新古今増抄 巻第一 山部赤人 若菜摘 蔵書
火のごとくもゆるゆへに、扨も冬の雪さへあるに、 消やすきあわ雪が消ぬ事よとなり。消 ぬは面白と冬よりは一入深切の心なり。 一 題しらず 山邊赤人 父祖不詳。神...
蔦楓 林羅山 つたの細道公園歌碑
林羅山山中回首費吟呻遺愛蔦楓秋又春今古冥々名與境 業平謌後更無人 読み 山中首を回らして吟呻を費やす 遺愛の蔦楓 秋又春 今古冥々 名を境と 業...
俳句 嵐後桜花
この櫻こよひ見むとて 気も漫ろ連日強烈な南風が吹き荒れ、ソメイヨシノの残花を吹き飛ばしてしまった。さて、咲き始めた八重桜はどうだろうか...
新古今増抄 巻第一 壬生忠見 若菜摘 蔵書
増抄云。あすとは初春の朝をさしていふ なるべし。冬のうちこそあれはるのくるあす からは、雪消ぬべければ、わがなつまむとしめ おきぬれば、春のきてまた雪がつゞきて ふるこ...
斎藤茂吉 破調
電信隊浄水池女子大学刑務所射撃場塹壕赤羽の鉄橋隅田川品川湾第七歌集たかはら 虚空小吟 昭和...
春宵一刻値千金 蘇武
春夜 蘇軾 春宵一刻直千金 花有清香月有陰 歌管楼台声細細 鞦韆院落夜沈...
春歌下 源経信 古里の春の面影
大納言経信 ふるさとの花の 盛は過ぎ ぬれど おもかげさらぬ ...
源氏物語 鵲 かささぎの渡せる橋
源氏物語 五十一帖 浮舟 山の方は霞隔てて、寒き洲崎に立てる鵲の姿も、所からはいとをか...
春歌下 花後春雨 式子内親王
式子内親王 花は むなしき空に 散り は る その色となく さ ながむれば ...
和名類聚抄 鵲 かささぎの渡せる橋
和名類聚抄 巻第十八 羽族部第二十八 羽族名第二百三十一 37コマ 国立国会図書館 鵲...