中韓の教科書批判は「いちゃもん」 (産経新聞) - goo ニュース
「旧日本兵2人 比で生存」ミンダナオ島 引き揚げできず山岳に (産経新聞) - goo ニュース
森喜朗前首相が、中国や韓国の「靖国神社」や「歴史認識」「歴史教科書」を材料とする「外交攻勢」に対して、「なんだかんだといちゃもんをつけてくる」と強い不快感を示し、「反撃」にでる姿勢を見せたのは、痛快である。
森岡正宏厚生労働政務官が「中国に気遣いして、A級戦犯がいかにも悪い存在だという処理をされている」「国会では全会一致で、A級戦犯の遺族に年金をもらっていただいている。国内では罪人ではない。靖国神社にA級戦犯が祀られているのが悪いと言うのは、後世に禍根を残す」と吼え、中国・北京政府を批判した。
森岡政務官は、旧内務官僚出身の政治家で、「大東亜戦争肯定論者」として鳴らした奥野誠亮元法相の秘書を務めただけあって、師匠を彷彿とさせている。「もう我慢ならぬ」、「北京政府の言いたい放題勝手にさせていては日本人の自尊心が傷つく」という怒りの発言である。
もうそろそろ、我慢の限界ではないかと見ていたが、ようやく「反撃」に出始めたのである。
北京政府にいいようにされていては、中国共産党・北京政府の「世界制覇戦略」の餌食にされてしまう。人民解放軍を完全には掌握できていない胡錦濤国家主席以下の幹部たちは、いつ拘束されるかわからないという不安定な状態にあり、それゆえに、日本を悪者に仕立てて、人民解放軍の意識を日本に向けさせているとも観測されている。こんなことをされては、たまったものではない。胡錦濤国家主席以下幹部の命がどうなろうと日本にとってはどうでもよいことである。彼らの保身のために日本を犠牲にしないで欲しい。
そのことを知ってか知らずか、「小泉首相への批判・非難」を続けているマスコミ、ジャーナリスト、コメンテイターなどは、「利敵行為」を何とも思っていないのだろうか。「恥を知れ」と言いたい。
小泉首相の靖国神社公式参拝で日中関係がギクシャクしている最中、フィリピン南部ミンダナオ島の山中で元日本兵2人が発見されたという情報が、日本列島を駆けめぐった。終戦から60年もの長期、戦い続けたものと感動する。横井庄一元陸軍軍曹が昭和47年1月24日にグァム島のジャングルで救出され、昭和49年3月10日、小野田寛郎元陸軍少尉がフィリビンのルバング島で救出されて以来のことである。
横井庄一元陸軍軍曹が「恥ずかしながら帰ってまいりました」と語ったときの言葉や小野田寛郎元陸軍少尉が、ボロボロになった軍服と軍帽姿でかつての上官から「命令解除」を言い渡されて軍刀を返していた光景を思い出すといまでも涙腺が緩む。
元日本兵2人は、「軍法会議」により「銃殺刑」の判決を受けることをいまでも恐れているという。天皇陛下が軍人に与えた「戦陣訓」の「本訓 其の二」の「第八 名を惜しむ」の項の「呪縛力」の強さに改めて驚かされる。
「恥を知る者は強し。常に郷党家門の面目を思ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」
捕虜になることを恥と思う倫理観のない欧米の将兵には、およそ信じられないことであろう。
大東亜戦争中、「欧米列強からアジアを解放する」との大義名分を掲げた「聖戦」を信じて多くの将兵が、歓呼の声に送られて、勇ましく出兵した。
フィリピン、インドネシア、カンボジア、タイ、ベトナム、ビルマなどの戦地で、終戦を知らず、知っていてもなお「アジア解放」のために居残り各地での独立運動や反政府ゲリラなどに参加し、作戦指導をして戦った元日本兵は少なくなかったと言われている。
スカルノ大統領が行ったインドネシアの独立戦争では、元日本兵の多くが参戦して勝利に導き、北ベトナム軍に参加した元日本兵の多くはフランスの「侵略軍」とディエンウェンフーなどで戦い、フランスを撤退させるのに成功し、フランスの後を継いだアメリカ軍に対しても勇猛果敢に戦って北ベトナムを勝利に導くのに大きな貢献をしたという話もある。
彼らの大半は、決して「アジア侵略」を目的に出兵したのではなかったのである。戦後、無事復員を果たした将兵の多くに「侵略した」との意識がなく、むしろ「アジア解放軍」の誇りを持ち続けているのは、当然である。ベトナム戦争のときに起きた「ソンミ村事件」、すなわち村民虐殺という悲惨な出来事と同じような事件は、大東亜戦争のときも起きており、それが今日、「日本軍の侵略」と言われる原因にもなっていることを看過すべきではないけれど、欧米列強のような帝国主義と植民地主義とによる明らかな「アジア侵略」とは違うのである。
もっも、元日本兵のなかには、たとえば、シンガポールで手を合わせて命乞いをする母子をスパイと疑う上官の命令で、やむなくピストルにより射殺し、そのことをいまでも悔やみ罪悪感に苛まれ続けている人もおり、戦争の悲惨さを痛感させられる。
今回、元日本兵が発見されたミンダナオ島では、まだ元日本兵40数人がいると言われている。もちろん、フィリピンばかりでなくインドネシア、カンボジア、タイ、ベトナム、ビルマなども、現地に溶け込んでいる元日本兵は、相当数いるはずであり、日本政府、とくに厚生労働省は、実態把握に全力を上げるべきである。
