toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

あれれ、金剛峯寺?!

2006-11-05 23:26:17 | 身の回りのこと

っというわけでお寺参りをするために僕は嫁ハンの親戚の方が運転してくらはる車に同乗させていただきました。紀北町海山前泊の熊野発7:00ぐらいです。

何故か車が向かった先は奈良、和歌山方面です。海山前泊時点で薄々おかしいとは感じていたのですが、荒神さんという神社でのお参り経由で僕が到着したのは、なんと高野山の金剛峯寺なのでした。

僕の記憶が定かであれば確かに”比叡山延暦寺に行く”といっていたはずの嫁ハンは”金剛峯寺か延暦寺のどっちかと言ったはずだ”と開き直る一方で話になりません。
なんにせよ、嫁ハンの怒りは買う(直前の一文でです‥‥)かもしれませんが空海さんが怒らはる可能性は低そうなので良かったです(JOG家の宗派は真言宗なのです)。

さて、この真言宗の総本山を実際に御参りして僕は感激しました。やっぱり日本人で仏教徒で真言宗の家でよかったですわ。経過した年月の重みやら、それこそ霊気やら雰囲気、苔むした石、日の差し方、建物の荘厳性、全てのものが僕にそう感じさせるのです。
僕は前にイタリアはバチカンのサンピエトロ寺院を訪れてびっくりしたことがあったのですが、金剛峯寺にはそれ以上の感銘を受けました。どっちも凄いのですが、空海さん凄いですわ。
ENIGMAの音楽を聞きかじったときに、キリスト教徒がグレゴリオ聖歌で身心恍惚状態になるのと、仏教徒がお経でもってトリップ状態になるのは同義だだかなんだかどこかに書いてあったような気がするのですが、さもありなんな気分です。

ただちに由緒ある寺社仏閣マニアになってしまう、という行動はとらないと思いますが、その手の事象の存在感が僕の心の中で大きくなっていきそうです。