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氷山の一角だ・死角つかれた…共通テスト問題「流出」、感染対策で広い教室利用

2022年01月26日 16時03分05秒 | 受験のこと
氷山の一角だ・死角つかれた…共通テスト問題「流出」、感染対策で広い教室利用



大学入学共通テストの問題が試験時間中に流出したとみられる疑惑。流出させた人物や動機、手口などの詳細はわかっておらず、試験を実施する大学の担当者からは、事実の究明を望む声が聞かれた。

 【図表】大学入試共通テスト試験問題の流出疑いを巡る構図

 「いつかは起きると思っていた。『氷山の一角』では」と都内の私大入試担当職員(57)は話す。

 試験監督の全員がスマホなどの情報機器に詳しいわけではなく「(カンニングであれば)受験生がよほど変な動きをしなければ、不正は見抜けないかもしれない」と明かす。


 共通テストでは、試験監督者の数は、教室の広さや形状ではなく、受験生の数に応じて決まる。首都圏の私立大副学長(66)は「新型コロナウイルス感染対策で、例年より受験生の距離を離し、広い教室を利用している。その死角をつかれたのでは」と推測する。神奈川県内の私立大入試担当者(51)は「文部科学省や大学入試センターは事実関係を徹底的に究明すべきだ」と憤っていた。


 問題が流出したとみられる「地理歴史・公民」は今月15日午前9時30分から11時40分まで行われた。

 女子生徒を名乗る人物から世界史Bで、大問4、5問内の小問計12問の画像10枚を受け取った東大生(21)は、全問、正答を送っていた。大問3、4などの画像20枚を受け取った別の東大生(19)は小問計14問のうち、13問の正答を送っていた。


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【東京大学准教授】第6波ピークアウトしないかも、第7波が来る恐れがある “2倍の感染力”の<ステルスO>オミクロン “亜種”

2022年01月26日 11時01分47秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス

【東京大学准教授】第6波ピークアウトしないかも、第7波が来る恐れがある “2倍の感染力”のオミクロン “亜種”>


2022/01/25(火) 00:20:01

猛威を振るっているオミクロン株について、気になる研究結果が明らかになりました。

新型コロナウイルスの変異を調べる東京大学の佐藤佳准教授は、解析を進めるうちに気づいたのはオミクロン株の変化です。

東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授:「『BA.1』と『BA.2』は、どっちもオミクロンという名前がついている。

どれくらい違うのかわからないが、従来株とデルタ株の変異の数の違いよりも、『BA.1』と『BA.2』の変異の数の違いの方が多い。
同じオミクロンの名前が付いているが、かなり違う」

『BA.1』は、現在、日本で猛威をふるっているオミクロン株。さらに、変異を重ねた亜種が『BA.2』です。
『BA.2』の特徴について、現時点でわかっていることは多くありません。

しかし、これまでのオミクロン株を、さらに上回る感染力が指摘されています。実は、すでに置き換わっている国もあります。

デンマークでは、去年12月から感染者が増え始め、今月中旬に加速度的に増加。21日には過去最多の4万6831人を記録しました。
関連については、まだ詳しくわかっていませんが、52%が『BA.2』の感染で、世界でもいち早く置き換わりが進んでいます。

イギリスの保健当局は『BA.2』を“調査中の変異株”と位置付けました。
これまで確認されたのは426例ですが、増殖率がより高い可能性があるとして、警戒を強めています。
研究を進めるイギリスの専門家は『BA.2』について、こう見ています。

インペリアル・カレッジ・ロンドンのトム・ピーコック教授:「複数の国で一貫して、増加しているということは、
亜種(BA.2)がこれまでのオミクロン株(BA.1)より、ある程度感染力が強い可能性がある証拠だ。
インドとデンマークのごく初期のデータによると、これまでのオミクロン株(BA.1)と比較して、重症度に劇的な差はない様子だ」

『BA.2』が確認されているのは、他にもインドやスウェーデンなど、全部で48カ国です。
そこには日本も含まれます。厚生労働省によりますと、空港検疫で確認されたオミクロン株の感染者のうち、『BA.2』だったのは、19日時点で198例。
インドやフィリピンから来た人たちが中心です。

