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愚かでした…年金17万円・78歳男性「安っ!」と選んだ〈老人ホーム〉も「こんなはずじゃなかった…」と大後悔。見学では見抜けなかった落とし穴

2024年05月22日 23時09分55秒 | 社会のことなど

愚かでした…年金17万円・78歳男性「安っ!」と選んだ〈老人ホーム〉も「こんなはずじゃなかった…」と大後悔。見学では見抜けなかった落とし穴

5/19(日) 7:02配信


ところが、入居して分かったのは圧倒的に職員が足りていないという事実だったといいます。


愚かでした…年金17万円・78歳男性「安っ!」と選んだ〈老人ホーム〉も「こんなはずじゃなかった…」と大後悔。見学では見抜けなかった落とし穴


昨今、高齢者の住まいとして有効な選択肢になりつつある「老人ホーム」。入居の理由はさまざまですが、ひとつが「パートナーを失くした喪失感から」というもの。特に妻に先立たれた夫が入居を決断するケースは多いようです。しかし、せっかく決めた老人ホームでも退去に至ってしまうことも珍しくないとか。みていきましょう。


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せっかく決めた「老人ホーム」を退去し息子の家に身を寄せる78歳の男性
終の棲家としても人気が高まる「老人ホーム」。しかし、1度入居すればそれで安心というわけではありません。


株式会社Speee/「ケアスル 介護」が行った『介護施設の転居に関するアンケート調査』では、入居した施設が「1施設目」は61.6%。老人ホーム入居者の4割は転居経験者ということになります。


また転居経験者にその理由を尋ねたところ、トップは「特養などに入所するため、一時的な入居だった」33.3%。「介護スタッフ・施設職員への不満」「介護サービスの質が低い」「医療・看護体制が不十分」「介護度や病気が重くなり退去を命じられた」と続きます。初めから転居前提の入所、介護サービス・体制への不満、介護度の変化などが主な退去理由のようです。


――こんなはずではなかったのに


そんな期待外れにより、退去を決断するケースも珍しくありません。


「78歳になる父が老人ホームを退去。一時的に同居生活」と投稿した50代女性。退去した老人ホームに入所を決めた理由は、ズバリ、安かったから。


そもそも老人ホーム入居にかかる費用は、まず入居一時金。そもそも老人ホームの家賃は「入居一時金方式」と「月払い方式」があり、前者は一定期間分の家賃をまとめて前払いするもの、、後者は毎月定額の家賃を徴収されるもの。前者を採用するホームが多く、前払いの分、毎月かかる費用を抑えられるメリットがあります。しかしまとまったお金がないと、入居は叶わないことも多く、月払い方式を用意している施設もみられます。もちろん一時金の費用はかからない分、毎月の費用はその分高くなる傾向にあります。


また入居一時金は一般的に5~15年程度の償却期間があり、償却期間が終わる前にホームを退去した場合は、未償却分の入居一時金を返還してもらうことができます。通常は初期償却分として、入居と同時に償却される分があり、この部分は基本的に返ってきません。


次にかかる費用月額利用料。その名の通り、入居後に毎月支払う利用料のこと。内訳はホームによって異なりますが、「家賃」「食費」「水道」「光熱費」「管理費」「介護費」といったところ。またホームによって日用品代やおむつ代など、日常生活費として個人で支払う費用がプラスされることも。何が費用に含まれるのか、何が含まれていないのか、確認する必要があります

5/19(日) 7:02配信



THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)
年金だけで月額費用が賄える…希望通りの「老人ホーム」だったが
決して安くない、老人ホームの入居費用。理想は年金だけでカバーできること。厚生労働省『令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況和』によると、厚生年金保険(第1号)の老齢給付の受給者の平均年金月額は、併給の老齢基礎年金を含めて14万4,982円。65歳以上の受給権者の平均は、男性が16万7,388円、女性が10万9,165円。また国民年金の老齢年金受給者の平均年金月額は5万6,428円でした。元会社員であれば月17万円、手取りにすると月14万~15万円程度の年金が期待できます。


