ウチはテレビ放送を受信するのにケーブルテレビ会社と契約しています。特にオプションの多チャンネルどうたらこうたら等は契約していないのですが、通常の地上波以外に何チャンネルか余分に視聴することができるのです。
っで、今日あまりにもテレビの放送がおもしろくなかったのでチャンネルをいろいろ変え続けていたところ、ケーブルテレビのとんでもない番組にあたりました。
何かエネルギーギャップがどうやとかシュレディンガー方程式がどうたら面心立方格子の電子の自由度がなんや、とか日常会話では先ず出てこないであろう言葉がやたらめったら飛び交っているのです。
僕も少し酔っ払い気味だったのでマジメに聞いてみよう、と本腰を入れて番組を見始めたのですが、本当の本当に説明してはることやグラフの内容、方程式の意味がさっぱりわからないのです。喋っとっての言語は間違いなく日本語であるとわかるのですが話の内容が完璧にチンプンカンプンなのですわ。
腹が立って最後まで番組をみてみたら、なんと放送大学の藤原毅夫先生の”物性物理学入門 第7回結晶の中の電子の振る舞い”という番組でした。放送大学おそるべし!!ですわ。レベル高過ぎです。入門てなんやねん、と感じるとともにこういうお話が当たり前のように理解できるようにかしこくなりたい、と少しだけ思ってしまうのでした。
っで、今日あまりにもテレビの放送がおもしろくなかったのでチャンネルをいろいろ変え続けていたところ、ケーブルテレビのとんでもない番組にあたりました。
何かエネルギーギャップがどうやとかシュレディンガー方程式がどうたら面心立方格子の電子の自由度がなんや、とか日常会話では先ず出てこないであろう言葉がやたらめったら飛び交っているのです。
僕も少し酔っ払い気味だったのでマジメに聞いてみよう、と本腰を入れて番組を見始めたのですが、本当の本当に説明してはることやグラフの内容、方程式の意味がさっぱりわからないのです。喋っとっての言語は間違いなく日本語であるとわかるのですが話の内容が完璧にチンプンカンプンなのですわ。
腹が立って最後まで番組をみてみたら、なんと放送大学の藤原毅夫先生の”物性物理学入門 第7回結晶の中の電子の振る舞い”という番組でした。放送大学おそるべし!!ですわ。レベル高過ぎです。入門てなんやねん、と感じるとともにこういうお話が当たり前のように理解できるようにかしこくなりたい、と少しだけ思ってしまうのでした。
2006年11月13日は何を隠そう、私JOGさんと愛する嫁ハンの入籍3周年目の記念日なのです!!そんなわけでとてもめでたいのです。
あまりにめでたいので11、12日と挙式したホテルに滞在してブルジョア的行動をとってきました。
このところのJOG家の晩飯は、半額腐りかけ豚肉入りカレーとか3週連続お好み焼きとかで、贅沢しないと心まで貧乏人になってしまいそうだったから良いのです。それに結婚式を挙げたホテルが経営難になってツブれたりしたらショックですし、お布施のヒトツもたまにはしとかないといかんのです!!
久し振りに訪れたのですが、挙式時に大変お世話になった担当のブライダルスタッフの方と当時のテンションでお話ができてメチャクチャ嬉しかったり、式じゅうサポートしていただいたキャプテンさんが僕たちのことを覚えていてくれてはったりで感激してしまいました。
おかげさまで良い前祝いができました、どうもありがとうございます。
嫁ハンもあーりがーとサーン。
今、世界バレーというバレーボールの大会のテレビ放送をやっています。いろいろな理由があって僕はこの手のテレビは見ると腹が立ってしょうがないのでできるだけ見ないことにしているのですが、見てしまいました。そして文句を言いたくなってきました。
最近世界水泳とか世界陸上とか世界バレーとか、世界選手権なんか、ワールドカップなんかなんだかよくわからないスポーツ大会がよくあるもんやなぁ、と思ったりもするのですが、今日噛み付きたいのはそんなことではありません。
大会に出ている日本人選手のユニフォームの背中を見ると選手名が性ではなくファーストネームで書いてある、というのも別におかしくありませんし、”ナンタラエリカ選手”のスペルが”ERICA””とか”を”CA”表記にしてある(漢字で選手名紹介が出たので彼女がエリキャ選手でないことは間違いないでしょう)のもローマ字を良く知らないドンクサイボンクラ系の人がユニフォーム作っただけなのでしょうから、これもそこまで噛み付きたくもないことです。
始めの歌をウエンツエイジ達が歌っていることについても五百歩ぐらい譲歩しましょう。
それらを避けてでも文句をいいたいのは、日本選手に対する応援の仕方です。
これは異常ですわ。
なんか、どっかのオッサンがマイクかなんか、なんらかの拡声器を使って応援の音頭をとるというか先導してるんですわ。どない思われますぅ??!これ!!!
