酒都 西条(=広島県東広島市)の酒まつりに、初めて行って来ました。
賀茂鶴、西条鶴、白牡丹、亀齢とかの広島の酒造所の蔵や工場が、年に1度開放されるんです。
新酒が出来たことを知らせる杉の玉が蔵にかかっている。なんか風情があるでしょう。
時代を感じさせる太くて黒い梁や、白壁がノスタルジック。
酒造りに使う甑(コシキ)。人間の身長と比べてみて大きいこと。
今は銀行員だけど、もともとは酒屋の血を引くダンナさん(義母は酒屋の長女)は、小学校まで、義母の実家に住んでいた時のおやつは魚肉ソーセージだの、チーズ鱈で、昭和40年代頃までは、酒屋の店内の土間で、近所の人がお勤め帰りに、みんな立飲みしていて、『オッ、お帰りっ』とか声をかけてくるような生活をしていたらしい。
いわば筋金入りにお酒を愛するダンナさんは、かねてより酒まつりに行ってみたくて仕方が無かったんだって。
今回、ご近所のファミリーに誘ってもらって、念願の会場入り。
蔵から蔵へと試飲コーナーを次々回っては、また次の蔵へ。
破顔一笑とはまさにこのことかと言うくらいに、ず~と笑っておりました
酒まつりとは、つまり町全体が有料、無料の日本酒試飲コーナーだの立ち呑み処に姿を変えるようなもので、酔いつぶれて、路上の甕の前で眠り込んでいる人なんかもちらほら。
路上に横たわったそんな人をジッ・・・と見ながら、うちのダンナさんは『ああいう風に酔いつぶれてそのまま死んでいけたら本望かも・・・』と、不謹慎なことを楽しそうにつぶやいておりました。
見かけによらず下戸の私は、大吟醸ジェラートを食べて、大満足
参加中です。よろしくお願いします