「旧日本兵2人 比で生存」ミンダナオ島 引き揚げできず山岳に (産経新聞) - goo ニュース
森喜朗前首相が、中国や韓国の「靖国神社」や「歴史認識」「歴史教科書」を材料とする「外交攻勢」に対して、「なんだかんだといちゃもんをつけてくる」と強い不快感を示し、「反撃」にでる姿勢を見せたのは、痛快である。
森岡正宏厚生労働政務官が「中国に気遣いして、A級戦犯がいかにも悪い存在だという処理をされている」「国会では全会一致で、A級戦犯の遺族に年金をもらっていただいている。国内では罪人ではない。靖国神社にA級戦犯が祀られているのが悪いと言うのは、後世に禍根を残す」と吼え、中国・北京政府を批判した。
森岡政務官は、旧内務官僚出身の政治家で、「大東亜戦争肯定論者」として鳴らした奥野誠亮元法相の秘書を務めただけあって、師匠を彷彿とさせている。「もう我慢ならぬ」、「北京政府の言いたい放題勝手にさせていては日本人の自尊心が傷つく」という怒りの発言である。
もうそろそろ、我慢の限界ではないかと見ていたが、ようやく「反撃」に出始めたのである。
北京政府にいいようにされていては、中国共産党・北京政府の「世界制覇戦略」の餌食にされてしまう。人民解放軍を完全には掌握できていない胡錦濤国家主席以下の幹部たちは、いつ拘束されるかわからないという不安定な状態にあり、それゆえに、日本を悪者に仕立てて、人民解放軍の意識を日本に向けさせているとも観測されている。こんなことをされては、たまったものではない。胡錦濤国家主席以下幹部の命がどうなろうと日本にとってはどうでもよいことである。彼らの保身のために日本を犠牲にしないで欲しい。
そのことを知ってか知らずか、「小泉首相への批判・非難」を続けているマスコミ、ジャーナリスト、コメンテイターなどは、「利敵行為」を何とも思っていないのだろうか。「恥を知れ」と言いたい。
小泉首相の靖国神社公式参拝で日中関係がギクシャクしている最中、フィリピン南部ミンダナオ島の山中で元日本兵2人が発見されたという情報が、日本列島を駆けめぐった。終戦から60年もの長期、戦い続けたものと感動する。横井庄一元陸軍軍曹が昭和47年1月24日にグァム島のジャングルで救出され、昭和49年3月10日、小野田寛郎元陸軍少尉がフィリビンのルバング島で救出されて以来のことである。
横井庄一元陸軍軍曹が「恥ずかしながら帰ってまいりました」と語ったときの言葉や小野田寛郎元陸軍少尉が、ボロボロになった軍服と軍帽姿でかつての上官から「命令解除」を言い渡されて軍刀を返していた光景を思い出すといまでも涙腺が緩む。
元日本兵2人は、「軍法会議」により「銃殺刑」の判決を受けることをいまでも恐れているという。天皇陛下が軍人に与えた「戦陣訓」の「本訓 其の二」の「第八 名を惜しむ」の項の「呪縛力」の強さに改めて驚かされる。
「恥を知る者は強し。常に郷党家門の面目を思ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」
捕虜になることを恥と思う倫理観のない欧米の将兵には、およそ信じられないことであろう。
大東亜戦争中、「欧米列強からアジアを解放する」との大義名分を掲げた「聖戦」を信じて多くの将兵が、歓呼の声に送られて、勇ましく出兵した。
フィリピン、インドネシア、カンボジア、タイ、ベトナム、ビルマなどの戦地で、終戦を知らず、知っていてもなお「アジア解放」のために居残り各地での独立運動や反政府ゲリラなどに参加し、作戦指導をして戦った元日本兵は少なくなかったと言われている。
スカルノ大統領が行ったインドネシアの独立戦争では、元日本兵の多くが参戦して勝利に導き、北ベトナム軍に参加した元日本兵の多くはフランスの「侵略軍」とディエンウェンフーなどで戦い、フランスを撤退させるのに成功し、フランスの後を継いだアメリカ軍に対しても勇猛果敢に戦って北ベトナムを勝利に導くのに大きな貢献をしたという話もある。
彼らの大半は、決して「アジア侵略」を目的に出兵したのではなかったのである。戦後、無事復員を果たした将兵の多くに「侵略した」との意識がなく、むしろ「アジア解放軍」の誇りを持ち続けているのは、当然である。ベトナム戦争のときに起きた「ソンミ村事件」、すなわち村民虐殺という悲惨な出来事と同じような事件は、大東亜戦争のときも起きており、それが今日、「日本軍の侵略」と言われる原因にもなっていることを看過すべきではないけれど、欧米列強のような帝国主義と植民地主義とによる明らかな「アジア侵略」とは違うのである。
もっも、元日本兵のなかには、たとえば、シンガポールで手を合わせて命乞いをする母子をスパイと疑う上官の命令で、やむなくピストルにより射殺し、そのことをいまでも悔やみ罪悪感に苛まれ続けている人もおり、戦争の悲惨さを痛感させられる。
今回、元日本兵が発見されたミンダナオ島では、まだ元日本兵40数人がいると言われている。もちろん、フィリピンばかりでなくインドネシア、カンボジア、タイ、ベトナム、ビルマなども、現地に溶け込んでいる元日本兵は、相当数いるはずであり、日本政府、とくに厚生労働省は、実態把握に全力を上げるべきである。