( 01/14 撮影 )
新型コロナウイルス感染症の影響で、航空路・函館ー台湾(台北)線の定期便を運休していた台
湾の航空会社“エバー航空”が、台湾の春節に合わせチャーター便の運航を始めた..。2月3日
まで合計6往復運航し、その初便が今日午後函館空港に到着した。“エバー航空”が飛来するのは
5年ぶり、野次馬にとって見逃すわけにはいかないと、到着時間に合わせ高松展望台に....
ところが、到着時間10分ほど前から空港付近は吹雪模様の天候に変わり、東の空から進入する
“エバー航空”のエアバスA321型機が降り続く雪に霞む..。無事着陸した機体は滑走路から
エプロンに入ると、到着を歓迎するかのように雪雲が消え陽が差し始めた。隣のカメラマンも
「意地悪な天気だなあ」と嘆いていたが、まだ機会はあるので天気の良い日にリベンジだ...
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今年は元日の朝「初日の出」を眺めることが出来たが、今度は水平線から昇る“日の出”を見
よう...。と、窓を開けると上空は雲一つない青空、今朝の“日の出”は午前7時4分、折
角目覚めたのだから“日の出”見物にと、我が家から車で10分ほどのいつもの啄木公園から
少し東よりの湯川漁港を目指し車を走らせる。しかし、何ということかいつものように朝日
が顔を出す東の水平線には黒く厚い雲が横たわり“日の出”を邪魔しそうな気配がする...
その黒い雲の下から朝日が顔を出したのは“日の出”時間の5,6分後...。さらに10分後
に水平線に横たわる黒い雲の上から朝日が昇り、何と“日の出”を2回楽しめた気になったが、
期待は水平線から昇る丸い大きな朝日。しかし、雲の上から朝日が昇ると、津軽海峡は黄金色
に輝き、海の上には気嵐が走り出した。今朝は、この幻想的な光景を眺めたことで満足...
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( 01/07 撮影 )
函館市の「消防出初め式」が函館アリーナで行われた..。会場には消防職員や消防団員が
並び、アリーナ観覧席には関係者や大勢の市民も参加し、防火や防災を誓った。消防隊員の
日頃の救助活動や訓練の様子などを映像で紹介した後、平成5年に消防団で結成された「町
火消し」のメンバーが、半焼の合図に乗せ、揃いの火消し装束姿で登場、消防の伝統文化と
いわれる勇ましい掛け声の木遣り歌や纏(まとい)回しに続き、“はしご乗り”を披露...
“はしご乗り”は3人の乗り手が次々とはしごに昇り、妙技を披露...。高さ6mのはしご
の上でバランスを取りながら「一本遠見」や「肝つぶし」などあおむけの姿勢で手を広げた
り、逆立ちしたりするなどの連続技を繰り広げられ、会場からは大きな拍手が送られる。そ
の後、消防音楽隊が吹奏楽のための祝典前奏曲「波を越えて遙かに」など3曲の演奏が行わ
れ、最後に消防長から「市民の安全と安心確保に全力を尽くす」と決意を述べられた...
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参拝客で賑わう函館八幡宮で、北海道和種馬「ドサンコ」に乗って初詣をする新年恒例の“騎馬
参拝”が行われた...。函館市内にある乗馬クラブが安全祈願と多くの人に多くの人に「ドサ
ンコ」の魅力を知ってもらおうと毎年行っており、今年で25回目。正午前、流鏑馬装束に身
を包んだクラブのメンバーが乗った4頭の「ドサンコ」が、参拝に訪れた多くの人たちが見守
る中、本殿に続く134段の石段をひづめの音を響かせながら力強く駆け上がっていく...
その迫力に、参拝客の中から「おう!!」という歓声も聞こえる..。本殿の前では4頭の「ドサ
ンコ」は神妙な顔で神職によるお祓いを受け、今年1年の安全を祈願していた。ところで、北海
道和種馬である「ドサンコ」は性格は温順で体高130cm程度と小柄ながら、頑健で粗食に耐
え、寒さに強という特徴から北海道の開拓に活躍したが、現在では千頭ほどに減っている...
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新たな年、令和7年を迎えた...。2,3日前の天気予報では「元日は雪の朝」とあって、
新年は雪掻きで始まりと覚悟をしていたのだが、窓を開けると何と上空は青空“初日の出”はど
うなんだと、急ぎ車で10分ほどの大森浜海岸に車を走らせる。陽の昇る津軽海峡の水平線に
は黒い雲が邪魔をしているが、驚いたのは大森海岸に並ぶ“初日の出”を待つ人と車の数...
函館の日の出は7時4分、それから遅れること10分ほどで雲の上に大きな“初日の出”が姿
を現す..。集まった人たちから、一斉に「おう!!」や「きれい!!」などとの声が上がり“初
日の出”に手を合わすご婦人も見える。新年の幸せを祈る元旦に朝日が昇る清々しい様子を拝
むのは、1年の始まりに相応しい光景だ。元旦に“初日の出”に手を合わせ拝むのは太陽信仰
からのようだが、今年1年平穏に過ごせるよう願いを込めてそっと手を合わせてきた...
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JR北海道では、年末年始輸送期間中函館~札幌間に臨時特急「北斗」を、新型多目的特急
車両【はまなす編成】で毎日1往復運行する...。早速昨日から運行が始まったが、【は
まなす編成】は、9月の行楽シーズンに観光列車として通常は特急列車の走らない函館本線
「山線」(小樽~ニセコ~長万部)に特急「ニセコ」として走らせ、大沼公園でその勇姿をカ
メラに収めていたので「【はまなす編成】は何度も見ているしなあー」とスルーした...
ところが、今朝「【はまなす編成】に不具合があったようで、今日の臨時特急は“ラベンダ
ー編成”だぞ」とメールをもらう..。“ラベンダー編成”は、道北・道東方面を走るためお目
にかかる機会が少ないので、それじゃ話が違う是非カメラに収めようと大中山駅まで車を走
らせた。“ラベンダー編成”の外観は、その名の通り北海道を代表する「ラベンダー」をイメ
ージしたカラーリングの4両編成で、数人の撮り鉄さんと並んでシャッターを押してきた.
( 雪煙を残し函館に向けて走る、鮮やかな紫色の車両“ラベンダー編成” )
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( 12/27 撮影 )
今朝、函館港にクルーズ客船“コスタ・セレーナ”(総トン数114,261㌧)が入港した..。函館
港に入港する今年最後のクルーズ客船とあって出迎えなきゃと、海岸町船溜まりに車を走らせ
た。ところが港内は白波が立ち、吹雪模様の雪の中を2隻のタグボートの力を借りて港内に姿
を見せる。若松ふ頭を目指す“コスタ・セレーナ”に、一段と激しい雪が降りかかり、岸壁で出
迎えるカメラマンたちも「大丈夫かなあ」と、心配しながらファインダーを覗いている...
しかし、着岸する頃にはあの激しい雪が嘘のように止み、函館山も姿を現す...。“コスタ・
セレーナ”は今年3度目の寄港で、今回は韓国の旅行会社がチャーターした釜山から小樽、函
館と6日間の冬の北海道のツアー。乗客は主に韓国人で、着岸後用意されたバスに乗り時折青
空の覗く市内や大沼を回り冬の函館観光を楽しまれたようだ。夕方、船夜景をと出掛けたのだ
が雪に邪魔され、すっきりした姿を撮らせてもらえず。次回帰港の2月5日に期待しよう..
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)
今日21日は、一年で最も昼の時間が短いといわれる“冬至”..。函館の今日の日の出は、午
前6時59分で、日の入りは午後4時10分、昼の時間は9時間11分と聞けば確かに短い。
その昔、夜が長いことから、“冬至”の日は「死に一番近い日」といわれ、その厄を払うため身
体を温め無病息災を祈っていたという。今でも、“冬至”の日に栄養面で優れている「カボチャ」
を食べ、「柚子湯」に入り身体を温めるという風習が残っている。我が家でも夕食に「カボチ
ャ」のお汁粉が並べられた。「柚子」は入ってないが、一風呂浴び温まってねようかな....
湯の川漁港から眺める夕陽..。函館山を交わして津軽海峡に落ちたが、明日
からは函館山に向かい函館山の稜線に落ちていく...( 写真は12/18撮影 )
( ※ 小さな写真は左クリックで拡大する。)