前出の78歳の男性の年金も平均的なもの。それで費用が賄えるところを第一条件にホームを探したとか。民間企業運営する老人ホームの場合、月額費用の相場は20万~30万円といわれるなか、それほど選択肢はなく……しかし、唯一、予算が希望にあうホームを発見。見学をしてみても特に問題はなく、むしろ、十分すぎるほどの設備だったといいます。


ところが、入居して分かったのは圧倒的に職員が足りていないという事実だったといいます。


――毎日散歩にいけると聞いていたのに、結局、全然連れていってもらえなかった


――サポートが必要なときに呼んでも全然来てくれなかった


――見学ではサービスの質までは見極められなかった


「安さだけで選んで愚かだった」と後悔しています。


やはり費用とサービスは比例するもの。納得したサービスを受けたいのであれば、それなりの費用のホームを選ばなければなりません。一方で、昨今は、介護業界における慢性的な人材不足に拍車がかかり、明らかな質の低下がみられるホームも。「サービスが悪くなり、費用と釣り合わない」と退去する人も見られます。また見た目の安さだけで決めてしまうと、月額費用に含まれていない医療費や介護費用などにより、大幅に予算オーバーというケースも珍しくないようです。


老人ホームにかかる費用をできるだけ安く抑えたいと誰もが思うところ。もちろん無理なマネープランにより「月額費用が払えない!」という事態は避けなければなりませんが、安さだけで選ぶと、思い描いていたサービスが受けられず、後悔の原因になることも。


費用とともに入居後の生活を思い浮かべて、しっかりと釣り合っているかはひとつの判断材料。さらに、追加で支払う費用も加味して、トータルコストで検討することも必須です。


前出の78歳男性。一時的に息子の家に身を寄せ、新たなホームを探し中。「今度は費用だけでなく、自分がどのようなサービスを望んでいるのかも、しっかりと見極めていこうと思っています」


[参考資料]


株式会社Speee『介護施設の転居に関するアンケート調査』


厚生労働省『令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況和』





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夕闇の境内に

2024年05月22日 20時05分34秒 | 日々の出来事
もうすぐ、梅雨に入りそうな境内ですね❗




5・20・2023
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“マイナ保険証”の誤登録7300件に苦言「こんな状況で保険証廃止をすすめて本当にいいのか?」

2024年05月22日 18時05分38秒 | 天候のこと


青汁王子、“マイナ保険証”の誤登録7300件に苦言「こんな状況で保険証廃止をすすめて本当にいいのか?」

5/13(土) 21:00配信                                
                 
           
インスタグラム:三崎優太(@yuta_misaki)より

実業家でYouTuberの「青汁王子」こと三崎優太氏(33)が13日、自身のツイッターを更新。健康保険証とマイナンバーカードが一体化した「マイナ保険証」をめぐり、医療保険を運営する健康保険組合などによる誤登録が2021年10月から22年11月末までに全国で約7300件あったことについて苦言を呈した。

12日、厚生労働省の調査で判明したところによると、これが原因で別人の医療情報を閲覧されたケースが5件あった。すでに正しい情報に修正したといい、厚労省は関係機関に再発防止の徹底を求めた。

青汁王子は、こうしたマイナ保険証をめぐる誤登録について「『マイナ保険証』誤登録が7000件超え。別人の情報を紐付けって大問題だし、これではマイナンバーカードは『安全』と強調する政府の説明も説得力を持たない。こんな状況で保険証廃止をすすめて本当にいいのか?」と持論を投稿した。


この投稿に対しコメント欄には「断固としてやめるべき」「保険証廃止はまだやめた方が良いですね」「危ない気がしますね」「想定通り」「皆保険システム崩壊のカウントダウンかな?」「順番に番号入力すれば無限に他人の個人情報抜き出せるシステム」「まだまだ不具合でそうですね…」

「個人情報をこれだけ簡単に流通させといて責任はとらないんですかね?」

など、さまざまな意見が寄せられていた。


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日和田山、日陰に生えるシダ植物

2024年05月22日 17時05分16秒 | 日々の出来事
山の中は日陰になるので、シダ植物が自生していました

日和田山で、



5/3/2024
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コロナ危機後も中国人がコウモリやヘビなど野生動物を食べ続ける理由

