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21歳でアイドルグループ卒業、歌舞伎町で選んだセカンドキャリア

2020年03月13日 22時59分19秒 | 文化と芸能
21歳でアイドルグループ卒業、歌舞伎町で選んだセカンドキャリア



現在、“アイドル”と呼ばれる女のコは全国に数百、いや、数千人は存在すると言われている。しかし、どれだけ人気を得てもアイドルでいられる期間は限られている。そこで、だれもが直面するのがセカンドキャリアをどうするべきか。一般企業で働く人もいれば、結婚して主婦になる人もいる。アイドルにとって、その後の生き方については悩ましい問題である。 



1月11日までアイドルグループ「イケてるハーツ」のメンバーとして活躍していた越智りんかさん(芸名・越智かりん)


 新宿・歌舞伎町のさくら通りから路地裏に入ると、そこには2月にオープンしたばかりのダーツバー「SEKAIDE1BAR」がある。店長を務めているのは、越智りんかさん(21歳)。つい先日まで“越智かりん”という芸名で活躍した元アイドルである。  彼女は人気アイドルユニット「イケてるハーツ」の初期メンバーとして、2020年1月11日に卒業するまで5年半、1953日に渡って活動してきた。とはいえ、まだ21歳。アイドルとしてはあまりにも若くして引退したようにも思えるが……。越智さんが、なぜアイドルを辞めて店を開いたのか。その裏側を聞いた。 

高校時代、ヤンキーからアイドルへ転身
 小柄で愛くるしいアイドル然とした見た目の越智さん。だが、彼女がアイドルを目指した理由はあまりにも意外なものだった。 「私、いまだから言えるけど、昔は結構ヤンチャだったんです。いわゆる元ヤンですね(笑)。地元は割と荒れている地域だったので、中学1~2年生の頃はまわりと同じように遊んでいましたね。ただ、そんな生活にも飽きてしまって。それに、このまま一生遊び続けるわけにもいかないだろうなって。そんなことを思いながら受験シーズンに突入したんです」  



現在の越智さんからは元ヤンだった姿が全く想像がつかない。無事に受験が終わった時に、「次に何をやろうか」と頭に浮かんだのがアイドルだった。実は、それを後押ししたのが母親だったという。 「小さい頃から人前に出ることや、人を喜ばすことが大好きでした。高校入学も決まったし、『アイドルをやってみたいな』ってママに言ったら、すごい乗り気で。『ここなんか良いんじゃない?』って見つけてきてくれたのが、私が所属していた事務所のオーディションでした」 


 越智さんは見事、「Stand-Up! 研究生オーディション」に合格。高校1年生の5月から22人のメンバーに選ばれた。念願のアイドル活動だったが、軌道に乗るまでは時間を要した。 「9月にライブデビューはしたけど、いつになったらきちんと“ユニット”として活動できるのか。先行きが見えない不安のなかで、たくさんの子が辞めていきました。諦めて他のユニットを探すという選択肢もあったけど、とにかく続けることが大事だなって。いつか表に出れるだろうと、信じてやるしかないって。そして、高2でやっと『イケてるハーツ』としてデビュー出来た時は、本当に続けて良かったと思いました」 
青春の全てを捧げて夢のステージへ



アイドルグループ「イケてるハーツ」のメンバーとして活動(提供写真)
 全日制の高校に通いつつ、アイドル活動にも手も抜かなかった。デビュー曲のリリースイベントは9日連続。それでも「絶対に休みたくなかった」と彼女は言う。 「毎日朝から学校で、放課後はライブやレッスン。修学旅行にも行ってません。もちろん、運営に言えば休めたと思うけど、ちょうどレコーディングの時期と被ってしまって。私にとってはアイドル活動が大事だったので、レコーディングを優先しました。  せっかくここまで頑張ってきたのに、休んで歌割り(※自分が歌うパート)がもらえなかったら……って考えたら、休むという選択肢はありませんでした」  その後、ユニットは徐々に知名度をあげ、テレビやラジオに多数出演。全国のライブハウスや海外でも公演を行った。  

