が異変に気づき精神科を受診させようとしたので家を飛び出し、死ぬための身支度を整えて死ぬ場所を探していたが、死に切れず自宅に電話をいれたら、息子さんから「ママがいなくなったらパパはどうするの?」と一喝されて、主人に会わなければと思ったそうです。

そして、息子さんに強制入院させられたのですが、ご主人が退院するときに自分も無理やり退院して、「主人を社会復帰させなくては」という義務感が強くなったとか。

そして食事療法のメニューを考えているとまた気分が重くなり、再発入院。医者のいう事を聞かず薬も飲まなかったことなどを後悔したそうです。

彼女は、社会的な地位や責任感、名誉を失う事を恐れてうつになったのだと思います。旦那さんの介護と自分のうつという大変な経験をして、上手く手を抜く方法や心のバランスの取り方などを身につけた結果、直ったように書いています。

そして、「割り切って今、現在をどうしたら楽しく生きられるか、をスタートラインにすればよいと思います」と最後に書いています。

少しでも皆さんの参考になればいいのですが。
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