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トランプ氏企業を捜査 「広範囲の犯罪」示唆 NY検察

2020年08月04日 22時45分39秒 | 事件と事故
【ワシントン時事】米ニューヨークのマンハッタン地区検察は3日、トランプ大統領が所有する企業「トランプ・オーガニゼーション」に関する「広範囲の犯罪」の疑いを捜査していると明らかにした。  米メディアが伝えた。  

バンス検事長はトランプ氏の財務記録開示を求め3日法廷に提出した文書で「長年の不正な金融取引」に関する証拠が含まれているかを調べる必要があると主張した。地区検察はこれまでトランプ氏の元不倫相手とされる女性への「口止め料」支払い疑惑を捜査しているとされてきたが、捜査対象がそれにとどまらないことを示した形。 

 連邦最高裁は先月、トランプ氏が大統領候補の慣例に反して開示を拒んできた財務記録について、トランプ氏の免責特権を認めない判断を示した。これを受け、トランプ氏側は開示命令を阻止する新たな訴訟を起こしている。 



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『アベノマスク』 8000枚を配布!>疑問の声が

2020年08月04日 18時15分26秒 | 政治のこと
>公明党・山口代表「現状では比較的容易にマスクが入手できる状況になった。政府の布マスク配布が有効かどうか、これまでの経過をよく振り返った上で検討してもらいたい


政府が家庭に配布した布マスク、いわゆる「アベノマスク」。今後、介護施設や保育施設などに8000万枚が配布されます。 

28日も布マスク、いわゆる“アベノマスク”をつけて官邸入りした安倍首相。 政府はこのマスクを全世帯に2枚ずつ配布しましたが、それとは別に、今年3月から介護施設や保育所、幼稚園などに同じものを配っています。 

every.が訪ねたのは都内にある保育園。お昼寝の時間には感染予防のため、子供の顔と足が交互に並ぶよう寝かせていました。この保育園にもアベノマスクが届けられていますがスタッフは、別のマスクをしていました。 キャンディパーク保育園・武藤大助園長「今なんでこのタイミングで送ってくるのかなと。(布マスクで)散歩に行った時は本当に暑くて、逆につけてる方が体に危険なのかなと」 

政府は、介護施設などには職員と利用者を対象に、保育所などには職員を対象に、1人あたり7枚を配る計画ですが、配布が完了したのは1人あたり3枚分。残り4枚分にあたる8000万枚がまだ残っていて今後、配られるということです。 

キャンディパーク保育園・保育士「布マスクはどうしても声がこもってしまう。動いたりすると暑くなってしまうので使う予定はないです」 今後さらに8000万枚を配ることについて菅官房長官は…。 


菅官房長官「(布マスクは)繰り返し利用できることから相対的にコスト面でも安価であり、またマスク需要の抑制に資する感染拡大の備えという観点から、継続配布は有意義であるというふうに考えます」 配布の必要性を強調しました。 

一方で、ドラッグストアやスーパーなど店頭でのマスク不足はほぼ解消し、多くの人に行き渡っています。そのため、今後もアベノマスクの配布を続けることに疑問の声もあがっています。野党からは…。 

共産党・志位委員長「現場でもとめているのはもっときちんとしたマスクですよね。もっと現場の状況に即した支援が必要じゃないでしょうか」 与党内からも配布継続には検討が必要との声が…。 

公明党・山口代表「現状では比較的容易にマスクが入手できる状況になった。政府の布マスク配布が有効かどうか、これまでの経過をよく振り返った上で検討してもらいたい」 政府は9月中旬までに配布を終わらせたいとしています。



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トランプ陣営が虎視眈々と狙う「バイデンの不都合な真実

2020年08月04日 07時53分20秒 | 国際情勢のことなど
アメリカ大統領選挙は、直近のデータでバイデン氏がリードを広げている。が、それでも絶対優勢と言えない理由は、バイデン氏の高齢・健康問題に加え、「民主党候補になれた経緯」にもあるという。ニューヨーク在住46年のジャーナリスト・佐藤則男氏が指摘する。
 * * *  アメリカの大統領選挙で筆者が注目するのは激戦区の状況である。これらの激戦区は、本選で投票権を持つ代議員数も多く、選挙戦が激しくなるため、開票の際も決着が遅れることがよくある。それだけ大統領選挙にものを言う選挙区なのである。

