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4日午後5時頃、埼玉県草加市松原の「ローソン草加松原店」で、店員の短期大2年森田さくらさん(19)は、おびえた様子で店内をうろうろしていた常連客の80歳代女性の姿に気づいた。
10/4/2020
様子がおかしいと思い、「何かお探しですか」と声をかけると、女性は震える声で「30万円のプリペイドカードが必要なの」と答えた。
不審に思った森田さんが理由を尋ねると、同日午後に通信会社関係者を装う男から電話で、未払いの通信料を支払うために、プリペイドカードを購入するよう指示されたとのことだった。詐欺を疑った森田さんは110番し、草加署員が来るまで女性をなだめ続け、被害を未然に防ぐことができた。
同署は14日、森田さんに感謝状を贈呈した。森田さんは「どうにかしなきゃと思い行動した。詐欺の被害を一人でも止めることができてうれしい」と笑顔だった