( 12/24 撮影 )
北斗市当別にある“トラピスト修道院”へと続く並木道..。地域住民は修道院を聖地と見立て
「ローマへの道」と名付けているが、今年もトラピスト正門へと続くスギやポプラの並木道約
400mをライトで照らし、丘の上にある聖堂に導くように並木が闇夜に浮かび上がる。並木
道の下にはシカやリスをかたどったオブジェが置かれ、クリスマスムードを醸しだしている.
修道院正門前の坂道約120mには、地域の子供たち描いたワックスキャンドルが並べられて
いる...。午後5時、ライトが消され、係の方の「点灯します」の合図でキャンドルにひと
つずつ灯りを灯していくと、辺りは幻想的な雰囲気に包まれ、時折小雪が舞い、ゆったりとし
た時間の流れる中で幻想的な光景を楽しむことが出来た。スタート地点に置かれているおもて
なしコーナーでは、温かいビーフシチューやとん汁が用意され、身も心も温めてくれる...
( ワックスキャンドルが並べられた坂道の下から聖堂を見上げ、聖堂前から坂道を見下ろす )
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)
( 07/28 撮影 )
道南各地で夏祭りが始まる...。北斗市では旧上磯町・旧大野町との合併の北斗市誕生時に
生まれたという“北斗市夏まつり”が行われた。上磯駅近くの特設会場では多くの露店の出店が
軒を連ね、歌謡ショウーやダンスパフォーマンスなどのステージイベントで朝から盛り上が
ったようだ。祭りのメインは、夜行われる山車行列と花火の打上げ、「まだ間にあうぞ!!」と
車を走らせる。北斗市役所前には、各団体が趣向を凝らした8台の山車が待機している...
午後6時半、山車行列は女性団体の皆さんが踊る「ずーしー音頭」と上磯奴を先頭に市役
所前を出発、夕闇迫る市街地を華やかに練り歩く..。踊りや山車が通る度に沿道から住
民が声援を送り盛り上げ、行列が特設会場に到着するとステージの前で踊りが始まり、住
民も加わり大きな踊りの輪が出来ていた。祭りの最後は花火の打上げ、上磯漁港の上にス
ターマインや大玉など会場から流れる音楽とともに次から次と打ち上げられ、海の傍とあ
って山車行列の熱気を忘れさせてくれるヒンヤリ感を感じながらファインダーを覘く..
( ※ 小さな写真6枚は左クリックで拡大する。)
( 06/23 撮影 )
気温は連日の25℃超えの「夏日」が続き、「八郎沼の“スイレン”が見頃だぞ!!」との情報をもら
い北斗市・八郎沼公園に車を走らせる...。八郎沼は1周しても10分ほどの小さな沼を中心に
した公園で、自然にあふれ四季を通じ、市民憩いの場として親しまれているが、情報通り、木々の
緑と沼の青い水に映えるようにピンクや白い色の花びらを一杯に広げた“スイレン”の花が沼のあち
こちに咲き誇り、夏の訪れを告げている。沼の住人カエルも“スイレン”葉の上に乗っかって花見を
楽しんでいるようだが、カメラを向けると「邪魔するな」と言わんばかりに睨み返される....
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
( 04/27 撮影 )
「春の妖精」といわれるカタクリの群生地として知られている、北斗市・匠の森公園...。
先週、そのカタクリを愛でながら匠の森研修センターの職員の方との会話で「毎年花の季節
も早くなって」と季節を先取りして次から次と咲き始める花々に驚いていた。ということは、
“シラネアオイ”もそろそろ見頃かもと匠の森公園に車を走らせる。木々の芽吹きが眩しさを
増し、色づき始めた公園の中で小鳥の囀りは聞こえるものの静寂な時間を楽しめる....
まだカタクリの花が咲き残っている中に、20cmほどの高さに大きな薄紫色の花びらを靡かせ
ながらの“シラネアオイ”の花があちこちに咲き、見頃を迎えている..。大きな花びらを持つ
大輪の花は「春の妖精」といわれるカタクリの花とは少しイメージが違うような気がするが、
その華やかで美しい姿にはほれぼれとさせられ、いつまで見ていても飽きることがない...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
北斗市にある匠の森公園の「“カタクリ”が見頃だよ」とメールをもらう...。匠の森公園
は“カタクリ”の群生地として知られ、春の暖かさに誘われて咲く“カタクリ”の花は春の訪れを
告げ、淡い紫色で下向きに花びらを反り返るように咲く艶やかな姿は、まさに春の妖精。匠
の森研修センターの職員の方も「毎年開花が早くなって」と、早い開花に驚いている。“カタ
クリ”は下草が茂り日光が当たらなくなると枯れてしまうので、今週末までがおすすめ...
「白い“カタクリ”があるそうだけど」と職員の方に訪ねると「群生地の北側を探してみたら」
と教えてくれる...。しかし、北側といっても広く目を凝らしながら1時間ほど歩き廻り、
やっと見つけた。白い“カタクリ”の花は、色素遺伝子の突然変異による白花変種と呼ばれるも
ので、出現確率はおよそ1万分の1とされている。見た人に幸せを運ぶとの言い伝えもあるそ
うなので、見学に来られた方皆さんに楽しんでもらえるよう大切に見守っていきたいもの..
