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24歳女は元恋人に金を貢いでいたが 池袋82歳“パパ活”殺人》身寄りのない“孤独老人”はなぜ殺されたのか? … 「池袋アンダーグラウンド」のリアル

2022年01月29日 23時01分05秒 | 女と男のこと
 
池袋82歳“パパ活”殺人》身寄りのない“孤独老人”はなぜ殺されたのか? 24歳の容疑者は元恋人に金を貢いでいたが… 「池袋アンダーグラウンド」のリアル

1・24・2022



東京都が「まん延防止重点措置」を施行した1月21日、コロナ禍の影響か人もまばらになった池袋北口の夜の繁華街近くのラブホテルで事件は起きた。

【写真】逮捕された藤井遥容疑者。軽度の知的障害があったという

「『やばいから来て』と友人からラインがあった」

 若い女性の声で公衆電話から110番通報があり、すぐに最寄りの警察官が自転車でホテルに駆けつけた。10階の部屋のドアをあけると、血だらけの老父が全裸で、椅子にもたれかかる状態で見つかった。老父は既に絶命しており、財布からは金が抜き取られていた。

 非業の死を遂げたのは、さいたま市南区に住む今野勝蔵さん(82)。東北の豪雪地帯出身で1人暮らしだった。今野さんには身寄りもなく、遺体の確認は昔の職場の関係者がおこなったという。

◆◆◆

 翌朝、現場から遠く離れた西八王子駅付近で犯人が警視庁の捜査員に確保され、事件はスピード解決となった。

 殺人の疑いで逮捕されたのは職業不詳の藤井遥容疑者(24)。逃亡を手助けしたとして、藤井容疑者の元恋人である小林優介容疑者(29)と弟の翔太容疑者(25)も逮捕された。

「スピード解決に一役かったのは、昨年より取り付けが強化された防犯カメラでの追跡でした。藤井容疑者は今野さん殺害後、池袋駅付近で小林兄弟と合流し、新宿の歌舞伎町にむかった。その後、池袋の現場に引き返し、規制線の外から捜査の様子を伺ったようです。

 その後は再び歌舞伎町に引き返し、カラオケ店にはいった。事件後にもかかわらず、藤井容疑者もカラオケで歌を歌っています。カラオケが終わった後、ネットカフェに移動し、一晩を過ごした3人は、朝に電車でJR西八王子駅にむかい、改札を出て別れたところをそれぞれ警察に確保されました」(全国紙社会部記者)

 殺害の凶器はカッターナイフだった。藤井容疑者は「トラブルになりかっとなり刺した」「(カッターナイフ)は普段から持ち歩いている」などと供述しているという。

「今野さんの死因は右太ももの動脈を切られたことによる出血性ショック。他にも胸も刺されていた。今野さんは風呂に入っていた形跡があり、入浴している隙に藤井容疑者が今野さんの財布から現金を奪おうとしたが、バレて刺したというのが警察の見立てです。今野さんは性行為をした形跡もなかった。

 藤井容疑者は、『カッターを所持していたのは護身用』と説明していますが、手首には切り傷があったそうです。110番は本人が友人と偽り通報したようです」(捜査関係者)

「(今井さんとは)路上で声をかけられた」とも供述している藤井容疑者。池袋駅周辺の防犯カメラにも、路上で会話しホテルに移動する2人の姿が映されていた。前出の捜査関係者が言う。

「藤井容疑者はパパ活の常習者で、背景には小林兄弟の存在がある。兄の優介はオンラインゲーム上で藤井容疑者と出会い、自分に好意を抱いていた藤井容疑者からパパ活で稼いだ多額の金を貢がせていた。

 藤井容疑者は広島県出身で、軽度の知的障害があり、障害者手帳も所持していました。小林兄弟がネットの出会い系サイトで女性を演じて客を探し、藤井容疑者に売春をさせていた可能性が高い」

 弟の翔太容疑者は西八王子駅付近の小さなマンションに住んでいた。病弱な母親との暮らし、アルバイトと生活保護を受けながら母親の面倒をみていた。兄の優介容疑者や藤井容疑者もこのマンションに出入りしていたようだ。

