男気キッカー、Big Easyにやってくる

[ 聖者の行進 ]
昔、昔、ジャクソンビルに、ジョシュ・スコビーというキッカーがおりました。

いつものように、長い距離を残して攻撃を終えたジャガーズ(失礼！)。

パントチームがフィールドに出ていきます。

その時、当時のHC、ジャック・デルリオのもとに、ジョシュ・スコビーが駆け寄り、「この距離、俺にFGを蹴らせてくれ。必ずし決めてみせる。」というような事を申し立てたそうな。

FGにすると、50YDを大きく超える距離で、必ずなどと言える距離ではありません。

しかも、既にフィールドではパントチームのスタンバイが始まっています。

しかし、この男気進言に思う所があったのか、ジャック・デルリオHCは、ジョシュ・スコビーの申し出を承諾。
なんとタイムアウトをひとつ使ってパントチームを下げ、FGにチョイスをスイッチ。

有言実行。
ジョシュ・スコビーは、この男気采配に男気で応え、見事長距離FGを成功

というシーンがありました。(たぶん、5～6年前。)

その試合では、もう一本同様の距離を決めています。

そんな訳で、彼の事を漢(オトコ) ジョシュ・スコビーと呼んでいるのです。

そんな男気キッカーが、この程ニューオリンズの地に降り立ちました。

あれから何年も経って、彼のキック力も以前のままでは無いでしょう。
でも、あんな男気を見せられたら、ちょっとグっと来てしまいますね。

ショーン・ペイトンも、そういうの嫌いでは無いと思いますし。

ポジション争いも、その気概で勝ち抜いて、ニューオリンズに歓喜をもたらして欲しいと思います。

頑張れ、ジョシュ！

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BGM♪：　Song For Josh / Frank Turner
華のある選手も、必要だよね。
キックオフは免除できるから、伝説のFGを何本も決めてもらって、彼の新たな伝説の始まりとしてもらえればと思います。

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