先日、落語家の春風亭 一之輔 独演会に「地図は読めないが空気は読めるオンナ」3人組みで出掛けた時のことです。
独演会の開演は19時からということは、終演後にゆっくり飲んでる時間は無いね・・・う~んじゃあ、開演前だね。
・・・・ということで、15時半に集合した場所は「スパイスと酒 山椒魚」
最近、広島の酒飲みたちの間でざわついてるこのお店。2度目の訪問です。
この日もカウンターに「俺、酒のウマイ店の店主とはたいてい友達ですよ」的なお兄さんがひとりでやって来て「どこで修業したのか」とか「仕入れはどこからか」とかお店の姉妹を質問攻めにしてました。
意識高い系の酒飲みは、めんどくせえWWW
でも、ざわつくのはわかる。
このワンダーランド的なメニューを見るだけで「どんなんだろう???」と俄然テンション上がります。
ご一緒した健全な昼のみ仲間のくりちゃん、takakoさんに、絶対食べて欲しかったのが、山椒ポテサラ。
印判のお皿がどれも趣があるので、ポテサラを遠景で撮ってみました。
ネパールの水餃子 モモ。複雑なスパイスの香りとモチモチの皮。これ、はまります。
モモ以上にはまったのが、自家製レモンサワー。文句なしに絶品!!
サラリーマン生活が長いので「とりあえずビール」を長年やってきたけど、これからはもうやめるぞ、とワタクシに決意させた爽快なレモンサワーです。
病後のくりちゃんに「おかわりしないなんて、らしくないよ。呑んでみて、呑んでみて」と無理強いしたネパールのラム酒。
蒸し鶏のふきのとうソース。蕗の薹のあの苦味がたまらんです。この味、大人にしか食べさせたくない。
ところで「蕗の薹」って、ふきの赤ちゃんだって知ってました????
ワタクシ、知りませんでした(爆)「だから蕗の薹って言うんだ!!」と当たり前のことに驚いていたら、ふきのとう収穫し放題な環境に住むお二人に「都会っ子」と認められました。
真打ち登場。フィッシュヘッドカリー。
「フィッシュヘッド=魚の頭????」ハイそのまんま。鯛の頭部がドーン!!骨までしゃぶり尽くせ・・てか。
癖が強いお料理ばかりなので、誰にでもウェルカムというわけにはいかないけど・・・他では味わえない独創性。
スパイスって凝り出したらキリがない。そんなスパイスの沼にどっぷりはまったお料理の数々に、惚れ惚れします。
やっぱりポテサラよね!
今の季節だから蕗の薹のソースがでるんでしょうね~
てか,「ふきのとう」と「ふき」って別だと思っとったん??
「あーーた,蕗の薹と蕗は同じ植物に決まってるじゃないのよ」ってデヴィ夫人なら言うね(笑)
ラム酒も独特な香りでしたが、2杯目にはちょうどよいお酒でしたよ。笑
我が家のふきのとうは野性味あふれておりますので、本当に苦いです。でも美味しい、でも苦い!笑
まさに冬眠から目覚める苦さなのですよ( ゚Д゚)
他にも色々食べましたが、何を使っているのかがわからないまま。スパイスは奥が深い。
蕗の薹って、あれが成長した姿かとおもってました。そういやぁフキじゃん!って。
これはデヴィ夫人も知らないと思うよ。
得体の知れない味付けが、奥深いですよね。
ラムも、ネパール産ですから、天空の味がしそう。2杯で〆だなんて、らしくない(笑)
蕗の薹のあの苦味がたまらんですよね、苦味が美味しいと感じられる大人になれてよかった。