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ついに退陣?」体調不安の安倍首相 キーパーソンは?

2020年08月25日 22時25分21秒 | 政治のこと
ついに退陣?」体調不安の安倍首相 キーパーソンは母、洋子さんとも

安倍晋三首相が先週に続き、8月24日に2度目の追加検査を慶応大病院で受けた。体調不安説がいよいよ真実味を増し、真夏の政界に波風が立っている。 

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 8月17日に夏休みを利用して検診を受け、19日に仕事復帰した安倍首相。官邸に戻り、記者団には、こう話した。

 「体調管理に万全を期すために、一昨日、検査を受けました。これから再び、仕事に復帰して頑張っていきたいと思います」  しかし、その後、安倍首相が出席予定だった25日の自民党の役員会の中止が急きょ決まり、27日に開かれる予定だった首相連続在任記録の更新を祝う会も延期。永田町では一時、「25日から入院か?」「退陣も?」と様々な臆測が飛び交った。

  そして24日にも再度、慶応大病院で追加の検査。その後、安倍首相は記者団に、 「今日は先週の検査の結果を詳しくうかがい、追加的な検査を行った。体調管理に万全を期して、これから仕事を頑張りたい」  と述べ、検査の結果やその内容についての発言は避けた。 


 安倍首相は13年前、首相の座を降りる原因となった「潰瘍(かいよう)性大腸炎」という持病を抱えている。今回も、この病気が深刻化しているとの見方も出ている。  

週刊文春(8月27日号)では、17日の検診について病院関係者の談話として、安倍首相が顆粒(かりゅう)球吸着除療法(GCAP)という、潰瘍性大腸炎がステロイドでは抑えられないほどひどい炎症を起こしている時に行う治療をしたといい、治療後は1~2日は休む必要がある、と紹介している。  

内閣官房関係者はこの治療法についてこう語る。

 「GCAPという治療法は、1回では終わらないと聞いている。もし本当にそうだとしたら、今後も相当しんどい治療を何度も受けることになる。公務に差し支える場合は、麻生(太郎)さんか菅(義偉)さんが総裁選までを代行するのでは」 

 20日には、国会で与野党の国会対策委員長の会談が行われた。野党側は、安倍首相の健康状態について首相自らが国会の場で説明するよう求めた。出席した立憲民主党の安住淳国対委員長は本誌にこう話す。



人間誰しも病気になったり、体調が悪くなったりする。もし体調がお悪いのなら配慮しますから、それならそれできちっと説明してもらえばいいわけですね。一国のリーダーの健康問題というのはどうしたって私人扱いできない」  同会談で野党側は、安倍首相が出席する予算委員会の集中審議を来月2日に開くよう要求した。


 「安倍さんは、記者会見もやらない。国民への説明もしない。お元気であるのであれば、予算委員会に出てきて、集中審議をしないと。コロナや経済対策をきちんと議論しないと、国民の負託に答えられませんよ、ということです」(安住氏) 

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう話す。

 「官邸の今井尚哉首相補佐官は、安倍さんにゴルフに行かせたいと言っているそうだが、それもカムフラージュなのかどうかわからない。この時期に、ゴルフなんか行ったら熱中症になってしまうと思いますがね。安倍さんは疲れたのなら、『10日間くらい休養します。その間、麻生さんに代理を任せます』と言えばいいと思います」 

 さる政界関係者はこう言う。

 「安倍さんの本当の病状を知っているのは今井さんと麻生さんくらいでしょう。今井さんは昭恵夫人とも親しく、ほとんど身内ですから。麻生さんは、安倍さんの私邸に訪れて話しているから病状を聞いているはず」

  この政界関係者が続ける。

 「安倍さんは疲れたくらいじゃ、政権を投げないよ。一度、投げ出して懲りているから執念がある。死んでもやり続けたいと思っているはずだよ。ただし、もし、『晋三やめとけ』と、タオルを投げる人がいるとしたら、それは母親の安倍洋子さんだけですよ。そのときはきっと辞めますよ」 

