来る年2019年は、戊辰戦争終結150周年の節目を迎えるが、その前年の今日12月9日進撃
を続けた榎本武揚率いる旧幕府軍が“五稜郭無血入城”を果たしたことにちなみ、来年の150周
年記念に向けたプレイベントが五稜郭公園を会場に行われた...。無血入城は、榎本武揚率い
る旧幕府軍の衣装を身につけた50人が隊列を組み、旧幕府軍旗の日の丸を先頭に榎本武揚と松
平太郎が軍馬に乗り、小雪の舞う中を一の橋から箱館奉行所まで行進して入場シーンを再現...
今日の函館は 「真冬日」 に冷え込み行進するときは-3℃、さらに、時折小雪が降る天気で行
進に参加した方も大変だったと思うが、「いや、150年前はもっと厳しかったはず...」と気を引
き締めていた...。箱館奉行所前では、大砲による“五稜郭無血入城”の祝砲と全員で勝ちどき
を挙げて再現シーンは終わり、見学に訪れた市民や観光客から大きな拍手が送られていた...
入場行進の前に、五稜郭タワーアトリウムで地域の歴史に興味を持って欲しいと、講談師 荒到
夢形氏による 「五稜郭と榎本武陽」 の記念講談を披露。また、来年春から幕末衣装を着て観光
客のおもてなしをする「五稜郭おもてなし隊」と、箱館戦争の戦闘シーンを再現する「箱館戦争抜
刀隊」の皆さんを紹介、さらに来年5月18日、50回目を迎える「箱館五稜郭祭」もしっかりとPR...