そんななか、越智さんは2020年1月、全力で取り組んできたアイドル活動を引退。だが、若干21歳。ユニットを抜けても、アイドルを続けるという道もあったのではないだろうか。 「後悔がないって言ったら、それは嘘になります。もっと売れたかったし、アイドルとして叶えられなかったこともある。でも、そんなことは卒業ライブで全部忘れましたね。嫌なことは全て消え、結果的にアイドルだった期間の全部が楽しかったなって。5年半、まるっと同じグループで活動できたことが本当に良かった」  

アイドルの“越智かりん”として迎えた卒業ライブ。場所は新宿・歌舞伎町のド真ん中にあるライブハウス「新宿BLAZE」。オールスタンディングで約800人の収容規模。ここでライブをすることが、彼女の目標のひとつだったのだ。


新宿で卒業して、新宿で再スタート
 越智さんはアイドル卒業後、間髪入れずに店を開いたが、実はユニット在籍中から「新宿で卒業して、新宿で再スタートする」と決意していた。 「ずっとアイドルとして突っ走ってきたけど、1~2年前から今後について考えるようになりました。後輩も育ってきたし。私のママが地元で小料理屋をやっているのですが、たくさんの常連客がいて。それはつまり、自分にとってもお客さんにとっても“居場所がある”ってことなんです。すごい素敵なことだなって、尊敬していました。そんななかで、漠然と『いつか自分も店をやりたいな』って思いがあったんです」  

そして、いざ「自分で店をやる」と決心してからはすぐに動いた。1年前には食品衛生責任者の資格も取っていたという。しばらく空いているテナントが見つからずにいたが、絶対に新宿、歌舞伎町でやると決めていたそうだ。 「日本で一番盛り上がっている街で勝負したいなって。場所柄、来にくいと感じる人もいるんですが、うちはとにかくアットホームなんです。チャージは500円のみ(フリータイム)だし、カラオケもタダで、ダーツは1回100円。“ダーツバー”という形態にしたのは、お客さんも含めてみんなが仲良くなれるかなって。いい意味でみんなを巻き込んで楽しめるじゃないですか」 
店内にはダーツが設置されている


 壁やテーブルなど、随所のビタミンイエローが印象的な店内には、彼女なりのこだわりがある。この色は「イケてるハーツ」時代の越智さんのイメージカラーだ。店名の「SEKAIDE 1 BAR」にも由来がある。 「私のキャッチフレーズが“世界で一番越智かりん”だったんです。歌舞伎町のバーで一番になりたい。店の知名度もどんどんあげていきたいし、売上もあげていきたい。毎日ビタミンイエローの壁を見て、頑張らなきゃって思いを強くする。やっぱり、アイドルの越智かりんがあったからこその今なんです」 


慣れた手つきでドリンクをつくる越智さん



 越智さんは従業員のことを“選手”と呼ぶ。 「従業員っていうと何だか味気ないじゃないですか。店の名前が“SEKAIDE1BAR”だから、一緒に戦う仲間って意味も込めて選手なんです。これは徹底していて、真面目なミーティングの時にも選手って呼びます」  開店して1か月。日々新鮮で楽しいと話すが、当初は不安がないわけでもなかった。 「一緒に卒業したメンバーや、高校時代の友人が働いてくれているんですけど、何かあった時に怒ったら嫌われないか……そんな不安はありましたね。でも、だんだんひとつにまとまってきている。今は、選手たちが可愛くてたまらないんです。私という人間と一緒に働きたいと思ってくれた人は、絶対に大事にしたいと常に思っています」  

終始ニコニコと店について語る越智さん。 「私が店長ですが、自分が主役だとは思っていません。選手たちもお客さんもみんなが主役の店にしたいなって。お客さんもお客さんというよりは、一緒に楽しめる仲間って感覚ですね。みんなが主役でみんなが仲間。お店がもう少し落ち着いてきたら、店休日にみんなでBBQしたりキャンプに行ったりしたいなって」  

小さなカラダで大きな野望を持つ彼女の店が、歌舞伎町を盛り上げる日はそう遠くないのかもしれない。


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ギリシャ国内の聖火リレー中止

2020年03月13日 22時48分55秒 | 社会のことなど
ギリシャ国内の聖火リレー中止

>なんか、中止が現実味を帯びてきましたね。


【アテネ共同】ギリシャ・オリンピック委員会(HOC)は13日、同国内で12日に始まった東京五輪の聖火リレー中止を発表した。新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中で多くの観客が沿道に集まり、危険性が高いと判断した。保健当局や国際オリンピック委員会(IOC)と協議して決まった。