2000年、ブッシュ(子)とゴアが争った大統領選挙では、フロリダが最後まで接戦となり、投票翌日になっても勝負が決まらず、最後は最高裁が裁定するという大変な混乱に陥ったことは、日本の読者も記憶しておられるのではないだろうか。

 さて、今回のトランプ氏とバイデン氏の戦いはどうか。カギを握る6州の現状について、各種世論調査を分析して独自の「平均値」を発表しているReal Clear Politicsの最新リポートでは次のようになっている(メディアの世論調査は、リベラル系ではバイデン氏、保守系ではトランプ氏に有利な数字が出てしまうため、あまり信頼はできない。同リポートは、そうしたバイアスを排除した数値を独自に算出しているため、筆者はこれが一番信頼できるデータだと判断している)。


ウイスコンシン州:バイデン氏5.0ポイントリード
ミシガン州:バイデン氏7.8ポイントリード
ペンシルバニア州:バイデン氏6.0ポイントリード
ノースカロライナ:バイデン氏4.7ポイントリード
フロリダ:バイデン氏6.2ポイントリード
アリゾナ:バイデン氏3.7ポイントリード


 先週よりもバイデン氏が有利な状況になっている。筆者は46年間、アメリカで大統領選挙を見てきたが、通常の選挙なら、この時点でバイデン氏の楽勝が予想される。

「バイデン氏の勝利は濃厚」とタイトルをつけてもいいところだが、今回の選挙はそうはいかない。

その最大の理由はコロナ問題である。国民生活への影響や死者数を考えれば、第二次大戦より影響は大きいと言ってもいいかもしれない。

これまでの経緯でトランプ氏の対処能力はほぼ明らかになっているが、バイデン氏のほうは全く未知数である。テレビ討論などで、同氏がどのような政策を打ち出し、トランプ氏がどう反論するか、それを見ないと選挙の行方を予測することは難しいと思う。

もうひとつ、77歳という高齢のバイデン氏が、再選まで視野に入れるのが常識の大統領選で、自分の任期と年齢についてどのようにプレゼンテーションするのかも注目しておくべきだ。もし常識を覆して「One-term President」(一期だけの大統領)を目指すと匂わせた場合、選挙民がどのように反応するか。かといって2期を想定するなら、2期目の就任時は82歳である。それから4年間、大統領を務めるというのは現実的な話なのか。トランプ氏も現在74歳だが、この3歳の差は実は大きい。


 高齢が疑問視された例として筆者が思い起こすのは、歴代2位の高齢(69歳349日)で選出されたれたレーガン大統領である。2期目の後半には、痴呆症ではないかと取り沙汰され、演説原稿を間違えて読み上げることもあった。年齢を適格性の材料にするのはあまり良くないことだが、トランプ氏がこの問題を徹底的に突いてくることは間違いないだろう。

 本選挙の1か月前の10月に選挙戦に大きな影響を与える出来事が起きるというジンクスを「October Surprise」と呼ぶが、これがバイデン氏の健康問題について起きる可能性もあると思う。前回の大統領選では、ヒラリー・クリントン女史の勝利が予想されていたが、ある時、演説の壇上で足がもつれたことがあった。

それを共和党が「パーキンソン病ではないか」と攻撃し、その説が広がった。「大統領業務に支障をきたす。アメリカの緊急事態に大統領が動けないのではないか」と騒がれ、ヒラリー嫌いの人たちが一気に勢いづいた。これもOctober Surpriseであった。


 バイデン氏は、自らの力で民主党の大統領候補になったとは言えない。予備選の前半、バイデン氏は苦戦し、トランプ氏に対抗できる有力候補が見当たらない党内の状況を民主党主流派の重鎮たちは心配した。そこで、2月のサウスカロライナ州の予備選で、強力な黒人リーダーであるクライバーン下院議員にバイデン氏を推薦させ、ようやく予備選初勝利を達成させて、バイデン躍進の流れを作ったのである。民主党主流派のシナリオに乗った候補であり、本当の実力はわからない。