2024年05月22日 13時00分24秒 | 食のこと

コロナで中国人の食習慣は変わるか

写真:現代ビジネス





8・18・2020


 「野生動物を食べるのは野蛮だって? 動物の内臓には特殊な栄養要素があるのを知らないのかい?」 


【写真】中国人観光客が、日本の電車・バスに「感動している」意外なワケ 

 「豚の内臓や手や足を食べずに捨てる? 冗談はやめてくれ。俺たちは外国人じゃないんだ!」  

「野生動物を食べる理由? 美味いからに決まっているじゃないか」 

 「会食禁止、大皿料理から個別盛り、じか箸ダメで取り箸使え? 食事は腹を満たすものだけじゃないはずだ!」 

 「取り箸使うなんて、他人行儀だね」

  中国では、千年以上続いた習慣を変えるか否かの瀬戸際に立たされている。なかでも生活の基本である食習慣は、コロナ禍のもと、どこまで変化させられるのだろう。


生きたまま売られる食用動物



ヘビのスープ〔PHOTO〕gettyimages

 中国で疫病が発生すると、必ず問題にされるのが、生鮮食料品市場と、そこで売られる野生動物だ。  

思い返せば2003年、SARS(重症急性呼吸器症候群)は、広東省の生鮮市場から広まったとされている。その後の研究で、ウイルスを持ったコウモリを食したハクビシンが感染源とも言われている。  

それから17年。今回の新型コロナウイルスは、諸説あるものの、武漢の華南海産物市場が発生源というのはほぼ間違いないだろう。市場は今年1月1日に封鎖されたが、この時点で、すでにウイルスは市中に蔓延していたと考えられる。  


中国の報道によると、この市場では、普通の加工肉のほか、生きたまま売られる食用動物も多く、具体的には鶏やロバ、羊、豚、ラクダ、キツネ、アナグマ、タケネズミ、ハリネズミ、ヘビと多岐にわたる。まるで動物園である。  規模の違いはあっても、こうした市場は中国全土で存在する。北京、上海のような近代都市も例外ではない。日本で言えば、アメ横や築地や豊洲市場のように、卸売りの他、一般客も買いに行く。  

そして中国人消費者は、日々の買い物は、この市場に行く。肉や野菜、海産物など、スーパーで買うより市場のほうが、圧倒的に鮮度が高いし、価格も安い。 


 テレビ、冷蔵庫、洗濯機が三種の神器と言われたのは80年代のことで、当時、冷蔵庫がない家庭は普通だった。しかし、別に不自由はない。中国人は冷たいものを嫌ううえ、毎日、市場で新鮮な食材を買えばいい。鶏は生きたまま買ってきて、直前に首をしめて調理する。それが最高のご馳走だった。

野生動物を食べるのは究極の贅沢
 新鮮さの他に、食材の珍しさにも、中国人の食に対するこだわりが表れる。  満漢全席といえば、西太后が愛した料理として知られているが、数日間かけて100種類ほどの料理が出されたという。山・陸・海などから珍味が集められ、ツバメの巣・フカひれなどはさほどの高級料理ではなく、ここで言う珍味とは、熊の掌・象の鼻の輪切り・蛇・猿などを指す。  


食材は中国料理の基本である。 

 現代でも、高級になればなるほど、珍しい食材を使った料理が卓上に並ぶ。  外国人駐在員たちは、取引先との接待の場で、望む望まないは関係なく、日本では口にすることのない料理と相対する場面も少なくない。 

 友人の中国駐在経験者は、コウモリ、ヘビ、ゲンゴロウ、サソリなどを接待の席で食べた経験があると言う。 

 「多くは鳥類で、キジ、白鳥、クジャクの類は、よく出現しますね。某有名メーカーOBから『駐在員は食べ物に気をつけないといけないよ。変な病気もらったら会社に迷惑かけるからね』と注意されたことを、今回の新型肺炎騒動で思い出しました。でも相手は好意で高い料理をご馳走してくれているわけで、なかなか断れませんよね」 

