
気の秘密はなんでしょうか。
相撲の歴史は古く、日本の伝統文化であり、その起源は神話の神代の
時代まで遡るといいます。
古事記や日本書紀書かれていますが、その年の農作物の収穫を占う儀
式としてもやってきました。
鎌倉時代から戦国時代には武士の戦闘の訓練にも相撲が使われてきた
という。
四股をふんで立ったり座ったりする、動作は現代人には忘れられたも
のであり、バネの様に反動させる筋肉を使いながら、相手と何度も挨
拶してから勝負に入るなど、コミニュケーションをとる姿は、
「イザっ!」という時の立ち上がれる姿勢でもあります。
常に敵に対する備えの姿勢でもあり、対応の「無」の境地に導かれます。
防災の為にぜひ身につけておきたい姿勢ですね。
無敵の白鵬の36連勝を止めた照ノ富士は怪我で休場した安美の富士関
の分まで頑張らないとという、気持ちで勝負に挑んだと、自分だけのた
めでないという純粋な気持ちが、追い風になったんですね。素敵な話で
すね。
白鵬は月間「致知」7月号の表紙に山下泰祐との対談の中に「人間本当に
強い思いを抱くと夢にまで出てくるんですね。双葉山関の連勝記録に挑戦
している最中、夢を見たんです。現役時代の双葉山関と稽古している夢を、
私のほうが格下でした。正夢で結果的には連勝記録は63でストップしま
した」。
このような大勝負の時の無意識の人間の力は凄いですね。