しかもイタリアの選手がすごいプレーをしてポイントとったりしているのにも関わらず、拍手もなにもなく、間をおかずマイクのオッサンが”ニッポン”とか喚きよるんですわ(しかもオッサンは2へんだけニポッンとあおって後はなんもいいよらんのですよ!!!)
これが本当に世界じゅうに中継されてないことを祈るばかりです。
例えばどっか外国(例えばハナモゲラ共和国)でバレーボール大会があって”ハナモゲラ共和国VS日本の試合の前にバレーボールとなんの関係もない人が出てきて歌を歌って、会場メッチャ盛り上がり”、続いて試合始まったら日本選手のスーパープレイそっちのけでマイクで”ハナモゲラ、ハナモゲラ”ってやられたら、この国はなんちゅう国やって思うにきまっとるやないですか??!
やっぱり日本のバレーボールの放送の仕方、応援の仕方はどないかしとるんやないか、と思います。
そして僕は遠い異国でこんなムチャクチャな状況でも強い気持ちを持って闘って、素晴しいプレーを繰り広げ、あさっり(←僕にはそう見えました)日本を退けたイタリア代表選手に心から敬意を表します。日本の選手の人も頑張ったけど力が及ばなくて残念でした。
最近世界水泳とか世界陸上とか世界バレーとか、世界選手権なんか、ワールドカップなんかなんだかよくわからないスポーツ大会がよくあるもんやなぁ、と思ったりもするのですが、今日噛み付きたいのはそんなことではありません。
大会に出ている日本人選手のユニフォームの背中を見ると選手名が性ではなくファーストネームで書いてある、というのも別におかしくありませんし、”ナンタラエリカ選手”のスペルが”ERICA””とか”を”CA”表記にしてある(漢字で選手名紹介が出たので彼女がエリキャ選手でないことは間違いないでしょう)のもローマ字を良く知らないドンクサイボンクラ系の人がユニフォーム作っただけなのでしょうから、これもそこまで噛み付きたくもないことです。
始めの歌をウエンツエイジ達が歌っていることについても五百歩ぐらい譲歩しましょう。
それらを避けてでも文句をいいたいのは、日本選手に対する応援の仕方です。
これは異常ですわ。
なんか、どっかのオッサンがマイクかなんか、なんらかの拡声器を使って応援の音頭をとるというか先導してるんですわ。どない思われますぅ??!これ!!!
しかもイタリアの選手がすごいプレーをしてポイントとったりしているのにも関わらず、拍手もなにもなく、間をおかずマイクのオッサンが”ニッポン”とか喚きよるんですわ(しかもオッサンは2へんだけニポッンとあおって後はなんもいいよらんのですよ!!!)
これが本当に世界じゅうに中継されてないことを祈るばかりです。
例えばどっか外国(例えばハナモゲラ共和国)でバレーボール大会があって”ハナモゲラ共和国VS日本の試合の前にバレーボールとなんの関係もない人が出てきて歌を歌って、会場メッチャ盛り上がり”、続いて試合始まったら日本選手のスーパープレイそっちのけでマイクで”ハナモゲラ、ハナモゲラ”ってやられたら、この国はなんちゅう国やって思うにきまっとるやないですか??!
やっぱり日本のバレーボールの放送の仕方、応援の仕方はどないかしとるんやないか、と思います。
そして僕は遠い異国でこんなムチャクチャな状況でも強い気持ちを持って闘って、素晴しいプレーを繰り広げ、あさっり(←僕にはそう見えました)日本を退けたイタリア代表選手に心から敬意を表します。日本の選手の人も頑張ったけど力が及ばなくて残念でした。
熊野古道の八鬼山越えの最中にサワガニに出会いました。写真の青いサワガニです。
僕の頭の中ではサワガニといえば橙~茶色の赤っぽいようなカニなのですが、こういうタイプもいるのですねぇ。その昔、屋久島の宮之浦岳に登った時に見て以来です。
そんなわけで青いサワガニって珍しいものだと思っていたのですが、web検索してみたらいるところには当たり前のようにいるそうなんですわ。イキモノの分布ってそんなものなのでしょうが、不思議なものですねぇ。
そして海と山が近い尾鷲のような土地柄ならでは、と言ってしまっていいんじゃないかと思うのですが、サワガニとアカテガニが同じようなところをテッテコ歩いていたので面白いなぁと思いました。海彦、山彦ですわ。
この間、帰宅途中に車でタヌキをひきかけました。
っというのもタヌキからしたら普通に歩いているのでしょうが、人間の勝手な判断からしたら”そのタイミングで飛び出してこられたら轢くしかない”というタイミングで飛び出してきたからです。ほんとうに僕もこれは轢く、しょうがないとあきらめつつブレーキ踏んでみたのですが、タイミング的にはアウトでした。
びっくりしたタヌキが右から左へ道を横切るのをやめて右へ引き返すそぶりを見せた後、体がすくんだ感じで動きを止めて僕のほうを見て目があったように思えました。
ブレーキの減速効果もほとんどないまま(それくらいのタイミングやったんですわ)タヌキポイントを通過したのですが、轢いたショックみたいなものを感じなかったので車を止めて道路を確認しに行くと特に死骸やら血痕なんかも見当たりませんでした。おそらくタイヤの間をすり抜けたのでしょう。身がすくんで動けなくなったのが幸いしたのでしょうね。ホンマ良かったですわ。
今思うとひょっとしたら僕はバカされたのかもしれません。
っというのもタヌキからしたら普通に歩いているのでしょうが、人間の勝手な判断からしたら”そのタイミングで飛び出してこられたら轢くしかない”というタイミングで飛び出してきたからです。ほんとうに僕もこれは轢く、しょうがないとあきらめつつブレーキ踏んでみたのですが、タイミング的にはアウトでした。
びっくりしたタヌキが右から左へ道を横切るのをやめて右へ引き返すそぶりを見せた後、体がすくんだ感じで動きを止めて僕のほうを見て目があったように思えました。
ブレーキの減速効果もほとんどないまま(それくらいのタイミングやったんですわ)タヌキポイントを通過したのですが、轢いたショックみたいなものを感じなかったので車を止めて道路を確認しに行くと特に死骸やら血痕なんかも見当たりませんでした。おそらくタイヤの間をすり抜けたのでしょう。身がすくんで動けなくなったのが幸いしたのでしょうね。ホンマ良かったですわ。
今思うとひょっとしたら僕はバカされたのかもしれません。
この間、熊野古道の八鬼山越えの道中撮影したイモリの写真です。
ヤモリでもタモリでもなくてイモリです。ヤモリは爬虫類でタモリはハナモゲラ類でイモリは両生類なのです。両生類っていうと脊椎があって、エラ呼吸しないんだけど卵に殻がないような生物とでも考えれば良いのしょうか?!カエルなんかもそうですね。
そしてイモリなんですけど、大概水中にいるような生物だと思うのです。ところが僕が古道を歩いていたとき、雨が降った後だったせいなのでしょうが苔の上でノテーっとしとるんですわ。しかも空気中では重力の影響をもろに受けるためか、じーっとしてまったく動かないで、それこそ寄りたい放題だったのです。
水の中にいるときには紛いなりにも体をクネクネさして泳いで逃げてみたり、バタバタしたりしてなかなかここまでのクローズアップなんて撮れない(水深10cmとか20cmのところに水中ハウジング突っ込まなあきません!!)でしょう。
なんかすごく得した気分です。
今日の午前中三重県志摩市、殊更に英虞湾上空で真夏並みの凄い勢いで積乱雲が発達してきました。そしてなんとその時間帯僕は船に乗って英虞湾海上にいたのです。
凄かったですわ、エゲツなかったですわ。雷がゴロゴロいいだして頭にポツポツ当たりよるかなぁ、と感じてから10分もしないうちに大粒の雨がドザーっとふってきました。本場のスコールってこんな感じなんやろうなぁ、というぐらいのバケツのひっくり返しっぷり、キャッツアンドドッグぶりでした。水面に大粒の雨粒がガンガンたたきつけられて、一気に海面に霧が回って何も見えなくなってしまいました。
