残しておきたい今日の1枚

函館近郊で撮影した写真、その中のお気に入りや思い出となるもの1枚を残しておきたい

“マルメロ”の花が咲き、大野平野で田植えが始まる...

2023年05月25日 | 北斗市

( 05/24 撮影 )

所用で新函館北斗駅に行った帰り道、ちょっと遠回りして大野平野を車で走った..。北斗
市総合分庁舎近くを走る通称「マルメロード」に街路樹として植えられている“マルメロ”と
「ツツジ」が競うように満開の花を咲かせている。この「マルメロード」は、10数年前、
道路改修を機に約700mの道の両側に街路樹として、地元の特産品として知られている
“マルメロ”を植栽、春に薄ピンクの花、秋は黄色に色づく実を楽しませてくれている...

 

ところで以前、北斗市の農家の方から「“マルメロ”の花が咲いたら、田植えが始まるんだ」と聞
いたことがある..。話のとおり、大野平野のあちこちで田植え作業が始まり、田んぼの中を田
植え機が走り回りフル回転。最近は自動操舵が出来る機能を搭載した田植え機が導入され作業は
楽になったと聞くが、農家の方は秋の豊作を願いながら、青々とした苗を次々に植えていく..

 

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒグマの影に怯えながら“檜沢の滝”へ...

2023年05月21日 | 北斗市

( 05/20 撮影 )

北斗市大中山に聳える標高750mの毛無山、その登山道の途中に位置する“檜沢の滝”(ひのき
ざわのたき)..。一度眺めてみたいと思っていたが、友人等から「ヒグマの居住区域だから
気をつけて!!」といわれ躊躇していた。この時期、登山道は花の季節でもあり、朝から青空の広
がりを見て「行くなら今だ!!」と毛無山登山道入口の向けて車を走らせる。駐車場には7,8台
の車が止められ、登山客が入っていそうなので、取り敢えずはヒグマの心配はなさそう...

  

登山道に入りほどなくすると、大野川にかかる赤い吊り橋「檜沢橋」を渡る..。昔は丸木橋
と聞いた記憶があるが、立派な鉄骨で何の心配もなく、橋を渡ると「檜沢の滝まで770m」
の看板が登山道に横たわっている。途中、結構きつい坂もあったが、登山道沿いに咲く山野草
をカメラに収め楽しみながら登る。渓流沿いでは「サンカヨウ」の花見つけた。フキのような
大きな葉の上に2cmほどの純白の花で、雨に濡れるとガラス細工のように透明な花びらが見ら
れるという貴重な植物とのこと。ただ、見頃は過ぎたようで来年もう一度来てみたい...

  
    (サンカヨウ)       (タネツケバナ?)        (ナガハシスミレ)

小鳥の囀りと渓流の音を聞きながら、新緑に囲まれた登山道を「熊よけの鈴」を鳴らしながら
進む..。渓流を10カ所ほど丸太橋で渡り、適度な冒険心を揺さぶられながら登山道入口か
ら4分分ほどで目的の “檜沢の滝” に到着。滝は高さ15m、幅12mで3段で落ちる大きな滝
だが、轟音とともに流れ落ちるイメージで訪ねたのだが残念ながら水量が少なく白糸の滝。そ
れでも、ヒグマの影に怯えながらも新緑の中森林浴と山野草を愛でながら楽しめ、少し自信め
いたものも付いた。この勢いで次回は滝の水量の多いとき、ついでに山頂を目指そうかな..

 

( ※ 小さな写真8枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静寂の中で咲き乱れる“シラネアオイ”...

2023年05月03日 | 北斗市

( 05/01  撮影 )

「春の妖精」といわれるカタクリの群生地として知られている北斗市・匠の森公園...。サ
クラの花と同様にカタクリも例年より10日ほど早く開花し驚かされたが、とするとカタクリ
の後に咲く“シラネアオイ”も負けてはいないかも知れない、と匠の森公園へ車を走らせた。園
内は、時折小鳥の囀りは聞こえるものの静寂そのもの、そんな中に30cmほどの高さに薄紫
色の大きな花びらを持つ“シラネアオイ”の花が群落をなし、あちこちに咲き乱れている...

