ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

東京五輪の追加協賛金「AOKIは9割引き」にスポンサー企業怒り爆発! 返金請求殺到の可能性

2022年08月23日 10時03分28秒 | 社会のことなど
東京五輪の追加協賛金「AOKIは9割引き」にスポンサー企業怒り爆発! 返金請求殺到の可能性


8/22(月) 15:42配信2022


問題が尽きない。東京五輪の汚職事件で、大会組織委の元理事、高橋治之容疑者(78)が、紳士服大手「AOKIホールディングス」に対し、大会延期に伴う追加協賛金の減免で便宜を図った疑いが浮上した。

 腐った東京五輪は聖火ランナーまでカネ次第? 地元で走ったAOKI前会長「元理事のおかげ」 

 21日の朝日新聞によると、AOKI側は当初、組織委から1億円の追加協賛金を提示されたが、高橋容疑者に相談すると、結果的に1000万円に「9割引き」されたという。普通では考えられない“ディスカウント”だ。 


 追加協賛金を巡っては、組織委と多くのスポンサーとの間で減額交渉が行われていた。組織委の元職員はこう言う。 

■森元首相、武藤元事務総長も直接交渉 

「大会の1年延期が決まり、組織委は追加協賛金を募ることになりましたが、多くのスポンサーが難色を示しました。

『開催できるかどうか分からないのにカネは出せない』といった声が続出したのです。そこで、組織委内でスポンサーへの“お願いチーム”が結成され、本格交渉が始まった。企業からは『人材や物品を提供する。カネはもうカンベンして』という声が多く上がり、交渉は難航を極めました。上位ランクのスポンサーへは、当時の武藤事務総長や森会長が直接交渉に乗り出したほどです」 

 幹部まで動いた結果、2020年末にはスポンサー68社から約220億円が集まったが、企業によって支払った金額には差があった。


高橋容疑者の“仲介”によってスポンサー料が減額


東京五輪、閉幕してなお問題続出…(C)日刊ゲンダイ

 国内スポンサーは上位から「ゴールドパートナー」「オフィシャルパートナー」「オフィシャルサポーター」の3ランクに分かれており、追加協賛金の額も上位ほど高くなる。ゴールドパートナーの追加協賛金は「10億円が基本線」(大会関係者)で、最下位のオフィシャルサポーターはAOKI同様、1億円だったとみられる。 

 問題は、特捜部の捜査により、AOKIが9割引きの“恩恵”にあずかっていたことが白日の下にさらされてしまったことだ。「スポンサー間で不満が噴出する可能性がある」(前出の元職員)という。

「AOKI同様、減額してもらったスポンサー企業もあるでしょうが、減額がかなわなかった企業もあるはずです。今後、『うちは全額負担だったのに』『AOKIはたった1000万円だったのか』と不満の声が上がる可能性があります。最悪、組織委などに返金を求める企業が続出するかもしれません」 

 そもそも、AOKIのスポンサー料も、本来、15億円だったのに、高橋容疑者の働きかけで7億5000万円に減額された疑いが持たれている。共同通信などによると、AOKI以外にも、サービス系企業が、高橋容疑者の“仲介”によってスポンサー料が減額されたという。それだけに、ルール通り15億円を支払ったスポンサーからもブーイングが上がる可能性もある。 

 すでに組織委は解散し、清算法人に移行しているが、スポンサー企業から「契約内容はどうなっている」「カネを返せ」と追及されたら、逃げ切れないのではないか。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京五輪の要人接遇費43億円の使い道を外務省に直撃 晩さん会や空港の赤じゅうたん…〈dot.〉

2022年08月23日 03時05分22秒 | 社会のことなど

東京五輪の要人接遇費43億円の使い道を外務省に直撃 晩さん会や空港の赤じゅうたん…〈dot.〉



5・24・2021


 3度目の緊急事態宣言の解除の目途が立たない中、東京五輪・パラリンピック開催ありきで突っ走る菅政権。 


 全世界でパンデミックの収束がみえない状況下、訪日する首脳たちをおもてなしするため、外務省は「要人接遇関係経費」として43億6100万円を確保している。

開催まで2カ月を切った時点で、訪日が公表されているのは、2024年にパリ五輪を控えるフランスのマクロン大統領くらいだ。アメリカのバイデン大統領は招待されているものの、明確な回答は出していない。国際ジャーナリストの高橋浩祐さんはこう指摘する。 

「外務省関係者によると、要人接遇関係費をなくせば予算が大幅に削減できるのに、そうしたことは省内で禁句とされているようです。外務省に関わらず、オリンピックを錦の御旗に掲げて予算をぶんどった所がたくさんあるのです。オリンピックを口実に予算を取って、組織存続のために勢力争いをしているようなものです」 

 要人接遇関係経費43.6億円には、菅義偉首相主催の「晩さん会」が含まれているとされる。 

「関係者からは、赤坂迎賓館に各国の賓客を呼んで歓迎パーティーをする費用が入っていると聞きました。先日も医師会がパーティーをしていたことが問題になったように、世論的には難しいでしょう。そもそも、外からみても日本のワクチン接種率は低い。

こうしたホスト国に首脳たちは来ようと思うのでしょうか」(高橋さん)

  外交の名目で東京五輪の「晩さん会」が通用したのはコロナ前のことであろう。海外から首脳を招き、「人類がコロナに打ち勝った証し」として杯を交わすなど、世論を逆なでするようなもので、「晩さん会」開催は現実的ではない。半ば宙に浮いた43.6億円を何に使うつもりでいるのだろうか。 


 AERA dot.では、外務省の要人接遇事務局に43.6億円の使途を問い合わせた。 

「大統領、国王、首相といった首脳級の人たちの接遇に必要なものとして予算を計上しています。

例えば、外務省から賓客に車両の提供や、空港での接遇など。細かいことを言うと、赤じゅうたんを敷くとか、空港に要人が来た時のVIPルームといったらいいのか、出発前にちょっと待っていただく部屋も確保する必要がありますので、そのあたりでかかってくる経費が主に含まれています」(要人接遇事務局)


以下はリンクで>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする