倉富和子の女のひもとき in USA

生活に緊張感を与える為に、ブログを書く事にしました!心導・縄文ストレッチ・DNAメソッドを広めるため、世界中を巡ります。

勝海舟の「刺絡」健康法とは。With Kaishu Katu "Shirak"of health.

2015-03-03 10:03:39 |  縄文心導ヒーリング
どうやって健康を維持したのだろうか。実は海舟には「刺絡」という秘密

の健康法があった。刺絡とは鍼療法の一種で、指や体のツボなどから悪血

を抜く療法。末梢の血行を良くして全身の血液循環を促進する効果がある。

海舟はたばこ盆の引き出しに様々な小道具と共に、必ず鋭利なナイフを入れ

ておき、これでしらくをおこなっていた。

「海舟は砥石をひきよせ、静かにナイフをといでいる。とぎ終わると、ナイ

フを逆手に持って、チョイと後ろ頭をきる。懐紙を取り出して、存分に悪血

をしぼりとっている。それがすむと、今度は指をチョイときる。そして存分

に血をしぼる」。海舟が名探偵として登場する坂口安吾の推理小説集「明治

開化安吾捕物帖」には、刺絡を行っている海舟が出てくるが、こうしてちょく

ちょく悪血を取っているのが、海舟の日常であったらしい。

刺絡は素人がすべきではないが、手や足の指の爪をよく揉めば同様の効果が

ある。手足を指を1本1本丁寧に揉んでいると、手足がポカポカと温かくなり、

やがて全身の指先にはツボの中でもとりわけ重要な「井穴」がある。

爪の生え際の角あたりに位置するツボだが、指先を揉むと井穴も刺激され、

免疫を高めるとも言われている。運動不足の人はよく指を揉むようにしたい。

堀田宗路(医学ジャーナリスト)
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