「すすむちゃんです」動画で陽気な姿…一転「異常な束縛」も 逮捕の元交際相手知人が語る“二面性”【博多・女性殺害】
1/19(木) 14:32配信
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FNNプライムオンライン
「はい、どうもすすむちゃんです」 黒のTシャツにボクサーパンツ姿で、カメラに向かって陽気に自己紹介をする男。寺内進容疑者(31)です。
【画像】「はい、どうもすすむちゃんです」ボクサーパンツ姿で陽気な姿を見せる寺内容疑者だが、知人はその二面性を語る 1月16日、JR博多駅前の路上で、元交際相手の会社員・川野美樹さん(当時38)を刃物で複数回刺して殺害した容疑で、18日に逮捕されました。 警察の調べに対し、寺内容疑者は「刺したことに間違いない」と容疑を認めているといいます。 寺内容疑者を犯行に駆り立てたものは、なんだったのか。「めざまし8」は、寺内容疑者をよく知る人物を独自取材しました。
女性に対する“異常な束縛”も…知人語る寺内容疑者の「二面性」
寺内容疑者はどんな人物だったのか。 周辺を取材すると、「明るくて親しみやすい」「ストーカーをするようなイメージではなかった」という声も聞こえてきました。 一方で、酒に酔った際は、“違う一面”を見せることもあったといいます。 かつて、福岡で寺内容疑者が働いていた飲食店の店長は、当時の様子をこう話します。 寺内容疑者が過去に働いていた飲食店の店長: お酒飲んだらちょっと変わるかなと。ちょっと自信をもつじゃないですけど、強気な感じになる。上の人間にはペコペコしていて、二面性があるというかそういう感じ。
酒が入ると見せた強気な一面と、上司には従順な姿勢…という“二面性”。
さらに、別の知人は、川野さんと交際する前にも女性とトラブルを起こしていたことを明かしました。
寺内容疑者が大阪にいたころの知人: 普段は明るくて場を盛り上げたりとかもする人なんですけど、女性関係となると周りが見えなくなるような人ではありました。 メールとかで色々暴言を吐いたりとか。あとは家の前で待っていたり、公園で待っていたりとか。付き合っていた人とかに暴言吐いたり。
女性に対する束縛はよくありました。普通の人だったらないぐらいの異常な束縛とかあったと思います。
女性を強く束縛することもあったという寺内容疑者。 知人によると、こうした行動を繰り返すことについて、自らも悩んでいたといいます。 警察は2022年11月、寺内容疑者に、ストーカー規制法に基づく禁止命令を出していました。寺内容疑者から川野さんに対して、「自分は別れてない 怒った許さんぞ」といったメールが届いていたといいます。
寺内容疑者が大阪にいたころの知人: 本当に思い詰めて何回も何回も刺すまでに、精神的に自分で勝手に追い込まれてやるって感じ。俺はこんなにやってあげたのにって、勝手に頭の中で色々膨らませて。 恨みに近いっていうのは、正解だと思う。
寺内容疑者にストーカー禁止命令が出ていた中で、起きてしまった事件。 福岡県警は会見で「警察がとった措置については法に基づき、適切に対応したというふうに考えています」としながらも、事件が起きてしまったことについては、「非常に残念でならない」とコメントを発表しました。
(めざまし8 1月19日放送)