最近は唯一の休日である日曜日が忙しいのだから困ったものだ。
朝から都心で一仕事終えた後に墓参りに行き、その足で久々に実家に行った。
実家のプレス機を試す為だ。
以前にも書いたが洋裁をやっている実家ではこの器具を「芯貼り機」と呼んでいる。
糊の付いた布を別の生地に熱で圧着して貼り付けるものだ。
全体はこんな感じのものだ。写真で使用するドライマウントプレスと同じだよな。
温度は50度~200度まで設定できる。
タイマーが付いていて60秒まで設定できる。
プレスレバーを下ろすとタイマーが作動し設定時間になるとブザーが鳴るというわけだ。
・・・・・そういうわけで100度60秒の設定で使用してみた。
ミュージアムボードに挟んで更に乳剤面にはピュアガードを乗せてある。
ミュージアムボードはどのようなものか分からず通販で購入したのだが分厚い画用紙のようなものだ。
ピュアガードは極薄の紙という表現が妥当か。
100度60秒でプレスした直後。
カーリングしているが表面はかなりフラットになった。
この後、クーリングウェイト(鉄の板)で重石をして2~3日放置すると完全にフラットになるとのことだが
クーリングウェイトは所有していないし購入する予定も無い。
このカーリングを取るために現在スケッチブックに挟んでいる最中だ。
3枚ほどプレスしてきた。
まあ、確かに便利だが・・・・・・・プレスした後にカーリングが残るわけだ。
結局スケッチブックに挟んでフラットニングすることになるんだよな。
昨夜はそれぞれ2枚づつプリントした。
本日プレスしなかったもう一枚のプリントは乳剤面が乾きカーリングする直前くらいでスケッチブックに挟んでおいた。
24時間経った先程こちらも確認してみたら、かなりフラットになっていた。
完全にカーリングが無くフラットになるのは10日間くらいかかるだろうが、これで十分だよな。
しかし大量にプリントしたときなどはドライマウントプレス使用したほうが早いのだろう・・・・・・・・
今回イルフォードノバライタ印画紙(光沢)を使用したのだがRCとの違いがやっと分かったよ。
質感が違うと表現されるが、まさにその通りだな。