佐藤准教授は、日本でも今後ウイルスが『BA.2』に置き換わり得るとしたうえで、次のように指摘します。

東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授:「第6波は最後ではない。第7波という形でいったん落ち着いてから次が来るのか。
第6波にかぶさった形で『BA.2』が、もう日本に入ってきている。それが感染の山の伸びに関わってくるのかはわからない。
世界的には『BA.1』の次に『BA.2』が来ているので、第6波では終らない」

1月19日までに空港検疫でオミクロン株の陽性が確認されたゲノム解析の結果です。
1826例のうち『BA.1』、日本で広がっているオミクロン株が1626例。『BA.2』、オミクロン株の亜種は198例と約11%の人から確認されています。

佐藤佳准教授による統計データの解析によりますと、『BA.1』はデルタ株の2~5倍の感染力、『BA.2』は『BA.1』の2倍近くの感染力で、
今後、世界の主流になることは、十分にあり得る」といいます。

置き換わりが進んでいるデンマークの現状を見てみると、12月中旬から、デルタ株が激減。それとともに、日本で流行している『BA.1』が急増しています。
少し遅れて『BA.2』が増えていき、16日時点で、感染者の52%が『BA.2』に置き換わっていて、『BA.1』の47%を上回っています。

デンマークの研究機関によりますと、初期の分析で「入院数には差がない」ということがわかっています。
ただ、「主流のオミクロン株と異なる性質を持つかどうかは情報はない」としていて、詳しい症状や、ワクチン効果、重症化率などについては、現在、研究を進めているそうです。

空港検疫で200例近く確認されていることを踏まえ、佐藤准教授は「市中感染は十分にあり得る」といいます。
「デンマークの例からも、『BA.1』の後に『BA.2』が流行拡大すると、第6波がピークアウトしない、もしくは、すぐに『BA.2』による第7波が来る恐れがある。
 今一度、気を引き締め直して、流行拡大に歯止めをかける対応が必要」と話します。




欧州で新たな変異体「ステルスオミクロン」報告、英国が調査中


英国の保健安全保障庁(UKHSA)は1月21日、「BA.2」として知られ、一部の科学者が「ステルスオミクロン」と呼んでいる新型コロナウイルスのオミクロン株の亜種を調査していることを発表した。 UKHSAはBA.2を「調査中の変異体」に指定したと述べている。これは、複数の報道や、既に削除されたUKHSAのツイートを裏付ける動きだ。 ただし、1月10日までに英国内で確認されたBA.2のサンプル数はわずか53件であり、現時点では非常に少ないことをUKHSAは強調している。 一部の科学者は、BA.2がPCR検査で発見するのが難しい遺伝子構造を持つことを理由にこの亜種を「ステルスオミクロン」と呼んでいる。 

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難しすぎる」共通テスト数学が抱える根深い問題

2022年01月26日 10時05分23秒 | 教育のこと


2022/01/23(日) 12:33


「難しすぎる」共通テスト数学が抱える根深い問題
基礎的な試験というより「処理能力を測る試験」

芳沢 光雄 : 桜美林大学リベラルアーツ学群教授

 「大学入学共通テスト」の数学1・数学Aの平均点(中間集計)が、昨年と比べて20点ほど低く、約38点であったことが注目されている。

 難しい試験を行えば結果が悪くなることは当然であるが、問題量の多い試験を短時間で行うことは、一般的には処理能力を測ることが目的のように思われるかもしれない。

 実際、大学の数学教員でも、今年の数学1・Aと同じ試験にチャレンジすると、「あと10分延長してもらえばなんとか満点」という人は少なからずいると思う。
 本稿では「大学入試の数学」という視点からこの問題を歴史的に考えてみたい。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

 東洋経済オンライン 2022/01/22 16:00 

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共通テスト問題、試験中にSNSで流出か…画像受け取った東大生2人が解答返信

2022年01月26日 08時02分41秒 | 受験のこと

今月15日に実施された大学入学共通テストの世界史Bの問題が、試験時間中に流出していた疑いがあることがわかった。問題を写した画像を受け取った複数の大学生が、送信者へSNSで解答を送り返しており、大学入試センターは不正行為が行われた可能性があるとみて警視庁に相談している。


