夏歌 楢葉夏茂 恵慶集下巻
下巻 13頁ウー16頁オ 定家女 民部卿局筆 もゝちのうたのだいこれは世中 にそねのよしたゞといふ人の よめるうた...
秋歌上 初秋 恵慶集上巻
上巻 4頁ウー5頁オ 烏丸光広筆 (ある所に屏風のゑに) はつ秋 秋といへばちぎりをきてやむすぶ新 らんあさぢがはらのけさのしらつゆ むまにのり...
絵入横本源氏物語 賢木 崩御 蔵書
「おどろおどろしき樣にも、おはしまさで、隠れさせ給ひぬ。足を空に思ひ惑ふ人多かり」 まつらせ給にも、さま/"\御心みだれて おぼしめさる。よろづのことを聞え ...
カンフー詩 湖上照月
月遍ク湖上ヲ照ラシ、 草中蛩聲ニ滿テリ。 獨居六月ヲ過ギ、 頭頂亦タ霜増エタリ。 ...
雑歌中 長柄橋 恵慶集下巻
下巻 12頁ウー13頁オ 民部卿局筆 ちひろさらせるぬのびきのたき なつすまのうらにたび人ゆく まちどをに宮この人はおもふらむ すまのはまべはすみうかりけり ...
八雲御抄 作法部 歌合 内裏歌合 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 内裏歌合 院宮哥准之 天徳四年 永承四年 承暦二年、以此三ヶ度為例。 自余者、或菊合、根合等次、又率尓内々密儀也。寛和二 年 哥合者、雖非密儀、...
雑歌中 無主宿 恵慶集下巻
下巻 8頁オー10頁オ 民部卿女筆 くれの春かはらの院にてはるか に(山の)さくらみる。かねてはあれたる やどのむかしのあるじこふる 心ばへの哥よみ人は もとすけかねもり...
絵入横本源氏物語 賢木 右大臣世 蔵書
ましう、みなほか/\へと出給ほとにかな 藤つほしきことかぎりなし。宮は三条 の宮にわたり給。御むかへに兵部卿 みやまいり給へり。雪うちちり風は げし...
雑歌中 苔庵聖不在 恵慶集上
上巻 11頁オー11頁ウ 中院通村筆 (いなりにうたよみてたて まつるときゝてしものやしろに) いなりのやみつのたまがきうちたゝき わがねぎ事も神もこたへよ ...
新古今集作者考 蔵書
研究叢書 一九四 院 書 新古今集作者考 泉 奥田久...