Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

プチ同窓会は味よし、コスパ良しの@小出家

2019-11-06 | そとごはん

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幹事持ち回りで3カ月毎に定期開催している高校のプチ同窓会。おかげさまでもう何年も続いています。
7人もいれば、人生いろいろ。子育て真っ最中の人もいれば、孫持ちもいれば独身も。
今回の会場は地蔵通りの古い雑居ビルの2階の「小出家」で4000円のコース。
外観も含め、店内もいかにも大衆居酒屋風ですが・・・・
食べログを見たらスコアがえらい高い。4.5どころか5.0をつけている人もいる(驚)
実際、素晴らしいお料理でした。
いかにもおふくろの味ふうな居酒屋のたたずまいと、出てくるお料理とのギャップにおののく。

調理はほぼ一人でされているので、ゆっくり丁寧。少々時間がかかりますが・・・・7人の大所帯での女子会なので、おしゃべりしてればゼンゼン大丈夫。

生ビールはこんな陶器のマグで。生ビールのハーフを頼むと、このマグに半分だけ注ぐというワザ(笑)を見せてもらいました。ほぼ2/3以上注いである。
前菜盛り合わせの繊細さと、多彩さときたら。唸る。
時計回りに右上から。①豆のマリネ②紫芋の煮こごり③栗のムース④柿とザクロの白和⑤白子豆腐(!!)⑥もち麦とキノコのゼリー寄せ。真ん中はサラダ大根とラディッシュのタプナード。
どれもすごーーくおいしかった。中でも栗のムースは手間がかかってるなぁ、というのがひとくちでわかる。
お造りは天然真鯛と〆鯖。鯛はねっとり。昆布〆でもないのに甘い。すごく素材がいいのだとわかります。
〆鯖はキラキラ。

続いて焼き魚はサーモンのムニエル。さつま芋の茎のキンピラもトッピング。紅白のサラダ蕪には自家製柚子ジャム。これもうフレンチでしょ。居酒屋料理じゃないっしょ。
続いて魚介。牡蠣と餅の天ぷら。このお皿の形の独特なこと。
お餅がアツアツで飛び出し注意。
ソースは味噌風味。真ん中の超二等辺三角形のオレンジ色のものは、ミモレットチーズ。牡蠣と餅と味噌とミモレット。なんとユニークな組み合わせ。
いろいろ野菜のグリル。
野菜がいろいろ過ぎて、箸が止まりません。
レンコン、じゃが芋、ブロッコリー、さつま芋、トマトに蕪。いんげんにサラダ大根、ラディッシュもあったかな。ざっと10種類くらい。
椀物はあんかけ料理。しかも松茸真薯とな!!!!
これ4000円のコースですよ、それでいてこんな品数と手間。しかも松茸ですと。
元は取れるのか?利益は出るのか????
真薯のほかに、生麩も浮かんでました。ホント大丈夫???こんなに食材を奮発して。
〆のご飯もの。
たったいま掻き立ての鰹節で猫まんま。鰹節の香りがぁーーーーー広がるぅ~

シジミのお味噌汁と自家製ぬか漬けもつきましたが、このぬか床は何年ものなの???と聞きたいくらい、深いふかぁーーい糠の風味がしました。やられた。
店内は調理人さんと若い娘さんの2人だけ。厳しめに指示が飛んでいたから、バイトさんじゃないな、父娘かな?・・・とおもったら・・・・違った。修業中の女性料理人だそうです。
ここのお店で修業した人は、すでに5人独立してお店をオープンさせているんですって。そういうかた達が修業されるお店みたいです。

冒頭にもどりますが、このコース4000円です!!
なんというコスパの良さ。なんというクオリティの高さ。
4000円でこの料理が食べられるなんて!!そりゃあ食べログが高スコアにもなりましょうよ。納得。
今まで訪れたことが無い自分を責めたいくらいです。絶対にリピしたいお店でした。


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