船といっても平底和船に船外機の小さな船であまりの雨の勢いに完全に航行不能と判断して、養殖イカダに船を係留してやりすごそうとしました。一応幌は張ってあったのですが、雨が凄すぎて合羽を着ながらもズブ濡れになってしまいました。
残念ながら赤道直下のスコールとかでなしに秋の日本の話なので、寒くてガチガチ震えてタイヘンでした。
雨で濡れるだけだったらまだ良いのですが、雷がおっそろしかったです。ピカっと光って至近距離でゴロゴロドシャーンとかいいよるんですわ。海の上にむき出しの状態じゃなかったら綺麗な稲光やがな、とか思えたかもしれませんが実際生きた気がしませんでした。
本当に恐ろしかったですわ、ヘソをとられなくてよかったです。
凄かったですわ、エゲツなかったですわ。雷がゴロゴロいいだして頭にポツポツ当たりよるかなぁ、と感じてから10分もしないうちに大粒の雨がドザーっとふってきました。本場のスコールってこんな感じなんやろうなぁ、というぐらいのバケツのひっくり返しっぷり、キャッツアンドドッグぶりでした。水面に大粒の雨粒がガンガンたたきつけられて、一気に海面に霧が回って何も見えなくなってしまいました。
船といっても平底和船に船外機の小さな船であまりの雨の勢いに完全に航行不能と判断して、養殖イカダに船を係留してやりすごそうとしました。一応幌は張ってあったのですが、雨が凄すぎて合羽を着ながらもズブ濡れになってしまいました。
残念ながら赤道直下のスコールとかでなしに秋の日本の話なので、寒くてガチガチ震えてタイヘンでした。
雨で濡れるだけだったらまだ良いのですが、雷がおっそろしかったです。ピカっと光って至近距離でゴロゴロドシャーンとかいいよるんですわ。海の上にむき出しの状態じゃなかったら綺麗な稲光やがな、とか思えたかもしれませんが実際生きた気がしませんでした。
本当に恐ろしかったですわ、ヘソをとられなくてよかったです。
っというわけでお寺参りをするために僕は嫁ハンの親戚の方が運転してくらはる車に同乗させていただきました。紀北町海山前泊の熊野発7:00ぐらいです。
何故か車が向かった先は奈良、和歌山方面です。海山前泊時点で薄々おかしいとは感じていたのですが、荒神さんという神社でのお参り経由で僕が到着したのは、なんと高野山の金剛峯寺なのでした。
僕の記憶が定かであれば確かに”比叡山延暦寺に行く”といっていたはずの嫁ハンは”金剛峯寺か延暦寺のどっちかと言ったはずだ”と開き直る一方で話になりません。
なんにせよ、嫁ハンの怒りは買う(直前の一文でです‥‥)かもしれませんが空海さんが怒らはる可能性は低そうなので良かったです(JOG家の宗派は真言宗なのです)。
さて、この真言宗の総本山を実際に御参りして僕は感激しました。やっぱり日本人で仏教徒で真言宗の家でよかったですわ。経過した年月の重みやら、それこそ霊気やら雰囲気、苔むした石、日の差し方、建物の荘厳性、全てのものが僕にそう感じさせるのです。
僕は前にイタリアはバチカンのサンピエトロ寺院を訪れてびっくりしたことがあったのですが、金剛峯寺にはそれ以上の感銘を受けました。どっちも凄いのですが、空海さん凄いですわ。
ENIGMAの音楽を聞きかじったときに、キリスト教徒がグレゴリオ聖歌で身心恍惚状態になるのと、仏教徒がお経でもってトリップ状態になるのは同義だだかなんだかどこかに書いてあったような気がするのですが、さもありなんな気分です。
ただちに由緒ある寺社仏閣マニアになってしまう、という行動はとらないと思いますが、その手の事象の存在感が僕の心の中で大きくなっていきそうです。
今日は朝から家の近所の近鉄賢島沿線のコスモスの見ごろを迎えた稲刈りが終わった田んぼに写真を撮りに行ったり、南伊勢町、五ヶ所の馬山という山に登ってみたりで、休日はダラダラ派の僕としてはかなり精力的に活動してみました。
馬山に登っている最中、そこそこ近い距離から鉄砲をドーンドーンと撃つ音が聞こえてきてビクビクしていました(一応馬山は禁猟区のようです)。稲刈りがはもうすんでいるので、鳥やら獣を追っ払う音やなしにひょっとしたらマジ猟銃かもしれん、と猟犬や流れ弾に恐怖していました。しかし、ミカンなんかもあるので実際は脅しの音なのか猟銃の発砲なのか見極められませんでした(とりあえず生きて帰ってこれたことだけは事実です)。
さて、稲刈りがすんだというところで、この写真夏季(ガキ)大将です。
