この冬、久しぶりに、読書しました。
小松左京原作
「日本沈没」
TBS系列でテレビドラマで放送されていたころは、
ちょうど小学6年くらい。
「日本が沈没するわけないじゃん!」と思いながらも、
「乱泥流」の言葉がはやったことをよく覚えています。
あれから40年。
スイスへ新婚旅行にいっているときに北海道奥尻島で地震。
2年後には、阪神淡路大震災。
中越沖地震、能登半島地震、再び中越沖地震、岩手・宮城内陸地震
そして、東日本大震災。
もしかして、「小松左京」は、未来を見てきたのか?
と思いながら読み始めましたが、
なんと表現してよいのか、
もう一度、最初から読み直さなければいけない気分になっています。
気になることのひとつは、
「日本列島が沈没するとき、原発はどうなるの?」
原作では、わずか数行「無事対処できてる」程度しか書いていない。
仮に、いま、日本が本当に沈没しだしたら、
世界中の海に高濃度放射性物質が流れ出し、
地球は、いまと全く違う生態系になることでしょう。
それでも、たぶん、生物は絶滅しない。
(人類は・・・)
さて、いつ2回目読もうかな。