京都博物館で琳派展を堪能したあと、待ち合わせのお店「蕎麦懐石 澤正」へ歩いて向かいました。
迷子になりそうだったので、博物館前にあるハイアットリージェンシー京都のコンシェルジュに、道を尋ねたら・・・・・もうカ・ン・ペ・キ。立ち居振る舞いから気配りから、フェイスまで。これぞ一流ホテルマンというイケメンぶりに、メロメロになりました。
ここのレストランTHE GRILLのランチも美味しかったなぁ~。宿泊はお高いから、ムリだけど。
「蕎麦懐石 澤正」は、住宅街なのにちょっとした森のような緑深い場所にある。古民家をリノベせず、そのままお店にしている風情のある建物。窓の外に、青々とした竹林が広がっていました。
本日のメニューはこちら。八寸から、最後のデザートまで、工夫のある美しい蕎麦料理が、素晴らしい器で提供されました。
前菜。7種類も乗っています。紫芋のスープ、おひたし、白あえ・・・・など。すべての皿の風味が違っていたのが素晴らしい。甘いもの、酸っぱいもの、スパイシーなもの、と味と食感に変化が。
温鉢は、小玉葱と大根と鶏肉の炊いたのに、蕎麦の餡がかかって、その上にクリームチーズソース。餡があつあつ、トロトロ。
変わり更級そばの小鉢。新そばを胡麻ダレで和えて、ラディッシュと大根のマリネをトッピング。蕎麦、ウマッと思ったけど、これは序章に過ぎなかった。
焼き物。味噌漬けの豚肉に、柿と野菜のサラダ仕立て。サッパリして、シャキシャキして、柿はねっとり、と色々な食感を一皿で楽しめました。
出た!!出た!!手打ちの二八新そば。
ザルとカケのどちらがお奨めか??をお聞きしたら、新蕎麦なので、「ぜひザルで。」とのこと。実際のお蕎麦は、ザルには乗ってなくて、こんな備前焼みたいな重いお皿で出てきたけど・・・・・・
この蕎麦のビュテホォーーーなこと!!
切り口がカチとして、キリリとしまって、ほんとぉ~に、美味でした。
「スリランカのお塩でお召し上がりください。」と、お塩を出され、『お塩???』と、面食らいましたが、これがもう、美味しいのなんのって!!
ためしに、おつゆにもつけてみましたが、おつゆの醤油風味が邪魔に感じるほど。ネギもワサビも、大根おろしも、一切の薬味を使いませんでした。
蕎麦+塩のシンプル・イズ・ベスト。日本人で良かったぁ~。
お蕎麦に最もあうお塩をいろいろ試して、スリランカの塩に出会ったそうです。
蕎麦で〆かと思ったら、飯ものも出てきた。蕎麦の実の入った炊き込みご飯。ほんのちょっぴりですが、このちょっぴりが嬉しい。
最後のデザートも、蕎麦で締め括り。蕎麦のカスタードクリームのかかった蕎麦の胡桃餅に、そば煎餅を添えて。
もともと蕎麦にそれほど思い入れはなかったのだけど、蕎麦だけで、こんなに多彩なラインナップを提供できるなんて!!料理人の工夫と、異素材との合わせ方が斬新で、感心しました。
店員さんも、店主さんも、いわゆるはんなり系。提供のタイミングが絶妙、お料理の説明はコンパクトで、質問には丁寧に答える、お客への気遣いの言葉かけが心に響く、なかなか出来ない接客でした。さすが京都の名店。
おそるべし、京都、奥が深い。久しぶりの京都は、駆け足でしたが、やっぱりいいなぁ~、と久々に京都LOVEがうずきました。
京都に1ヵ月くらいの長逗留して、あちこち巡りたい、というのが、残りの人生の夢のひとつでもあります。
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素材を活かすお料理だな~と
思います
昨日「食わず嫌い」に出てたヒュージャックマンも
日本食が一番好きだと言ってましたからね~
塩で食べるなんて(@_@)
さすが京都のお蕎麦屋さん!
次回京都に行くことがあれば
行ってみたいです!φ(..)メモメモ
彼については、チョッと両目の間隔が広いのが、気になる。
塩で食べるお蕎麦ってスゴいでしょ!
素材で勝負、って感じ。自信の現れですね。
北欧帰りのかたには、さぞや美味しそうに見えたことてしょう?
T子姉さんからの京都へのお誘いを待ちましょう。ご一緒します。
もしそうなってもサンガでなくサンフレッチェを応援して下さいね。
もちろんサンフレッチェに限らず、ドラゴンフライだって応援しますよ。