 問題を受け取った大学生によると、画像は15日午前9時半から午前11時40分にかけて行われた「地理歴史・公民」の試験時間中に送られてきた。

 東京大の男子学生(19)は午前11時6分、インターネット通話アプリ「スカイプ」を通じて、世界史Bの問題用紙が写った画像計20枚を受け取った。学生は送られてきた19問中14問を解き、午前11時28分と同39分の2回にわけて返信。東大の別の男子学生(21)は同8分に計10枚の画像を受け取り、同26分までに解答を送り返した。


 この2人の学生が受け取った画像は、共通テストの問題と一致していた。
 読売新聞の取材に対し、この2人の学生は「問題を解き、解答を送った時は共通テストの問題だとは思わなかった」と話した。不審に思った学生はその後、大学入試センターに届け出た。


 2人に画像を送ったのは、「高校2年」の「女子生徒」を名乗る人物で、この学生2人が登録する東京都内の家庭教師紹介サイトの利用者だった。この人物は、難関私大の受験対策を希望するなどと生徒情報欄に記載していた。


 女子生徒を名乗る人物は昨年12月、紹介サイトを通じて家庭教師を募集。学生2人が応じたところ、「家庭教師としての実力を測りたい」として、共通テスト当日の1月15日にこの2人に問題の画像をスカイプで送り、解答の送信を依頼してきた。試験後、この人物とは連絡が取れなくなったという。


 東大生からの情報提供を受けたセンターでは警察に相談しており、「事実関係を確認している」としている。

 共通テストの問題はスマホなどでの撮影が禁じられている。問題冊子は、試験終了後に持ち帰れるが、試験中は途中退席でも持ち出せない。


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コロナ解雇「私たちは駒」 成績トップも派遣切り 3日前通告で頭真っ白

2022年01月26日 00時06分50秒 | 雇用と職のこと

どうやって生きていけば」

 新型コロナウイルスの影響による雇用環境悪化の波が九州に押し寄せている。解雇や雇い止めが増えているのは、弱い立場の派遣労働者や契約社員など非正規の人たちだ。営業成績トップでも、残業をいとわず働いても、あっけなく職を失った。コロナ禍での企業の苦境を理解しつつも、突然職場を追われた悔しさと喪失感に苦しむ。「私たちは、人間ではなく駒みたい」

 福岡市城南区の女性(41)は今年1月から商店街の個人商店などに電子決済の導入を促す営業の仕事を始めた。登録した派遣会社は「長く働ける職場」とアピールした。

 自転車で市内の商店街を巡り、飛び込み営業をした。「忙しい」と断られても粘り強く通った。熱心さが評価され、営業成績(導入店舗獲得数)は全国でもトップクラス。「人と話すのが好きだし、給料も良かった」

 政府が緊急事態宣言を出した4月、派遣先から在宅勤務を命じられた。ノルマは「家で1時間に20件以上の店舗に電話」。慣れない業務のため頭痛に悩まされるようになり、5月は3日間の病休を取った。月末、派遣先から「コロナで直接営業は厳しい。営業人員を半分にする」と告げられた。

 成果を出していたはずなのに、6月末に派遣は終了。「3日間の病休」が原因としても納得できない。「いくら頑張っても会社の都合でいつでも切られる存在」と痛感した。年末までは貯金と失業保険でしのげるが、その先は見通せない。思い切って起業するかどうか悩んでいる。

 韓国人の女性(27)=福岡市=は「日本で正社員になるのが夢だったのに」と肩を落とす。中学生の頃から日本に憧れ、昨年7月に市内の免税店で働き始めた。契約社員だったが、日本人の上司から「2年頑張れば正社員」と言われ、急な残業も積極的に引き受けてきた。

 2月ごろから日に日に客が減った。「3日後から来なくていい」。3月、上司にこう言われた。「頭が真っ白。大好きな職場だったのに一方的に解雇されてショックだった」

 失業保険で食いつなぎ職探しに奔走するが、入管難民法の規定で働き口は限られる。訪日客が消えた今、あえて韓国人を求める会社はほとんどない。

 「日本にいたい。でも、どうやって日本で生きていけばいいのか分からないです」

(井崎圭)

西日本新聞 2020/9/25 6:00

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