なんのこっちゃよぉわからんですが、ズバリ三重県の米です。良く見ると右隅に”新米 8月初旬食卓へ”と書いてあります。
んっ、普通新米っていうか稲の借り入れって秋やないですか?アキ大将はアリでも夏季ってすごいですわ。
っというわけで本当に志摩やら三重県南部では3月頃に田植えをして8~9月に借り入れてしまいます。尾鷲近辺育ちのウチの嫁ハンが小学生のときにテストで”稲の借り入れ時期は??”という問題に夏と解答して×をくらって納得がいかんかった、という現象がおきるぐらい早い刈り入れなのです。
聞くところによると台風の被害がを避けるために台風シーズン本番前にサッサと取り入れてしまおう、という作戦で高知の二期作で使っていた品種を改良した種類を使用しているそうですわ(多分、おそらく‥)。そしてそのブランドが夏季大将っというわけですね(でもそこらへんのお店で見たことないような気がします)。
何はともあれ、もしか近鉄賢島線で志摩方面へお越しの方がいらしたら志摩磯辺駅を通過後、鵜方駅着5分前ぐらいは気をぬいてはいけません進行方向かって左側にかじりついていてください。きれいなコスモス畑があらわれても惑わされずに夏季大将に注意を払って置いてください。
馬山に登っている最中、そこそこ近い距離から鉄砲をドーンドーンと撃つ音が聞こえてきてビクビクしていました(一応馬山は禁猟区のようです)。稲刈りがはもうすんでいるので、鳥やら獣を追っ払う音やなしにひょっとしたらマジ猟銃かもしれん、と猟犬や流れ弾に恐怖していました。しかし、ミカンなんかもあるので実際は脅しの音なのか猟銃の発砲なのか見極められませんでした(とりあえず生きて帰ってこれたことだけは事実です)。
さて、稲刈りがすんだというところで、この写真夏季(ガキ)大将です。
なんのこっちゃよぉわからんですが、ズバリ三重県の米です。良く見ると右隅に”新米 8月初旬食卓へ”と書いてあります。
んっ、普通新米っていうか稲の借り入れって秋やないですか?アキ大将はアリでも夏季ってすごいですわ。
っというわけで本当に志摩やら三重県南部では3月頃に田植えをして8~9月に借り入れてしまいます。尾鷲近辺育ちのウチの嫁ハンが小学生のときにテストで”稲の借り入れ時期は??”という問題に夏と解答して×をくらって納得がいかんかった、という現象がおきるぐらい早い刈り入れなのです。
聞くところによると台風の被害がを避けるために台風シーズン本番前にサッサと取り入れてしまおう、という作戦で高知の二期作で使っていた品種を改良した種類を使用しているそうですわ(多分、おそらく‥)。そしてそのブランドが夏季大将っというわけですね(でもそこらへんのお店で見たことないような気がします)。
何はともあれ、もしか近鉄賢島線で志摩方面へお越しの方がいらしたら志摩磯辺駅を通過後、鵜方駅着5分前ぐらいは気をぬいてはいけません進行方向かって左側にかじりついていてください。きれいなコスモス畑があらわれても惑わされずに夏季大将に注意を払って置いてください。
熊野古道、八鬼山越えで撮ってきた写真です。
突然ですが、僕はこのフンコロガシ系コガネムシ(発見したときにはセンチコガネだと予想していたのですがまた違う種類のようです。しかしながら胸部背面の鋭角的な面の組み合わせから勝手にフンコロガシ系コガネムシと判断してみました)に敬意を表します!!なぜなら僕にはこのムシが物凄い根性の持ち主に思えるからです。
ヤバそうなドデカイ生物(僕のことです)に見つかってしまったこの昆虫は敵をやり過ごそうと直ちに擬死(死んだフリ)状態となりました。僕も”止まっててくれたほうが写真撮り易いけど足のばしてくれた方がええよなぁ”などとファインダを覗きながら適当なことを考えていました。
すると突然アリンコがスルスル落ち葉の下なんかから現れてフンコロガシ系コガネムシの体のそこかしこをガジガジかじり始めよるではありませんか!!最初はフンコロガシ系コガネムシもさすが甲虫だけのことはあってガードが固く、悠然と死んだフリを続行していました。ところがアリのガジガジが足やら頭部のつけねなんかの関節に及ぶと”イタ”、”イタタタ”みたいな感じで時々ビクっとしよるんですわ。
もぉ、そこまでして死んだフリせんでもええがな、と見ていて思いました。下手したらアリンコのエサになってしまう危険をおかしてまで人間から逃れるために死んだフリをする、物凄く一本筋の通ったムシだなぁ、と思いました(→実際はこの程度の小さなアリなら痛いけど十分耐えられるという勝算があったのか、パニくってわけがわかんなくなっていたとかなんでしょうかねぇ)。
(←本能的な行動ですますにはあまりに壮絶だったのです)