 もし安倍首相が退陣となると政局になる。 

 毎回、ポスト安倍では、岸田文雄氏、石破茂氏の名前が挙がるが、自民党関係者はこう話す。

 「安倍首相が強い時だったら岸田さんへの禅譲もあっただろうけど、弱い時にはない。総裁選になるでしょう。ただ、問題はそのときに、政治の空白を作らないためという理由をつけて、地方党員の投票を辞めて国会議員投票でやろうという意見が出てくる可能性がある。となると、石破さんは不利」


世論調査では、次の総裁候補として支持が高いのは石破氏だが、党内での票固めは弱い。安倍首相の石破氏嫌いも有名だ。岸田氏、石破氏でもないという状況の中で、名前が挙がっているのは……。

 「本命候補は菅官房長官だと思います。官邸では、今井さんと菅さんの亀裂がささやかれてきましたが、ここにきて、今井さんは岸田さんを見捨て、菅さんとの関係を修復してきています」(自民党関係者)  

今後に控える選挙を考える上でも、菅官房長官が適任だという。 

「大きな野党ができ、次の選挙で仮に岸田さんが総裁だと、かなり票を落とすのではないかとの不安が党内にはある。自公だけでは苦しくなるかもしれないから、日本維新の会も取り込みたいわけです。その時に公明党の反対をおさえて、なおかつ双方に顔が利くのは菅さんなんです。菅政権誕生なら、維新を連立に持ち込む可能性がある」(同)

  一時は、次の総理候補として名前が挙がっていた菅官房長官だが、安倍首相との不仲説なども出て、影が薄くなっていた。ここにきて一気に再浮上か。

(本誌・上田耕司) ※週刊朝日  2020年9月4日号に加筆


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安倍首相、消化器と免疫治療の専門家で医療チーム結成 主治医交代

2020年08月25日 18時51分14秒 | 医療のこと

8月23日、安倍晋三首相の連続在任日数が2798日となった。2012年12月に首相に再登板してから積み重ねた数字が、大叔父・佐藤栄作元首相(在任1964~72年)と並び、歴代トップに。ただ、最近は体調不安を抱えており、17日に東京・信濃町の慶應大学病院を訪れ、約7時間半滞在。首相の病状がさまざまな憶測を呼んでいる。

7時間半の治療を受けた慶応病院
 
首相の1次政権を含む通算在任日数は19年11月19日に2886日を記録し、歴代最長だった桂太郎元首相と並んだ。通算日数は23日で3164日に達する。

「慶應病院で“治療”を受けた、それが7時間半に及んだということで、永田町では、“これで安倍さんの(自民党の)総裁4選はなくなった”と口にする人は多いですね。さらに、24日で佐藤栄作の記録も超えるわけで、“色々と大変でしたね、あとは別の人へ”というムードは広がって行く。“いつまでやるの?”っていう空気はこれまで普通にあったわけですが、選挙に連戦連勝することでその声を黙らせてきた。ただ、さすがに“そろそろ?”という感じではないでしょうか」と、永田町関係者。

「今年は新型コロナウイルス対策での度重なる不手際で、国民の批判を浴び、支持率が低下し続けました。首相の持病である潰瘍性大腸炎はストレスが大敵ということで、かなり身体にプレッシャーがかかっていたことは間違いない。ただ、首相は1次政権で“投げ出した”と非難されたことは認めがたく、側近が見ても明らかに体調が悪い中でも、首相としての責務を果たそうとしていました。しかし、それも限界ということと短い夏休み中ということもあって、17日に慶應病院を訪ねた。7時間半であれば泊まりもあり得ましたが、安倍さんの意向で日帰りになったと聞いています」

潰瘍性大腸炎のフェーズが進んだ可能性は否定できない

ここで気になるのは、安倍首相の担当医の意向だ。慶應の関係者によると、

「安倍さんの担当はもともと、慶應のHさんという消化器の教授が担当していましたが、その後、Tさんという医師と二人三脚で担った後はそのTさんが専任となった。安倍さんとTさんはうまが合って、安倍さんが通うグランド・ハイアットのジムでもTさんと2人きりの時間をつくって心身のケアをしたりして、体調管理はうまく行っていた」