 支持基盤は、「反トランプ」の良識派と、社会主義的な政策を掲げるプログレッシブ派(進歩主義・革新派)の選挙民である。しかし、同じような支持基盤で圧勝したケネディ大統領やクリントン大統領、オバマ大統領のようなフレッシュさ、明敏な頭脳、情熱、リーダーシップを持った候補とは言えないのではないか。9月末に行われる最初のテレビ討論でトランプ大統領と互角にわたり合えば、バイデン氏の勝利は確実になると思う。逆に、それまでは予断は許さない。まだ選挙民が疑問を持っている「アメリカの大統領にふさわしい資質」を示せるかどうかである。


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夏休み、旅行や帰省はどうする? 専門家「どこにいても、リスクがある行為は決まっている

2020年08月04日 07時51分34秒 | 社会のことなど
もうすぐ夏休み。でも、今年の夏休みは例年とは異なるものとなりそうです。神奈川県内の25の海水浴場は今年、新型コロナウイルスの流行をうけ、すべて閉鎖されたままとなります。東京都では感染者数の増加が続き、7月4日、小池知事が「不要不急の他県への移動は控えていただきたい」と呼びかけました。お盆の帰省、県をまたぐ移動は控えるべきなのでしょうか。【BuzzFeed Japan / 千葉 雄登】


旅行について、多くの人が悩んでいることが明らかに

希望する国内宿泊旅行の時期(複数回答/国内宿泊旅行希望者)

今年の夏休みはどのように過ごす人が多いのでしょう。 大手ホテル予約サイト「じゃらん」を運営するリクルートライフスタイルは7月3日、「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査の結果を発表しています。 調査の結果、時期を問わず「自家用車で移動する旅行」の需要が高い一方で、夏休み期間中は若年層だけでなくファミリー旅行の需要がそれ以外の時期に比べ高まるとしています。

 しかし、国内の宿泊を伴う旅行をする時期について「わからない・感染状況による」と答えた人がほぼ全ての世代で最も多く、過ごし方について悩んでいる現状が見えてきます。 じゃらんリサーチセンター研究員・森戸香奈子さんはこの結果を以下のように分析しています。

 「夏休みはファミリー旅行が一部戻り、テーマパークなどの需要増が見込まれそうなことが分かりました」 「旅行先については、夏休み前までは県内旅行の需要が高いものの、夏休みになると県内旅行の割合は下がる結果となりました。夏休みをきっかけに一気に県外への旅行が広がるかもしれません」 「マイカー旅の需要は時期を問わず需要が高く、長く続きそうです。

一方、飛行機を利用した遠方への旅行は2021年以降に希望する割合が高く出ており、本格的な回復も2021年以降と考えられます」
どうなる「Go To キャンペーン」


新型コロナウイルス感染症専門家の分科会の第2回目の会合後の記者会見

政府は7月22日から「Go To キャンペーン」を東京を除外した上で実施することを決めました。観光の需要を喚起することが、その主な目的です。 しかし、このキャンペーンを今行うべきなのか。根強い疑問の声があります。 

「Go To キャンペーンに反対します」というオンラインの署名には11万人を超える人々が賛同しています。 西村康稔・経済再生担当相は、東京都を今回の対象から外すことについて、 

・東京都における報告日別の感染者数が増加していること 
・人口10万人あたりの感染者数が8.7人と他県と比べ「圧倒的に多い」こと を、主な理由として挙げています。

 その上で、「感染者がゼロにはならない」中で、政府は「感染の波を大きくしない努力をする」とし、重要なことは感染防止と社会経済活動の両立であることを西村大臣は改めて訴えました。

 「感染拡大防止策と社会経済活動を両立させる。今は当然、(東京発着の旅行を)促進することは対象外。しかし、家族で旅行することまで否定するわけではない」 「新たな日常で、それぞれの業界が悩んでいる。感染者がゼロにならないと仕事ができないのか、お客さんが来ないのかという声も。

感染防止策を徹底していただき、両立していかなくてはなりません」 新型コロナウイルスの治療法やワクチンの開発が可能かどうか、見通しも立たない中では、「新しい生活様式」に基づく旅のあり方の考えることが重要です。