 

大きな花びらを持つ “シラネアオイ” の花は、「春の妖精」といわれるカタクリの花とは少し
イメージが違うような気がするが、その華やかで美しい姿にはほれぼれとさせられ、いつま
で見ていても飽きることがない...。“シラネアオイ(白根葵)” は、日本原産の代表的な
特産植物とのことで、中部地方以北の本州から北海道の山地の林縁や草原に生え、特に栃木
県日光の白根山に多くみられ、花がアオイの花に似ているので、この名になったそうだ..

 
( 公園内に咲く名残の「カタクリ」と研修センター下の広場に咲く満開の「サクラ」 )

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の妖精 “カタクリ”、匠の森公園に咲く...

2023年04月12日 | 北斗市

( 04/11 撮影 )

大沼公園でミズバショウを眺めた後、ついでに“カタクリ”もと北斗市の匠の森公園に車のハン
ドルを切る..。匠の森公園は“カタクリ”の群生地として知られ、春の暖かさに誘われて“カタ
クリ”の花が開き春の訪れを告げている。遊歩道の階段補修をしていた職員の方も「今年は雪が
多かったので、春は遅いと思っていたのに」と例年より10日ほど早い開花に驚いている..

  

“カタクリ”は、ユリ科カタクリ属の多年生植物で、淡い紫色で下向きに花びらを反り返るよ
うに咲く艶やかな姿は、まさに春の妖精...。まだ花は小ぶりの感じがするが、例年2週
間ほど花を楽しませてくれるので、週末は公園内の斜面に紫の絨毯を広げたような光景が見
られそうだ。“カタクリ”に気を取られていたが、樹木の上から小鳥の囀りが聞こえてくる。
バードウォッチングとカメラを向けるも、恥ずかしがり屋なのか野鳥たちはなかなかカメラ
に収まってくれない。そんな中でのんびり屋のヤマゲラとコゲラが付き合ってくれた...

 

( ※ 小さな写真5枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清川陣屋の“福寿草”間もなく見頃...

2023年03月23日 | 北斗市

今週に入って暖かい日が続き、最高気温は連日15℃超えを観測しているが、今日は何と
16℃を超えサクラの花が葉桜に変わる5月中旬頃の気候..。この天気なら、先日眺め
てきた北斗市清川にある「松前藩戸切地陣屋跡」の“福寿草”も成長したのではと、北斗市
への所用の途中立ち寄って来た。陣屋前の広場の雪も解け辺りはすっかり春の装い...

  

車を降りると目の前の土手一面に、黄金色に輝く“福寿草”の花が陽の光を浴び花びらを大き
く広げている...。まだまだ蕾も多く見られるので、見頃はもう少し先のようだが、遠く
の山並みに残る雪景色との光景はまた格別。陣屋に向かう桜並木の傍の畑では農作業も始ま
り、1ヶ月もするとこの並木も桜の花が花咲き乱れ、花見客で賑わいを見られそうだ...

 

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の訪れを告げる“フクジュソウ”...

2023年03月16日 | 北斗市

( 03/11 撮影 )

今週に入って気温が上がり始め、陽射しも一段と力強さを増し春の訪れを感じる...。この
暖かさなら北斗市清川にある「松前藩戸切地陣屋跡」の“フクジュソウ”も顔を出しているかも
と車を走らせた。陣屋前の駐車場はまだ一面の雪野原だが、日当たりの良い南向きの土手には
黄金色の花“フクジュソウ”が寄り添うように可憐な花を咲き始めている。見頃はもう少し先の
ようだが、春の近づきを感じるさせる“フクジュソウ”、何故か気持ちもウキウキしてくる...

  

( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“北海道新幹線”高架下にも春の兆し...

2023年03月08日 | 北斗市

所用で北斗市に向かう途中、少し遠回りをして大野平野を車で走る...。一面雪景色だった
畑や田んぼが顔を出し、そこから立ちこめる靄は大野平野を覆い視界を遮る春霞で、長い“北海
道新幹線”高架橋も霞の中に消えてしまいそう。今年は大雪に悩まされたが、3月に入り暖かな
日が続いたこともあって雪解けも早く、高架下にも春の兆し見え間もなく農作業も始まる..