 19日のアテネでの引き継ぎ式は無観客で実施する。聖火は20日に専用機で航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)に到着し、26日の福島県出発から7月24日の開幕まで121日間で47都道府県を回る計画。

 ギリシャ国内のリレーは19日までの8日間で各地の名所旧跡を巡る予定だった。


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保護したものの親からは「捨ててきなさい」と怒られ…女子高生の通学カバンの中に隠されていた子猫

2020年03月13日 18時48分44秒 | いろいろな出来事
保護したものの親からは「捨ててきなさい」と怒られ…女子高生の通学カバンの中に隠されていた子猫


女子高生が1匹の子猫を保護したが、それを知った親が激怒。捨ててきなさいと言われたが、通学カバンの中に隠していた。たまたま猫好きの近藤さんの息子さんが発見した。

【写真】大きくなっても…袋の中がお気に入りです

■連れて帰ると激怒

愛知県に住む近藤さんの息子さんは、家を出て静岡県にある高校に通っていた。2015年6月、「息子から突然連絡があって、うちで猫を飼ってくれないかと言われたんです」。

後輩の女の子が、家の近くの空き地で子猫を1匹保護したが、連れ帰ると母親は怒って「捨ててきなさい」と言われたのだという。女の子は、子猫を捨てることもできず、通学用のカバンの中にペットシーツを敷いて飼っていた。ミルクやごはんは与えていなかった。近藤さんの息子さんが子猫に気づいて、クラスで引き取ってくれる人を探したが見つからなかった。

近藤さんは、子猫をすぐにでも迎えに行きたかったが、そういうわけにもいかず、週末まで女の子の家で預かってもらった。女の子は両親に隠していたが、見つかってしまって怒られた。翌日の土曜日には近藤さんが来てくれる予定だったので、なんとか許してもらえた。ただ、両親はノータッチという約束で、子猫用のミルクやごはんは買ってもらえなかった。子猫も絶対に見せるなと言われたそうだ。

■優しいお兄さんとお姉さん猫

近藤さんは、息子さんの寮の近くで女の子と待ち合わせ、子猫を引き取った。少なくとも数日間ごはんもミルクも口にすることのなかった子猫は、だいぶ衰弱していた。獣医さんに診せると「生後1カ月くらいだが、身体の大きさは普通の子より小さいね」と言われた。

「ミルクをあげてみましたが、あまり飲まず。最初はキャットフードを嫌がりましたが、お腹がすいていたのか、ガツガツ食べてくれました」

名前はランちゃんにした。

近藤さんは、ショコラちゃんとエイトくんという2匹の猫を飼っていたので、ランちゃんとの相性が心配だった。ショコラちゃんは怖がりなので、ランちゃんが近づくと威嚇した。エイトくんがランちゃんを守るように寄り添っていたので攻撃してくることはなかったという。2日間もするとショコラちゃんもランちゃんを受け入れた。

一度、エイトくんの首輪がランちゃんの口にはまって取れなくなった時、そばにいたらショコラちゃんが取ってあげて、血のついた口の周りをなめてあげたこともある。

■末っ子は甘えん坊

ランちゃんは、通学カバンの中に閉じ込められていたので警戒心が強かったが、なれてきたら甘えん坊になった。

「ごはんやお水を手のひらからもらうのが好きなんです。そばに人がいると、名前を呼んで、水を飲ませて、ごはんを食べさせて…と、いつも何か要求しています」

近藤家の猫は、みんなおっとりした性格。

「猫ってこんなに可愛かったんだと思いました。懐かないと聞いていましたが、すごく甘えるし、聞き分けがいい。ごはんの時にお手とおかわりを教えたら、2、3回で覚えました。ランは、エイトとショコラを見て覚えました」

 小柄なランちゃんをショコラちゃんとエイトくんは、末っ子だと思っているようで、自分が近藤さんの膝に乗って甘えたくても、ランちゃんに譲ってあげている


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【IOC】バッハ会長「五輪 WHOから中止を求められたら開催断念