専門家は夏休みの旅行について、どのように見解を持っているのでしょうか。 聖路加国際大学QIセンター感染管理室マネジャーで感染症対策の専門家・坂本史衣さんは「人が動くこと」よりも、「そこで何をするのかという行為」が問題だと強調します。

 「どこにいても、リスクがある行為は決まっています。3密の空間に行くこと、そうした空間を作ってしまうこと、正面を向いて飛沫を浴びるような場面を避ける必要があります」 「例えば電車などに乗って、そこでお酒を飲んで、騒いでしまうことで感染のリスクは増します。もちろん移動をする間も感染を防ぐ努力は必要です。ですが、移動中の感染はマスクを着けたり、大声を控えることで防ぐことができます。


むしろ、行った先での行動に注意をする必要があります」 例えば東京や大阪のように現在、感染が拡大している地域から人が移動することのリスクについてどのように捉えているのでしょう。

 「東京は今、地域によっては感染者が多いので、そこから違う地域へと出かけた人が感染対策を徹底できなかったときのリスクが大きい」と坂本さんは言います。 


「移動リスク自体のリスクが低かったとしても、3密環境へ行かない、飛沫感染に気をつけるといった行動のコントロールができるのか。強制することもできない中で、皆さん、気をつけることができますか?」 「一律に旅行はダメという対応をとることが、一番安心かもしれませんが、東京以外の地域でGo To トラベルキャンペーンが始まります。行った先での行動や環境をどうコントロールしていくのか。考える必要があると言えます」


帰省はどうすべき?

Kohei_hara / Getty Images

例えば、同じ家に暮らす家族が車で移動し、テントに宿泊する形で旅行をすることにはリスクはあるのでしょうか。 坂本さんは「もともとリスクはゼロではない。家族の間でも感染は起こりうる」と前置きした上で、「自分たちの車で移動し、行った先も屋外で、テントを立てて宿泊するようなケースでは比較的リスクは低い」と語ります。


 「新型コロナウイルスに感染するかどうかは人との接触がどの程度あるのか、どのような環境にいたのかによって左右されます。どういう所に、誰といくのか、そこで何をするのか次第で様々なパターンは考えられます。ですが、根本にある大原則は3密環境の回避と飛沫による感染対策です」


 8月のお盆を控え、帰省をどうすべきか。思い悩む人の声も聞こえてくるのも事実です。 坂本さんは「帰省に関しても、流行地域から高齢者が暮らす家庭へと帰る際、自分が感染をしている可能性があるため、リスクはある」と話しました。 「絶対に感染をさせたくない高齢者がいる場合には、換気を徹底すること、飛沫を飛ばさないことに注意する必要があります。例えば、通常は世帯を別にしている人々が一緒に食事をする、お酒を飲むといったことをした場合には感染するリスクが生じ得るということです」

 そんな中で、帰省をしたとしても特定の行為を回避するといった方法でリスクを下げる努力をすることを坂本さんは提案します。 

「例えば顔は見にいくんだけど、食事はやめておこうかなとか。そういった対応でリスクを下げることも考えられると思います。ケースバイケースではないでしょうか。ただし、高齢者や持病のある方がいる場合にはやはり注意した方が良いと思います」 「感染のリスクがあるから帰省をすべきでない、という考え方をする方もいるとは思います。ここ1~2年は帰省を控えておく、という方もいるでしょう。でも、中にはご家族も高齢で、病気を持っているから、会えるうちに会っておきたいという方もいるのではないでしょうか。

最終的に、どうするかは状況に応じて決めるしかないと言わざるを得ません」 感染を防ぐ上での原則が変わることはありません。ですが、それぞれの状況次第で「どのような行動をとるべきなのか」という質問への答えは変わります。 「正解を知りたいという方も多いと思いますし、どうすべきかわからないという方も多いのはよくわかります。

一方で、ここ半年の間に私たちは様々なことを知りました。少しずつ自分たちでどうすべきかを考える癖をつけていった方が良いと感じます」 「今は感染者が増えているから、外での飲食は控えよう。でも、会いには行こうとか。会いに行かずにオンラインで話をしようとか。様々な方法があるので、どのリスクをとるのか、どうしたらリスクを減らすことができるのか、判断ができるようになれると良いですよね」



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