Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

最強の組み合わせ餃子とビール@餃子の清ちゃん

2020-10-05 | そとごはん

予約数か月待ちの餃子の名店「清ちゃん」へ。
8月以来なので2か月待ちでした。以前なら最短でも4カ月待ちだったので、昨今のご時勢からなのか、かなり短縮されているような。

7人も入れば満席の狭小店舗なので、グループで行くとだいたい貸し切り状態。
この日は5人で。そのうち2人は「清ちゃん」に行くために、自分のお店を早じまいしてまで駆け付けました。「清ちゃん」は、それだけ魅力ある餃子とママさん。

メニューは餃子と瓶ビールだけ。
餃子と合わせるビールはなぜこんなにおいしいのか。最強のタッグです。

向こうに見えるのは、むかし懐かしいピンク電話。
店内にお客さんがいる時に電話が鳴っても、ママさん絶対に電話を取りません。
ピンク電話のリーン・リーン♪というわりにけたたましい鳴動音に「電話は3コールまで」が体に叩き込まれているサラリーマンとしては「かわりに電話とりましょうか???」と言いたくなるけど・・・ここは我慢、我慢。
いつか『清ちゃん』に行ってみたいと思ってる方は、営業時間帯の電話予約は諦めて、他の手段を模索してください。

ママさんが『キレイに焼けんかった・・・』と悔やんでいたひとさら。
どこが????これ最強のビジュアルでしょう。

いつもは3回くらい焼いてもらえるのですが、この日は18時予約で、19時には次の予約が入っていたので2回で終了。
餃子の後は、井村屋あずきバー→黒糖飴という「清ちゃん」のお約束デザートもこなして、18時55分には退店いたしました。

今月は、友達が誘ってくれたので、もう1回訪問できる予定。シアワセ。


ウナギが好きだったので@旬亭に紫川

2020-09-30 | そとごはん

結婚して何10年もたってから初めて知る事実(ただしかなり小さい)オットがウナギが好きだということ。

えぇぇーーーー????知らんかった、早く言ってよぉ~。

じゃ今度食べに行こうよ、ということになったものの、ウナギというのはだいたいお高いと相場は決まっているので、外で気軽にうなぎを食べるというものでもない。

 

そこで友達が女将をしている「旬亭に紫川」さんへ。某有名店より断然お安く安佐南価格。お味はokamiの保証付き。
自宅からは遠いので、ずっと行く行く詐欺を続けてきたけど、実家の父の誕生日のお祝いがてら、広島市の東の果てから安佐南区のお店まで。

 

「旬亭 に紫川」のホームページを見ていただくと、お店のコンセプトが赤裸々に記されてます。

「旬亭 に紫川」が得意なこと。なんといっても刺身ですって。
ホームページまんまですが、オーナー自ら市場に足を運び、自分の目で選んで捌いた刺身。うん!!さすがです。お魚が甘い。


オットが早速、注文したウナギのかば焼き。皮がぱりぱりで身はふっくら。スーパーで買うかば焼きとは別の食べ物。

 

その店の料理人の腕がわかるのが出汁巻きや煮物じゃないでしょうか←とokamiがホームページに書いているので。
鯛のアラ焚き。ホジホジと身をほじくり出すのが醍醐味なんですよね。
白身と醤油・砂糖の最強タッグを堪能しました。鯛の唇、けっこう分厚い。

ホームページで「なにげに得意」と書かれている揚げ物。なにげにって(笑)

その揚げ物、行っときましょう。イチジクの天ぷら。甘くてねっとり。これを塩で食す不思議な味わい。

ついにオット念願の鰻丼。
オットも父もほおばる、ほおばる。いつもは小食の父の食べっぷりにびっくり。一人暮らしが続いていから、誰かと食べるご飯は余計においしいんだろうな。

最後にオーナーがサービスで出してくださったデザート。いちじくと桃のコンポートにほの甘いソースがかかっていて、これめちゃおいしいんですけど。
ホームページでは「に紫川」の不得意なこととして、デザート苦手です、期待しないでくださいと堂々と明記してあります。

okamiが
あんまりはっきりスイーツ苦手って宣言したもんだから、オーナーの料理人魂に火が付いたんじゃないかな。
やれば出来るというプロ根性を見せつけられました。


もう満腹と言っていた87才の父がこのデザート2皿食べました。

ぬぁんと!!この日はokamiのお誕生日間近で、常連さんたちにハピバソングを歌ってもらって、ケーキもプレゼントされていたようです。

にぎやかだなとは感じたけど、誕生日だなんて夢にも思わず、完全にスルーした友達甲斐の無い女はワタシです。

あとでその時の様子をokamiのSNSを
読んで「え??その日、ワタシ居合わせたような・・・』と、数日後に気づくという鈍感ぶり。

そこは気づいて、手ぶらだけど「おめでとう」の一言くらいは言うべきだった。
okamiのTwitterで「ハピパソング完全スルーのイタッチ」って#つけられてました。

 

友達価格でとてもサービスしていただいたようで、ホントにごちそうさまでした。
全ての料理を一人で作り上げるオーナーの手際の良さと、たしかなお味。okamiの客あしらいのうまさといい、ホントに良いお店なので、安佐南区民のかた、どうぞご贔屓に。
ワタシごときが言わなくても、繁盛してらっしゃいますが。


地図が読めない3人で@Bottega del 29

2020-09-24 | そとごはん

このコロナ禍の中で、新規オープンする飲食店はすごい。
特に一定以上のお値段のお店なら、なおさら。腕に覚えがないとこのご時世、なかなかの勇気がいることじゃないかな。

「Bottega del 29」は、イタリアの2ツ星で修業されたシェフとのことで、7月のオープン以来、訪問のチャンスをうかがっていました。
こういうお店はやはり女性同士でないとね。それも味覚や経済観念が同じ方向性の人とでないと・・・・
「地図が読めない3人娘(娘って言うな???)」を自称しているtkakakoさんとくりちゃんと。
3人でドライブに出かけたらナビの指示通りに走ってもなぜか毎回迷うトリオ。

コースは8500円なのでちょっと初訪問には冒険過ぎるかな。ワタシ達の経済観念はその程度。アラカルトでいただくことに。

砂肝のコンフィ。砂肝がやわらか~い。

なんとかというチーズの焼いたの。ひとくちサイズなのでペロリ。

季節の魚のカルパッチョ。今日の魚はカツオ。
タタキだけがカツオじゃないよ!!!って教えてもらってる気がしました。戻り鰹の旨味がぎゅっと詰まってました。

幾多のSNSで絶賛されていたパスタ カチョペペ。
カチョ(チーズ)とペペ(ペッパー)だけの超シンプルなパスタは、シンプルなだけに難しいんだろうな。
これは塩加減、茹で加減が絶妙でないと。引き算の美学みたいな料理。

お肉自慢のお店なのにお肉食べずに、内臓系をチョイス。このトリッパのトマト煮込みが、この日の一番でした。
「うちのオリジナルのトマト煮込みです」って説明があったので、どれどれ???
ひとくち食べて柑橘の風味に・・・・これはオレンジ????
トリッパにオレンジとは、素人では出てこないアイデアですね。柑橘の爽快な香りがプンと立つ不思議な組み合わせでした。
美しいマダムの胸に輝く金の葡萄のバッチ。ソムリエールさんのようです。
フラスコみたいなガラス器具が出てきましたよ。空気攪拌用???
器具の用途と名前を知っていたのはtakako姉さんだけ。後の2人は「ほほぉ~???」しか言えない。

女性同士なら、違う種類を頼んでシェアするのがお約束。なのに1種類しか写真撮ってないんだけど・・・
これはチーズケーキ。スフレでもレアでもない不思議なフワフワ食感。

デートや記念日向けのおしゃれなお店なので、ワタシが次行くとしてても、オットと一緒に行くことは無さそうですが・・・
でも、隣の席には3人のサラリーマンらしき中年以上エイジがお食事されてました。
男性同士でこういうお店をチョイスって、なかなか珍しいけど、「これ美味しいですね」と言い合う姿はほほえましかったです。


かしまし娘の中に@大衆食い処 淀市

2020-09-22 | そとごはん

ワタシが勝手にホームと呼ぶ「大衆食い処 淀市」ですが・・・・常連と自称するには訪問回数が少ないながら、初回訪問時に、店内で貧血で倒れるという印象深い事件を起こしたワタシは、大将やママさんの記憶に強くインプットされたやっかいな客です。
料理のおいしさや、店内の気取りのなさ、大将、ママさんのお人柄など大好きなお店です。


ワタシの偏愛ぶりを聞いて「行ってみたい」というリクエストがあり、Keiちゃん、oamiとの【女三人かしまし娘】(娘って言うな)で出かけることに。
あとから和食店オーナーのokamiのダンナ様もご一緒することに。
大丈夫かしら・・・・????
ふぐ調理師の免許はお持ちの料理人さんなので、ふぐの毒をさばくのはお得意でしょうが、この年齢の女3人集まった時の毒って、男性一人で浴びるとわりと効くよ。

その日の女3人かしまし娘の話題といえば・・・・
世の多くの男性がマルチタスクが出来ない謎。
職場で機嫌の良し悪しを思いっきり体現するおじさんのめんどくささ。
などと、男性にはブの悪い話題で盛り上がりました。
その間、ビールを飲んでもいないのにokamiのダンナ様がトイレに立つ回数がとても多かったような???
そんな姿が可愛いダンナさまでした(笑)

「淀市」名物 イタ豆。なんでイタ豆っていう名前なの???ってママさんに尋ねたら・・・『わからない』という衝撃的なお返事。
炒めた豆だから???イタリアン風味だから???いまだ謎は解けず。

最近、気に入っているうなぎの肝串。案外コリリと弾力があります。

ピリ辛手羽先とか。焼きとうもろこしとか。

もひとつ「淀市」の名物で、絶対に注文する「焼きスパ」
見た目焼きそば。でも焼きそばにあらず。焼きスパゲッテイ。B級グルメグランプリに広島代表として推薦したいくらいです。

さんざん男性の一般的な欠点についての女性側意見を聞かされ続けたokamiのダンナ様が、いざ会計の段になるとサッとお札を出してお会計してくださいました。
まっ、なんてカッコイイ~。
ご馳走してもらったから言うわけじゃないけど・・・いやご馳走してもらったんだけど・・


食材尽きた「いなご会」@nats cafe & bal ikeya

2020-09-18 | そとごはん

半年ぶりの「いなご会」さすがにコロナには勝てずに長らく自粛中でした。

会場決めの際「ナッツアレルギーある人???」と尋ねたら「大好きです」という答えが返ってきたんだけど・・・それはアレルギーは無いということで解釈してよろしいかな???

すべての料理にナッツが入っているという噂の「nats cafe & bal ikeya」
お店のFacebookでのオーナーさんのやさぐれ具合が、けっこうツボ。ナッツ大好きだし、ロックオンしていたお店です。
LINEで予約したときに「大食い、妙齢女子5人で伺います」って軽くジャブ出しときました。
定番ポテトサラダにもナッツ。

チーズのオーブン焼きにもナッツ。

空心菜の卵とじみたいなのにもナッツ。

脇役のトッピングで収まらず、あろうことかナッツのから揚げ。メインに躍り出た。

揚げ物のメニューが、ナッツ唐揚げ・アボカドフリット・鶏唐揚げ・フライドポテトの4種類だったので・・・『この揚げ物メニュー全部ください』って頼んだら・・・若干オーナーさんが引いてました。
結局、アボカドの中身が傷んでて、フリットに出来ないとお断りがあり、揚げ物全制覇野望は果たせず。

鶏肉のから揚げにも、当然!!ナッツ。これ香ばしくて、すごくおいしかった。自宅でも再現してみよっと。

パスタは全2種類。トーゼン両方頼む。
名物らしきナポリタン。なにかを感じる、ただのケチャップやトマトだけじゃない、なにかが。
ダメ元でお尋ねしたら「かつおだし」って教えていただきました。酸味と柑橘のような爽快感の大人味。
あっ、もちろんこれにもナッツ。

気まぐれパスタは、明太子クリーム。ひつこいようですがナッツ。
麺はロングパスタでは珍しいねじねじのパスタ。

最後のデザートは、5人でフレンチトースト3皿。「3皿???」ってオーナーさんが注文復唱する声が裏返っていたような。
だから、「大食い5人で伺います」って前振りしてたじゃない。

フレンチトースト1皿全部食べたいというokamiのリクエストに「どーぞ、どーぞ」と応じる残り4人。
okamiはむかしPTA役員の懇親会で「あなただけたくさん食べたから、みんなより2000円多く出してください」って幹事に請求されたことがあるというだけのことはある。
そういう正義感をふりまわす人、PTA役員に必ずいますね。

のちほど、お店のオーナーさんのInstagram見たら・・・・
#食材尽きた
#どうせ暇やろと思ってた
#まさかの大どんでん返し
#週末より忙しかった(この日は水曜日でした)
#いやぁ、でもほんとにありがとうございます(笑)

って、書き連ねてありました。
このコロナ禍下の飲食店さんで、食材尽きるまで貢献出来て「いなご会」も本望です。
これでフルメンバーじゃないって、オーナーさん知る由もないだろうが。


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