 マンションに最近引っ越してきたという近隣住民は、兄弟の印象をこう語る。

「マンション内で何度かすれ違いましたが、『今風の兄ちゃん』という感じで、香水の匂いをさせていました。でも、顔を合わせれば『こんにちは』とちゃんと挨拶をしてきて、チャラい見た目のわりには感じのいい青年だったんですが…」

 兄弟の母親は「文春オンライン」の取材に対して「すいません、病気なのでわかりません」とか細い声で話すのみだった。

 藤井容疑者は22日逮捕後の移送の際、車内で声をあげて泣いていた。

 取調べに対しても涙を流しているという――。



「文春オンライン」では、今回の件について、情報を募集しています。下記のメールアドレス、または「文春くん公式」ツイッターのDMまで情報をお寄せ下さい。

メールアドレス: sbdigital@bunshun.co.jp
文春くん公式ツイッター: https://twitter.com/bunshunho2386
「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班)



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東大刺傷事件」犯行少年の素顔 母も困惑した「理III」への執着、学校行事での意外な一面

2022年01月29日 21時03分04秒 | 教育のこと

↑東京大学駒場キャンパス>理科Ⅲ類は、ここにあります。


理Ⅲの魔力にとり憑かれた人>理科Ⅲ類に入る人には少なからずいるようですが、


母親は「うちの息子は変わってるんですよ」


事件現場となった東京大学の大学入学共通テスト会場前

 15日、大学入学共通テストの会場である東京大学農学部正門前の歩道で、受験生を含む3人が突然切りつけられた事件。ママ友や同級生の証言から、殺人未遂容疑で逮捕された高校2年生の少年(17)の素顔に迫る――。 

【写真4枚】犯行少年の中学校の「卒業アルバム写真」と「卒業文集」。文集には「勉強に苦しめられた」という言葉も  ***

 愛知県名古屋市に住む少年が通っていたのは、県下随一の進学校・東海高校だった。そんな名門高校に入学した当初から、少年は「東大の理IIIに入る」と公言していたという。理IIIとは、多くの学生が東大医学部医学科に進学する理科III類のことである。 

 中学校に入学した頃から異常なまでに勉強に熱を入れるようになったという。それを表すように、中学校の卒業文集に寄せられた作文には以下のようにつづられている。

〈三年間の中学校生活で、行事や部活動、その他色々なことを経験しましたが、やはり「勉強」というものが一番長く経験したものでもあり、自分をときに苦めたものであり、助けてくれたものでもありました〉(原文ママ)

 そんな少年に対して、母親は困惑を隠せなかったという。当時の様子をママ友の一人が明かす。

 「彼のお父さんは地元の大学で職員をされていて、お母さんは専業主婦だったと思います。4人きょうだいの長男である彼は、中学校でも成績が抜群に良かった。マイペースな性格なので、お母さんも“うちの息子は変わってるんですよ”と話していました。

両親は子どもの進学先にこだわりがないのに、彼は中学3年の頃から“絶対に東大に行きたい”“理IIIに合格したい”と口にするようになったそうです。お母さんは彼を応援しつつも“行きたいと言って行ける学校でもないと思いますけど……”とむしろ困惑した様子でした。深夜までブツブツとひとりごとを言いながら勉強し続けていたそうで、いつか体調を崩すんじゃないかと心配していました」


芦田愛菜について熱弁


 猛勉強の末、東海高校に進学した少年。同校では2年生と3年生に進級するタイミングで、成績別にA群とB群に分けられるといい、少年は成績上位者が集まる理系A群に入っていたという。時間があれば参考書を開くような真面目なタイプだったというが、周囲からどのように見られていたのか。同学年の知人が明かす。 

「うちの学校は本当にいろんなタイプの生徒がいるので、イジメられたりはしていません。彼もただのガリ勉ではなく、学校行事にも積極的に参加していました。昨年2月に、希望する生徒が講師役となって自分の好きなものをプレゼンする行事があって、彼はそこで女優の芦田愛菜さんについて熱弁をふるったんです。彼女について喋ったら注目を集められそうと思ったようで、結構ウケていましたよ」 