しかし、政権批判が続き、体調が改善しないという事態に陥って、

「慶應としても、一国の宰相の身体を預かる身としては、治療方針をしっかりとした方がいいのではないかという声があがったようです。TさんはHさんほど消化器に精通しているわけではないですから、Hさんの後継のKさんという教授が主として安倍さんを担当することになったと聞いています。そしてさらに、免疫の専門家も安倍さんを診ることになったということで、ある意味で医療チームができたと言えなくもないですね」

いみじくも、慶應義塾大学病院IBD(炎症性腸疾患)センターのホームページにはこうある。

《潰瘍性大腸炎の原因はまだはっきりしたことは解明されていません。しかし、遺伝的な要因のある患者さんに環境的要因のきっかけが生じることにより何かしらの免疫異常が生じて病気が発症するということが分かってきました。そのため潰瘍性大腸炎の治療としては、異常となった免疫を抑え込む治療法(免疫統御療法)が行われています》

《この潰瘍性大腸炎に対する治療がうまくいかなかったり,病気の勢いが強くなったりすると、重症化してしまい深い潰瘍から穿孔(穴があくこと)を起こしてしまうこともあります。また長い間炎症が続くことで大腸癌の原因となったりする場合もあります。そのため,潰瘍性大腸炎は専門的知識があり十分に経験のある医師による治療とフォローアップが必要となります》

この慶應関係者の話と、ホームページにある「専門的知識があり十分に経験のある医師による治療とフォローアップ」という文言を合わせるなら、これまでの首相の潰瘍性大腸炎のフェーズと現在とでは少し違ってきているということになるのかもしれない。

以下ソース先で

8/23(日) 18:18 デイリー新潮 


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現職官房長官が異例の人生相談 “令和おじさん”激動の一年、その先に見据えるものは

2020年08月25日 18時15分47秒 | 社会のことなど
現職官房長官が異例の人生相談 “令和おじさん”激動の一年、その先に見据えるものは

雑誌で人生相談に乗り出した官房長官 そのわけは
 
異例とも言える現職官房長官の人生相談が始まった。4月24日発売のビジネス誌「プレジデント」で連載がスタートしたのは、その名も「菅義偉の戦略的人生相談」。初回では「英語が得意なのに会社で活かせない」という新入社員の悩みに答えている。

【画像】菅官房長官の1年

菅義偉官房長官は、誌上で人生相談を始めた理由について、こう語っている。

「高校生のころから50年以上にわたり、読売新聞で連載中の人生相談『人生案内』を愛読している。政治家の仕事は国民の悩みを知り、耳を傾け、解決策を模索することが根本。(後略)」

 菅長官は、毎朝必ず目を通す読売新聞の「人生案内」で、相談に対する自分なりの答えを用意することが日課になっているという。そして、用意した答えは、相談の回答とほぼ同じだというのだ。実に半世紀に及ぶその積み重ねで、今後の連載で相談者の悩みにどう答え、解決に向けて背中をどう押していくのだろうか。相談者も「菅長官が言うなら…」となるのか、現職官房長官の人生相談は色んな意味で注目となる。
 次の総理候補に急浮上!?令和おじさんデビューに永田町は警戒感
 
新元号「令和」は、5月1日で丸1年を迎えた。昨年4月1日、「令和」を発表した菅官房長官は、以降、“令和おじさん”として知名度、人気ともに急上昇し、ポスト安倍に一躍躍り出た。

昨年5月には、官房長官として初めて米国ワシントン・ニューヨークを訪問し、ペンス副大統領らとの会談を果たすなど、アメリカ政府から異例の厚遇も受けた。

また、小泉進次郎議員が去年8月、官邸で異例の結婚発表をした際にも、小泉議員が最初に報告したのは菅長官だった。

 自身も令和ブームとともにその波に乗った1年だった。年末の流行語大賞に「令和」がノミネートされ、発表時のゲストとして声がかかったが「令和は自分のものではない」と出席を断った、そうした姿も菅長官を表す顔の一つだ。
急浮上後は失速も?激動の一年…“菅潰し”の声も
 
