波紋を呼んだNHK杯フィギュアスケートが終了しました。
仕事の合間を見ながら、何とか行先でテレビ中継を見たりして、ハラハラしながら応援しましたが、周りの皆さん私が元フィギュアスケートのコーチをしていたことを、ご存じなので一緒に観戦してくださりながら、「会社は
生き物ですので、経営はフィギュアスケートの靴のように、鋭いエッジの靴を履いているようなもので、いろんな
ことが起こります。」と。
羽生選手は転倒した自分を、練習の時にはできていたのに、本番でできなかったのは、自分の心の問題だと
言っていましたが、転倒した姿も絵になるんですね。
終わってみて、思わぬアクシデントが起きるのは、そこのところが、大事だったりします。
羽生選手の行動や言動は心の観点から見ていますと、スケート界だけでなく、ほかの分野の人々にも考えさせられます。
ある人はわざとぶつかったとか、アクシデントがただのアクシデントでなく、無意識のもので、陣地を超えたもの
が関わっているのではとか。
羽生選手はスポーツから人間の心と体の在り方の本質を見ようという行為が感じられます。
四回転ジャンプを飛ぶということは、人類の進化、私たちの深いところ通じるミステリーゾーンですね。