 一方で、勉強面では苦労していたようで、別の生徒はこう語る。 「彼の成績は、1年生の頃は全体(1学年が約400人)で60位くらいだったと思います。ただ、2年生になってから100番台まで落ち込んでしまった。今月下旬に始まる実力考査の結果次第ではB群に落ちることも考えられた。普段から照れることなく“東大理IIIに入る”と話していた彼にとってはこたえたのかもしれません。最近は昼休みも弁当を食べながら勉強していましたからね……」 

 動機について少年は“成績が振るわず、医者になれないなら人を殺して切腹しようと思った”と語っているという。1月20日発売の「週刊新潮」では、少年が中学校の卒業文集につづった、勉強への異常な執着などと併せて詳しく報じる。

「週刊新潮」2022年1月27日号 掲載


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共通テスト不正 19歳女性が出頭「受かる自信がなかった」 警視庁

2022年01月29日 18時03分14秒 | 受験のこと

15日に実施された大学入学共通テストで「世界史B」の出題内容が試験時間中に流出した疑いがある問題で、関与したとみられる受験生の女性(19)が27日、香川県警に出頭した。捜査関係者への取材で分かった。



「共通テストの画像を流出させた」などと話しているという。警視庁捜査1課が詳しく事情を聴いている。


1・27・2022

 【写真】東大生に届いた自称「高2女子」からのメッセージ 捜査関係者によると、受験生は母親に相談した上で27日午前、県警の丸亀署に出頭してきた。大阪府内居住の大学1年生で、府内の試験会場で受験したという

不正行為の動機について「別の大学を目指していたが、受かる自信がなかった」と説明している。 捜査1課は、流出行為は出頭した受験生が1人でやったとみており、今後、任意で調べを続ける方針。

 問題を流出させたとされる女性は、インターネット上で高校2年の女子生徒を自称していた。実際は受験生で、偽名も使っていたとみられる。家庭教師紹介サイトを通じて知り合った大学生らに対し、世界史や国語の問題について解答を依頼。試験時間中にスマートフォンといった端末を使って問題用紙を撮影して送信し、大学生らに解答を求めていたとされる。

 捜査1課は、共通テストの公正さを害し、大学入試センターの職員らの業務を妨害したとして、偽計業務妨害容疑を視野に捜査。やりとりした東大生らから事情を聴くとともに、家庭教師紹介サイトの登録情報などから調べを進めていた。


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「自殺しようと思い、先生を殺そうと」容疑者が供述 埼玉立てこもり

2022年01月29日 13時34分55秒 | 社会のことなど
「自殺しようと思い、先生を殺そうと」容疑者が供述 埼玉立てこもり



埼玉県ふじみ野市の民家で発生した立てこもり事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職、渡辺宏容疑者(66)が「母が死んでしまい、この先いいことはないと思った。自殺しようと思った時に、先生やクリニックの人を殺そうと考えていた」と供述していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。また、埼玉県警が民家に突入し、立てこもっていた渡辺容疑者の身柄を確保した際の様子も取材で判明した。


【写真】民家に突入 緊迫感に包まれる警察官

 県警によると、夜も明けた28日午前8時前、防弾装備をした県警の捜査員らが玄関ドアの鍵を壊し、閃光(せんこう)弾を発射したうえで突入した。散弾銃を手にした渡辺容疑者が自宅に立てこもってからおよそ11時間後だった。

 渡辺容疑者が連絡に応じなくなり、人質にされていた医師、鈴木純一さん(44)の安否も確認できなかったために、突入を判断した。渡辺容疑者は、捜査員が部屋に入ってきた際に抵抗するようなそぶりはみせなかったという。

 1階の6畳間に置かれたベッドには26日に死亡した渡辺容疑者の母親(92)の遺体が安置され、その脇には銃弾が込められた散弾銃1丁が置かれていた。渡辺容疑者は隠れるような様子でベッドと窓の間にいて、暴れるようなことも特になかったという。

