だんだん形になって行く現場。刻みも頑張らなければと改めて思いました。少し前は、鉄筋の検査も無く、検査もそれ程厳しくはなかったのですが、今は個人が出きる範囲を越え、専門家にお任せするしかなくなったのには、少し疑問が残ります。自己責任が基本で、どんな家でも一律の規制には無理を感じます。ハウスメーカー等の、25年程の寿命の家に、これ程の鉄筋をする必要があるのか?壊す時の事を考えれば、大変なエネルギーがいると考えます。昔の、石の礎石の上に建てる建築が、環境問題を考える上では、何とエコロジーな事かと、考えらされます。ただ弱いからダメと言うのも、幼稚な考え、人それぞれチョイスする自由があっても良いのでは。
たとえばこんな平たい基礎の上に家を置く事も、免震を考えれば良いと思うし、経費削減に繋がります。建築に、もっと自由を、そこから革新は生まれる。法律でがんじがらめにするほど、抜け道を探す人を生む気がします。