( ※ 小さな写真は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新函館北斗駅前が“光の回廊”に...

2023年02月22日 | 北斗市

冬の函館を彩った主なイルミネーションイベントも、今月末まで...。まだ行ってないとこ
ろはないかな?少し遠いけど北海道新幹線終着駅新函館北斗駅前の“光の回廊”だ、と車を走ら
せる。函館新道を走ると20分そこそこと、それほど遠くはない。今年3年目のイルミネーシ
ョンイベントは、春の「桜回廊」、秋の「紅葉回廊」と並ぶ「北斗光回廊」と銘打ち、約4万
球のLEDで「光のトンネル」と街路樹には1万2千個の電飾を施し、駅前を光で包む...

  

メーンの“光の回廊”は、駅の南口から隣接する商業施設「ほっくる」まで約60mの電飾アー
チ...。アーチの脇には、ウサギやリスなどの動物のオブジェも置かれ、歩道には北斗の四
季を四季や観光名所をデザインした行灯型照明、ご当地キャラクター「ずーしーほっきー」の
光のモニュメントも、夕暮れ時になると雪の埋もれた駅前が光に包まれ雰囲気が一変する..

( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻想的な輝きを放す“ローマへの道”...

2022年12月25日 | 北斗市

( 12/24 撮影 )

北斗市三ツ石にあるトラピスト修道院へと続く400mほどの並木道...。地域の方達が修道
院を聖地に見立て、修道院へと続く道を“ローマへの道”と名付け、今年もスギやポプラの続く並
木道がライトに照らされ、丘の上にある聖堂に導くように並木が幻想的に輝いている。並木の
下にはシカやリスをかたどったオブジェも並べられ、クリスマスムードを醸しだしている...

 

修道院正門前の約120mの坂道には、地域の子ども達が作ったワックスキャンドルが並べら
れ、厳かな雰囲気に包まれている..。先日来の雨で雪もなく、ゆったりと静寂の下で幻想的な
風景の中を散策を楽しむことが出来たが、時折雪の舞う中での散策の方がロマンチックかも知れ
ない。おもてなしコーナーでは、温かいシチューやとん汁が用意され、身も心も温められる..

 

( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“稲穂”の刈取、最盛期...

2022年10月03日 | 北斗市

大野平野を車で走っていると、黄金色に染まった“稲穂”の中をコンバインが忙しそうに走り回っ
ている...。水稲の収穫作業は9月下旬には始まり今が最盛期、先日発表された農作物生育状
況を見ると、水稲は「8月の大雨の影響で生育の遅れが多少見られたが、9月に入り天候は安定
し登熟は平年並みに進んでいる」という。刈取作業は例年より多少遅れているそうだが、丹精込
めて育て上げた「地元米」、今月下旬には店頭に並び、今年も美味しくいただけそうだ...

 

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“意冨比神社(おおひじんじゃ)”の秋祭り...

2022年08月29日 | 北斗市

( 08/28 撮影 )

新函館北斗駅からの帰りは、旧大野町経由で車を走らせる...。途中、神社の祭り幟が目に入
り、木立の中から笛や太鼓の音が聞こえ釣られるように車を止め鳥居を潜る。神社の名前は“意
冨比神社(おおひじんじゃ)”で秋祭りの本祭だという。この神社の漢字名は見たことはあった
が、正直読めなかったし、この木立の中の神社が“意冨比神社”だということも初めて知った..

   

ちょうど神殿では「松前神楽奉奏」が行われていたが、社務所にいた氏子さんは「神輿渡御は担
ぎたかったが、このコロナ禍の中ではとトラックで廻ったさ」と話ながらテントの中にある神輿
を見て残念そう...。それでも、露店の集まった大勢の子ども達を笑顔で眺めていた。案内板
によると、箱館戦争の際、新政府軍と旧幕府軍がこの神社の近くで遭遇し、境内が戦闘の場とな
つたという。境内にある樹齢400年の北海道指定の保護樹木「イチイ」がその歴史を物語る..

