先週、長女と2人で京都旅行。
今回の目的は、雑貨店巡り。神社仏閣巡りも観光地巡りもナッシングで。でも美味しいものは外せません。
その中でも一番の目的はザ・リッツカールトン京都でのアフタヌーンティ。
リッツカールトン京都のアフタヌーンティーのスイーツは、すべて館内のピエール・エルメ・ブティックのもの。それだけで食べる前から、すでに満足した気分。単純ですな。
和を意識したロビーサロンのインテリア。
みるからに裕福そうなマダムたちが談笑する中、少々場違い感のあるワタクシ達親娘です。
糊がピンと効いた真っ白いリネン。ピカピカのカトラリー。非日常だわぁ。
まずは紅茶類と軽食5種盛りから。
春キャベツと桜エビのオムレツにキャビアをトッピングしたサンドイッチと、ローストビーフとグリーンアスパラの桜味噌サンドイッチ。
ブリオッシュに乗っているのはフォアグラムースとグリオットチェリー。
ポテトサラダ入りのパンケーキの上に、サーモンタルタル。そして春菊とズワイ蟹のキッシュ。
フォアグラ、キャビア、ずわい蟹・・・・日頃、馴染みの無い食材を説明されて『はぁ』としかうなずけないけど・・・感想は、もうひとこと『絶妙』だけ。
なにを食べても『絶妙』としか表現できない。ボキャブラリーが乏しいと思われてもいい。
素材ひとつひとつがちゃんと感じられて、それでいてバランスがとれている。美味しいのひとことに尽きます。
ブリオッシュなど、ねっとりフォアグラと濃密な甘さのチェリーとの濃厚コンビなのに、これが全然むつこくない。感動ものでした。
出た、出た!!コレコレ!!アフタヌーンテイーといえば、金ぴかのこのタワーですよね。
これが出てきた途端に『わぁ~』とテンションMAXになった一般ヒーポー母娘。
いちばん上はスコーン2種類。いままで食べたスコーンのなかで、一番美味しかったです。
プチスイーツはピエール・エルメ。
ピンクのマスカルポーネのムースのなかには、ライチとラズベリーソース。奥はオペラは何層にもチョコが重なってザ・濃厚。
苺の乗ったシューアラクレームに、ざくざくのナッツとミルクチョコのケーキ。
ひとつのケーキにもっともっとたくさんの風味が入ってるのですがとても覚えきれないのでメニュー表をどうぞ。
どれも、ものすごく手が込んで繊細。パティシエのワザに見惚れました。
ハイクオリティな4種類のケーキを食べると、さすがに満腹。
『これが人生最後のアフタヌーンテイーになってもいいわ』・・・と言い合っていたら・・・・そこに絶妙なタイミングで(ここでも絶妙表現)『最期のデザートお持ちしました。』
えぇぇぇぇ~!!!まだあったのか!!
キャラメルのマカロンにタルト。やっぱりこれも絶妙。
このタイミングでお茶のチェンジ。事前にチョイスしていたバニラクリーム入りのフレーバーのついたコーヒーと、ピエールエルメのホットチョコレート。
かなり濃厚なスイーツを6種類も食べたあとなのに、ドリンクまで甘~い系にしてしまった。今日はスイーツ三昧だから、まっ、いっか。
ホットチョコレートが濃厚すぎて『液状じゃないでしょ、コレ』みたいにドロリ。胃袋がチョコで満たされる感じ。
アフタヌーンテイーなら手が届く範囲のお値段。エグゼクティブホテルならではの丁重なサービスにもてなされて、日常を忘れ夢のような気分になれました。
鴨川のすぐそばで、京都テイストを感じつつ、今回の京都観光のメインイベントになったアフタヌーンティーでした。