2020年03月13日 18時23分17秒 | 社会のことなど
IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は12日、ドイツのテレビ局のインタビューの中で、東京オリンピックの予定どおりの開催を目指していると強調した一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、WHO=世界保健機関から大会の中止を求められた場合は、開催を断念せざるをえないという考え方を示しました。



IOCのバッハ会長は12日、地元ドイツの公共放送ARDの番組に出演しました。

この中でバッハ会長は、東京オリンピックについて「7月24日に開会式ができるよう全力で取り組むととともに、アスリートたちが万全な準備をできるよう、あらゆる手を尽くし大会を成功させたい」と述べ、予定どおりの開催を目指していると強調しました。

また、感染が拡大している新型コロナウイルスの問題に対応するため先月中旬、WHOなどと対策チームを立ち上げたことについても触れ「週7日、24時間態勢で状況を注視している」と述べました。

一方、インタビュアーから、WHOに大会の中止を求められた場合の対応について聞かれたバッハ会長は「WHOの助言に従う」と答え、そのときは開催を断念せざるをえないという考え方を示しました。

東京オリンピックをめぐっては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響が懸念される中、聖火リレーが12日からギリシャで始まり、聖火は、20日に日本に到着する予定となっています。

2020年3月13日 17時25分




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新型コロナウイルスと季節性インフルエンザは別の物

2020年03月13日 13時46分59秒 | 医療のこと
新型コロナウイルスと季節性インフルエンザは別の物


AFP=時事】筋肉や節々の痛み、のどの痛み、発熱──症状が似ているため新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)と季節性インフルエンザは同じようなものだと感じる人もいるかもしれない。だが専門家らは11日、両者は全く別の物だとあらためて強調している。

【図解】現在の感染者・死者数(13日午前2時時点) 
■致死率
 
 COVID-19と確認された患者の致死率は3.5%前後だと判明している。
 
 感染していても気付かないケースが多い可能性があることも考えると、COVID-19の実際の致死率はこれよりも低いとは思われるが、季節性インフルエンザの致死率0.1%に比べると著しく高い。
 
 また、COVID-19の致死率は平均2%前後で、現在流行している季節性インフルエンザ株の約20倍だとする専門家もいる。
 
■重症患者
 
 だがCOVID-19の本当の脅威は、その死者数ではない可能性が高い。専門家らによると本当の脅威は、入院を必要とする患者数が増えすぎ、医療システムが容易に崩壊する恐れがあることだという。
 
 今回の流行の発生源である中国で感染が確認された新型コロナウイルス感染者4万5000人を分析したところ、死亡した患者の大半が高齢者で、80歳以上の致死率が14.8%であることが明らかになった。
 
 だが中国の別の研究は、重症化した患者の41%が50歳未満だったのに対し、27%が65歳以上だったことを示している。
 
■感染力
 
 感染症専門家らは、新型コロナウイルス感染者1人から2~3人の別の人にうつっていると推定している。一方、季節性インフルエンザは通常1.3人となっている。
■ワクチンと治療法
 
 仏保健当局のジェローム・サロモン(Jerome Salomon)氏によると、人間はインフルエンザと100年以上共生している。インフルエンザについてはその間に研究が進んできた。
 
 COVID-19については、ワクチンや確実に効果があると証明された治療法がないことが、季節性インフルエンザとの最大の違いといえる。


抗レトロウイルス薬の重症患者への投与や、一部の実験的治療など臨床試験で有望な結果が出ているものもあるが、一般に行うにはサンプルサイズが小さすぎる。 
 世界中の大勢の科学者がCOVID-19のワクチン開発に懸命に取り組んでいるが、開発には数か月が必要で、現在の流行には間に合わない可能性が高い。
 
■類似点
 
 だが、COVID-19にはインフルエンザと共通する特徴もある。握手を避ける、せっけんと水で頻繁に手を洗う、手で顔を触らない、症状があるときはマスクをするなど、感染スピードを遅らせるために個々人でできる対策があることだ。
 
 このような対策によって、インフルエンザや胃腸炎、その他の感染症と同様、新たな感染を抑えることができる。
 
 仏保健当局によると、トイレの後に必ず手を洗う人は10人に2人にすぎないという。また「せきやくしゃみをする時に、ひじやティッシュで口を覆う人は42%のみだ」。


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