 鈴木さんは、同じ部屋であおむけに倒れており、のちに死亡が確認された。散弾銃で胸の辺りを撃たれたとみられる。

 立てこもりの発生後、県警は固定電話を通じて渡辺容疑者に鈴木さんの解放を呼びかけた。渡辺容疑者は「(人質は)大丈夫。救出してもらいたい」などと話していたが、連絡に応じなくなった。

 県警の佐藤勝彦捜査1課長は28日の記者会見で、鈴木さんの死亡について「今回は、できるかぎりの対応をしたと考えている。結果的に亡くなったのは残念です。我々としては事件の全容解明に全力を尽くします」と述べた。

 在宅医療に携わる鈴木さんは、渡辺容疑者の母親を数年前から担当しており、27日は自宅に呼び出されていた。渡辺容疑者が母親の治療や死亡を巡って不満を募らせ、事件が起きた可能性がある。

 県警は29日、容疑を殺人に切り替えて、渡辺容疑者をさいたま地検へ送検した。当初は県警の調べに対して黙秘していたという。【成澤隼人、平本絢子】


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埼玉立籠もり殺人容疑者>母親死亡で逆恨みか、 「(医師に)謝らせたかった」…

2022年01月29日 13時04分46秒 | 社会のことなど
母親死亡で逆恨みか、立てこもり容疑者「謝らせたかった」…地域の医師会長「在宅医療が揺らぐ」



埼玉県ふじみ野市で27日夜に起きた人質立てこもり事件で、殺人未遂容疑で逮捕された渡辺宏容疑者(66)が、事件の最中の捜査員とのやりとりで、「医師らに謝らせたかった」などと話していたことが、捜査関係者への取材でわかった。前日に死亡した母親(92)の入院を巡って、渡辺容疑者は、犠牲者の医師鈴木純一さん(44)と意見が対立していたといい、県警は詳しいトラブルの原因を調べている。



 【写真】身柄を確保され、警察車両に乗せられる渡辺容疑者


 
県警幹部などによると、渡辺容疑者は母親を一人で在宅介護していた。人質を解放するよう電話で説得を行っていた捜査員に対し、事件を起こした理由について、母親の診療などを巡り、鈴木さんらの対応に不満があったと説明。「謝らせたかった」などと話していたという。

 一方、鈴木さんが所属する東入間医師会には昨年1月以降、今月24日までの間に、渡辺容疑者から母親の診療方針について十数回にわたって電話相談があったという。母親を入院させるよう勧める鈴木さんの意見に反対し、在宅で介護を続けたいという内容だった。県警は、母親が死亡したことで、渡辺容疑者が鈴木さんら診療に当たっていた関係者を逆恨みした可能性があるとみて、慎重に動機を調べる方針だ。


 事件を受けて、在宅医療を担う医師からは、患者や家族と関係を築く難しさを指摘する声が上がった。


渡辺容疑者が立てこもった自宅(中央)(28日午前9時1分、埼玉県ふじみ野市で、読売ヘリから)=富永健太郎撮影

 東京都世田谷区の「恵泉クリニック」の太田祥一院長は「高齢患者や家族と意思疎通がうまくいかず、怒られた経験はある」と話す。
 静岡市の「つどいのおかクリニック」の岡慎一郎院長は「患者が思いがけずに早く亡くなり、こんなはずではなかったと憤る遺族もいる」と言う。家庭という閉鎖空間で診療する難しさにも触れ、「医師が在宅医療を敬遠するようにならないか」と懸念する。
亡くなった鈴木医師、仲間の信頼厚く

(写真:読売新聞)

 立てこもり事件で犠牲になった医師の鈴木純一さんは多くの患者に頼られ、昨夏の新型コロナウイルスの「第5波」では自宅療養者の健康観察に奔走していた。
 東入間医師会の関谷治久会長(66)によると、鈴木さんは二つの在宅クリニックを運営し、埼玉県ふじみ野市、富士見市、三芳町の在宅患者の8割ほどにあたる約300人を診療していた。


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