 この友人いわく、ヘビは鳥のササミみたいな味だったそうだ。 

 食材としてだけではない。漢方では薬剤としても利用されている。野生動物は免疫力を高めるとされていて、農場で育った動物より、野生のほうが、栄養も豊富だと信じられている。 

 いずれにしても、中国人にとって、こうした野生動物を食するというのは、究極の贅沢であり、ごく限られた富裕層だけが可能である。 

 ウイルスの発生源とされているのにもかかわらず、中国政府がなかなか売買禁止にできな

いのは、野生動物を好む富裕層の反発を恐れているからという説さえある。


「個別盛り、取り箸……うんざり」
 もうひとつ中国人の食習慣に大きく影響しているのが、中国料理の西洋化である。 

 ある中国人は言う。  

「一人メシ、個別盛り、取り箸、取り匙……うんざりだ。だけど疫病が収まれば自然忘れていくさ。SARSの時も盛んに提唱されたが、一年たたないうちに雲散霧消したからね」  中国政府はコロナ禍にあたって「公筷公勺」つまり「取り箸・取り匙」を使おうというキャンペーンを始めた。  

 中国において、じか箸とは我々日本人が考えるように、単なる作法上の問題ではない。 

 中国料理といえば、大皿料理である。 

 中国で大皿料理が一般的になったのは、商人が登場した宋の時代と言われている。各地から都市に集まった商人たちは、酒楼と呼ばれる場所で、同じテーブルを囲み、大皿料理から料理を取り分けながら食べ、賑やかで楽しい雰囲気のなかで商談をまとめていった。現代で言うビジネスディナーである。

  中国人にとって、食事とは、単に空腹を満たすだけのものではない。感情の育成、人間関係の構築である。 

 取り箸を使うことは、究極の他人行儀なので、できれば使いたくない。  大きな円卓を囲み、親しい仲間がわいわいがやがや、楽しく酒を飲み、食事をする。おいしい料理は仲間で取り分け、楽しみを共有する。食事時間を賑やかに楽しむことは、中国人の天性と合致する。 

 「このような素晴らしい伝統文化を無くすのは先祖に対し申し訳ないし、受け入れがたい」……。これが庶民の正直な感想である。


多くの中国人を震撼させた数字

 それにしても、江蘇省杭州市疾病管理センターで行った実験結果は、彼らにとっても衝撃的だったはずだ。  

食事の際に、じか箸の場合と取り箸を使った場合とでは、食後の細菌量がどう違うかを比較するというもので、じか箸の場合、細菌数は取り箸を使った時の最大で250倍だったという。  

この数字は多くの中国人を震撼させた。 

 新型コロナの後に実施されたアンケートによると、取り箸を使うことに対して、支持率は100%で、反対はゼロだったそうだ。  

しかし、支持率と実行率は別問題である。現実に実践しているかどうかになると、話は別で、現段階では、取り箸の使用率は、まだ低いと言っていい。 

 そして「公筷公勺」と並行して提唱されているのが、中国料理を西洋式で食べよう、という新しい様式である。簡単に言うと、大皿に盛るのをやめようというもので、真ん中にスープ、四隅に小分けした料理を配するという西洋風に食事をしようということだ。  

ただしこれは、用意する時や片付けの時、実に面倒だ。食事の際の賑やかな雰囲気も損なうし、相手との一体感もない。食事の最大の目的である、もてなしの気持ちも損なわれてしまう。 

 衛生的ではあっても、食事の楽しみが減るのも事実である。

  何千年も続いた習慣や、民族的な心理を変えるには、時間がかかる。 

 年頭から始まったコロナ問題だが、夏を迎えて世界各地でいわゆる「第2波」が出現し始めた。日本も同じである。東京など都市圏では、食事会、飲み会などで感染が広がっている。 

 そもそも人間は会食が好きな生命体である。親しい人々と楽しく会話しながら、美味しく、珍しい料理を楽しむ。この豊かな時間が失われる悲しみは、言葉で言いあらわせないが、コロナ禍のなか、いかに折り合っていくかに、人間の智慧が試されている。



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