この印画紙乾燥機を手に入れたのはいつのことだったか・・・・
モノクロプリントを始めて間もない頃だったと思う。
バライタのフラットニングにはこのような乾燥機が必要だと思いこんで購入したものだ。
購入以来使用することは無かったが、最近になりやっとバライタ印画紙を使用し始めたのでやっと出番が来たというわけだ。
↑キングのプリントドライヤーというもの。大四つ切まで対応している。
裏面も同じようになっており同時に2枚処理できるわけだ。
↑白い布を捲りこの上に印画紙を置く。
この鉄板上は熱くなるために印画紙は直接置かずにミュージアムボードで挟む。
↑昨夜プリントしてほぼ丸一日経ったもの。
ほぼ完全に乾燥して波打っている。
これはミュージアムボードに乗せている状態。
↑印画紙の上にもミュージアムボードを乗せる。これで印画紙は上下ミュージアムボードでサンドイッチされていることになる。
↑布を被せて約90秒。布はテンションがかかっていてこの下にある印画紙は軽くプレスされた状態になる。
↑90秒フラットニングした直後。カーリングが残るのはドライマウントプレスで処理したものと同じだな。
印画紙表面はドライマウントプレスは完璧にフラットであったのに対して乾燥機で処理したものは少し凹凸が残っている。
プレス力が違うのだから仕方が無い。
今回のように完全に乾いてからではなく乳剤面に紙が張り付かなくなる程度のときに処理したらもっと違った結果になるかもしれないな・・・もう一度試してみる予定だ。
とりあえずカーリングを取るために現在スケッチブックで寝押ししている最中だ。
バライタのフラットニングの方法で残るはズボンプレッサーのみとなった。
中古のものを昨夜オークションで落としたから近々届くだろう。
最初から最終的にズボンプレッサーに落ち着くだろうって思っていたが、やはり全て試してみてからでないとな・・・・・・・