鳥かごはオマケとのことで、この鳥かごに入れたままモトサイ(バイクタクシー)の後ろに乗り
手にかごを下げて店まで帰った。
先住のブルドッグとは徐々に慣れさせようということで日中は店のカウンター下を定位置にした。
小太郎と名付けた。確か俺が付けたのだと思う。日本らしい名前をってことだったかな。
受付係のヌンさんが散歩に連れて行ったりと世話をしてくれたっけな。
小太郎が成長してくるにつれ困ったことが・・・・
この犬はよく吠える&噛みつく。
吠えるというのは他の犬や人に対して吠え掛かるということだ。
噛みつく理由は定かではないが人によって気に入らないとかそういうことがあるらしい。
スタッフが一人噛まれた。
そういうわけで生後8か月の時去勢することにした。
去勢して大人しくなったかといえばそんなことはなく何も変わりはしなかった。
この頃の小太郎のことは馬鹿犬扱いしてたな。
大人しいメスの方を選べば良かったとも思ってたんだっけ。
そもそもパグという犬種を選んだのは大人しいというイメージからだったのだけどな。
少々お馬鹿なことを除けば病気らしい病気もせず5歳になった。
2006年店を譲渡すると数か月の予定でタオ島へプチ移住した。
ドンムアンからサムイ島まで飛行機で行きそこから高速船での移動だ。
犬を飛行機に乗せる際は睡眠薬で眠らせなければならないのだが(タイのルール?)
このとき連れて行った2頭共に眠るどころか興奮してワンワン吠えていた。
チェックインカウンターで預けようとすると「眠ってないと危ないのよね~」と言っていたが何が危ないのか???だったな。
もっともタイの動物病院で処方された睡眠薬は人間でいう精神安定剤程度のものだったから眠らせるのは無理だよな。
↑タオ島での住居。エアコンがないので昼間は暑かった。
2年の寝たきり状態ですっかり忘れていたが小太郎は散歩させていると、とにかく人や犬関係なく吠え掛かった。
それはここでも同じだったな。
海に連れて行き泳がせると小太郎は上手に泳いだ。
フレブルの麻呂は泳げなかった。パグが泳げてフレブルが泳げないはずはないと思い
無理矢理泳がせていたが、フレブルは泳げない犬種だと知ったのはこれからず~っと後のことだ。
このタオ島生活はダイビングのオフシーズン突入と共に終了した。
つづく