この1年は菅長官にとっても激動だった。

令和発表から5か月後の去年9月、第四次安倍改造内閣が発足した。そこで初入閣を果たしたのが菅長官に近いといわれる菅原一秀経産大臣(当時)と河井克行法務大臣(当時)だった。しかし、自身や妻の公選法違反疑惑で辞任に追い込まれ、菅長官も記者会見などで責任を追及される日が続いた。

さらに、安倍首相主催の「桜を見る会」を巡る問題や、自らが推進するIRを巡る汚職事件などで、国会や会見で連日、説明に追われた。自身の側近とされる和泉首相補佐官が海外出張の際、女性官僚と“コネクティングルーム”に宿泊していた問題も野党の批判を受けた。

この間、菅長官を囲むグループから離れる議員もあらわれ、「令和」発表を機に一気に「ポスト安倍」に浮上するも求心力の低下もささやかれた。

加えて、ポスト安倍に向けて動き出した自民党・岸田政調会長を見据えた官邸内での動きに、権力争い、嫉妬も絡み、批判は年明けまで続いた。こうした動きに“菅潰し”が始まったとの声も聞かれた。

しかし、「批判が相次いだおかげで、心配して支えようという人たちが際立って現れた」と菅長官周辺が語るように一部議員や官僚たちなどからは踏ん張ってほしい、との“菅サポーター”の存在がはっきりしたという。

官房長官の役割 危機管理の要諦
 
国内で感染が拡大する新型コロナウイルスを巡っては、緊急事態宣言の発令など政治決断や政府の危機管理への対応が日々求められている。この問題で危機管理の責任者となる菅長官が最初に陣頭指揮を執ったのが56の国と地域の乗員・乗客3700人を乗せたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」への対応だった。
2月4日、船内で最初にPCR検査が行われた31人中10人が陽性と判明した。夜遅くにその報告を受けた菅長官は、5日午前0時から関係閣僚と担当省庁幹部などを招集し、都内のホテルで対応策を協議し、船内隔離を決めた。終了時刻は午前2時半を回っていた。それでも日課の早朝の散歩は普段通りこなし、何事もなかったかのように連日、危機管理の対応に緊張感を高める。

一方、この新型コロナの政府対応では安倍首相が2月末に決断した全国の学校への休校要請を巡り、危機管理を担う菅長官は一斉休校の総理決断は直前まで知らされなかった。こうした経緯は官邸内での“菅外し”とも指摘されている。それは来秋に迫る総裁選を巡る“ポスト安倍”争いを踏まえた主導権争いの動きとの関連も見え隠れする。

3月6日、第二次安倍内閣発足以降、菅長官の記者会見の回数は3000回となった。官房長官の在職期間も2700日に迫り、憲政史上最長記録を更新中だ。

そんな菅長官は「仕事は楽しくてしょうがない」と周囲に語る。そうした中で始まった“戦略的人生相談”。菅長官はその先に何を目指しているのだろうか




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埼玉知事、ホテル療養拒否者に「入院勧告も」 家族内感染防止で検討

2020年08月25日 10時45分26秒 | 社会のことなど
埼玉県の大野元裕知事は24日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、軽症者向けのホテルでの宿泊療養を拒否した人に対して「感染症法に基づく入院勧告を検討する」と表明した。対策本部会議後に報道陣に明らかにした。 

【図解でおさらい】緊急性の高い症状  

大野知事は県内の新規感染者数について「高止まりしている。(県内で)下がる傾向は明確になっていない」と指摘。家族内などでの感染拡大を防ぐため、宿泊療養を拒否する人に入院を促していくと述べた。  

感染症法は、新型コロナ感染症を含む指定感染症について、都道府県知事が患者に入院を勧告できるとしている。ただし、同法では宿泊療養を勧告することはできないため、入院勧告を検討することにした。 

 厚生労働省は自宅療養を認める場合として、同居者の育児や介護を代わりに行う人がいない――などの基準を示しており、基準を満たしていないのに宿泊療養を拒否する人が勧告の対象となる。 

 このほか、県は24日の対策本部会議で、政府と同様にイベント参加人数上限の制限緩和を9月末まで見送ることを決めた


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