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農家の庭先に咲く “合歓の木(ねむのき)” の花...

2022年08月18日 | 北斗市

( 08/17  撮影 )

ひまわり畑を探し大野平野を走り回る...。しかし、住宅の花畑にひまわりが何本か咲いてい
るのは見るがひまわり畑となると、今年はどこにも見当たらない。と、農家の庭先にある樹高
5,6mの木にピンクの花がこんもりと咲くのが見え、近づいてみるとまるで「刷毛(ハケ)」
のような繊細さとその美しさは感動もの。スマホに訪ねると“合歓の木”の花と教えてくれた。名
前は聞いて知っていたが、実際に花を見るのは初めてかも知れない。和名「ネムノキ」は、夜に
なると葉が合わさって閉じて(就眠運動)眠るように見えることに由来するともあった....

   

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木々の芽吹きの中に咲く“シラネアオイ”...

2022年05月13日 | 北斗市

( 05/11  撮影 )

七飯町仁山での豪華寝台列車「四季島」を撮影後、「ここまで来たら“シラネアオイ”を見て
いこう」と北斗市・きじひき高原の「匠の森公園」へ車を走らせる..。「匠の森公園」は
春の妖精ともいわれる「カタクリの花」の群生地でもあるが、今は20cmほどの高さに薄
紫色の“シラネアオイ”の花があちこちに咲き誇っている。大きな花びらを持つ大輪の花は、
その華やかで美しい姿にはほれぼれとさせられ、いつまで見ていても飽きることがない..

  

木々の芽吹きが眩しさを増し、時折聞こえる甲高い野鳥の鳴き声聞きながら、この美しい“シラ
ネアオイ”の花を眺めているだけで心洗われる...。“シラネアオイ(白根葵)” は、日本原産
の代表的な特産植物とのことで、中部地方以北の本州から北海道の山地の林縁や草原に生え、
特に日光の白根山に多くみられ、花がアオイの花に似ているので、この名になったそうだ...

( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開のサクラの下で、上磯小学校の“吹奏楽演奏”...

2022年04月30日 | 北斗市

( 04/29  撮影 )

サクラの名所、北斗市清川にある「松前藩戸切地陣屋跡」で「陣屋桜まつり」が行われる.。
生憎の曇り空でサクラは映えるかなと思いつつも、満開と聞き車を走らせる。陣屋前の広い駐
車場に朝早くから多くの車が並び、イベントが行われる会場へは検温と手指の消毒で新型コロ
ナウイルス感染予防も万全。まつりのステージイベントは上磯小学校の“吹奏楽演奏”で始まる。
満開のサクラの下、毎年全国大会で金賞に輝く吹奏楽の演奏に大勢の花見客も拍手を送る...

  

江戸幕府の命により松前藩が構築した陣屋へ続く約800mのサクラ並木がちょうど満開、ピ
ンクに色づくサクラのトンネルを作りだしている。これが青空なら映えるだろうが、それでも
訪れた花見客からは「すご~い!!」と感嘆の声も聞こえる。陣屋跡では、北斗桜回廊ライトアッ
プ開催期間の5月8日まで、この桜並木もライトアップされている。これも、行こうかな..

( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少し早かったかな? 清川陣屋の“フクジュソウ”...

2022年03月31日 | 北斗市

( 03/30 撮影 )

観光列車「四季島」撮影の後、「清川陣屋(松前藩戸切地陣屋跡)の“フクジュソウ”咲いたか
な?」と北斗市へ車のハンドルを切る...。陣屋前の広場にはまだ雪が残っているものの、
陽当たりの良い南向きの土塁に黄金色の“フクジュソウ”が寄り添うように可憐な花を咲き始め
ている。強い北風と太陽が雲に遮られていることもあって、花びらを大きく広げられずにいる
が、花の近くには小さなつぼみが顔を出しており、このつぼみ、週末には花を開きそう...

  

( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする