夕方、孫娘から「紫金山・アトラス彗星(ツチンシャン・アトラス彗星)の見える場所に連
れて行って」とのリクエスト...。何時頃、どの位置で現れるのかを調べさせると「午後
6時前後に、西の空の金星の近くで肉眼でも見えるらしい」とのこと、「じゃ、桔梗の高台
だ」と車を走らせる。高台の農道には既に10台を越える車が駐車しており、それぞれ三脚
を立て待機している。日没後の西の空は、あかね色に輝き、彗星の出現を待っている...
“紫金山・アトラス彗星”は、昨年1月に中国の紫金山天文台で発見され、その後、アトラス
(地球に衝突するような小惑星を発見し警報するシステム)でも発見された彗星..。西
の空を双眼鏡で眺めていると、午後6時過ぎ長い尾を持つ彗星を発見。少しもやっている
こともあって肉眼ではかすかに「あれかな?」程度の明るさで厳しいが、双眼鏡でその姿
をしっかり捉えた孫娘も「良かった見れて、次に見れるのは8万年後だもの」だって..
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)