( 「俺の出番だぞう!!」と、ばかりにシラネアオイも咲き始める )
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
春の陽射しにすっかりと雪の消えた大野平野では、“農作業”が始まった...。大野平野を
見下ろすように聳え立つ駒ヶ岳の下で、トラクターが慌ただしく行き交い田起こしに余念が
ない。この田起こしは、田植えの後の水管理もあって耕す深さが難しいそうだ。しかし、こ
の苦労が秋の豊作に結びつくとあって、トラクターのハンドルを握る手にも力が入る...
( 12/24 撮影 )
北斗市当別にあるトラピスト修道院に続く並木道..。通称“トラピスト通り並木道”で、トラピ
スト修道院正門までの約400mのスギやポプラの並木道をライトアップ、丘の上にある聖堂に
導くように並木が闇夜に浮かび上がる。凛とした冷たい空気の中を、子どもを連れた家族連れな
ど大勢の方が、街中の賑わいとは違う静寂の中を散策しながら幻想的な風景を楽しんでいる..
修道院正門前の階段約120mには地域の子ども達や期間中訪れた方が制作したという350個ほ
どのワックスキャンドルが並べられ、厳かに雰囲気に包まれている..。下から見上げる聖堂、ま
た、丘の上から見下ろす並木道、何度も訪れているトラピスト修道院だが、これまでと趣の異なる
冬の幻想的な風景に堪能してきた。おもてなしコーナーでのとん汁には、身も心も温められる..
( ※ 小さな写真6枚は左クリックで拡大する。)
( 08/20 撮影 )
日本野鳥の会道南檜山支部主催の“ツバメのねぐら入り”探鳥会に参加...。野鳥の会では年
間20回程度探鳥会を開催しているが、うち4,5回参加させてもらっている。今回の“ツバメ
のねぐら入り”は、市街地の近くにある貴重なねぐらと聞き、一度は見てみたいと集合場所(七
飯町役場駐車場)に向かう。好天に恵まれ、夕涼みを兼ねての探鳥会日和に小学生から80歳
を超える高齢者まで30人以上が集まり、注意事項を聞いて観察場所の大野平野へ移動...
観察場所は大野平野の田んぼの中にあるヨシ原の茂み..。「ここがねぐら?」と思うほど静
寂だったが、峩朗鉱山近くに夕陽が傾くと茂みの上空を、どこからともなく大量のツバメが旋
回しねぐらに突入していく。リーダーの話では「5千羽ほど入っているが、ここは道内でも珍
しいねぐらだ。日中は餌を探して八雲町辺りまで行っているのが確認されている」そうだ。た
だ、以前のねぐらは生活環境が変わったのか、ツバメに嫌われたそうで「このねぐらは大切に
してあげたい」とも話していた。ねぐら入りが始まって30分ほど、元の静寂に戻ったいた.
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
所用で北斗市に向かう途中、少し遠回りをして大野平野の田んぼの中を走る..。水稲の生育
は順調のようで青々とした田んぼが広がる光景は、農家の方の秋の収穫への期待が伝わってく
る。そんな田んぼのあぜ道に7,8羽の“アオサギ”の群れが、羽を休めたり田んぼの中に入り
込み餌を漁っている。“アオサギ”は警戒心が強く、なかなか近寄ることは出来ないのだが..
車を止めて“アオサギ”にカメラを向けても、人慣れしている?のか動じず、逆に鋭い眼光で
睨まれる..。どうも食事中のようで田んぼの中の魚やカエル、昆虫などを探しているよう
だ。体調7,80cm、羽を広げると2m近くもあり、首が長くて細い脚、見た目には優雅に
見える“アオサギ”だが、所によっては養殖魚を食べる害獣で駆除対象になっている鳥なんだ
そうだ。水辺や浅瀬を徘徊しながら獲物を探す“アオサギ”なら問題ないと思うけど....
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( 07/30 撮影 )
道南各地で夏祭りが始まる...。北斗市では旧上磯町・旧大野町との合併の北斗市誕生時に
生まれたという「北斗市夏まつり」が行われた。上磯駅前近くにある特設会場では多くの露店
が軒を連ね、子ども達によるよさこい演舞やステージショーなどで朝から盛り上がっていたよ
うだ。祭りのメインは、夜行われる“山車”行列と花火大会、「まだ間にあうぞ!!」と夕食のあと
車を走らせる。北斗市役所前には、既に各団体が趣向を凝らした“山車”が待機している...
午後6時半、新型コロナ禍で4年ぶりとなった “山車” 行列は女性団体の皆さんが踊る「ふれあ
い音頭」を先頭に市役所前を出発..。沿道で大勢の市民が見守る中を、電飾で彩られた8基
の “山車” が夕闇迫る市街地を華やかに練り歩き祭りを盛り上げる。祭りの最後は花火大会、上
磯漁港からスターマインや大玉など会場から流れる音楽とともに次から次と打ち上げられ、海
の傍とあって日中の暑さを忘れさせてくれるヒンヤリ感を感じながらファインダーを覘く..
( ※ 小さな写真6枚は左クリックで拡大する。)