ランブラー番外編：上野公園に南北戦争を感じる

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連休の初日に、上野公園にお出かけしました。

ここに植樹したという事を示すプレート。後から作られたものらしいです。

実際の樹は、すぐ手前にありました。気がつくまで時間がかかって、夕闇をバックに撮影。ちなみに奥に見えるのは、グラント将軍の像...と思いきや別でした。

上野公園には、様々な歴史が刻まれています。
彰義隊などは有名ですね。

そしてカントリー音楽好きにとっても、行きやすいスポットのひとつとしてカウントする事ができます。

カントリーは基本的に南部の音楽。
取り上げられる歌には、南北戦争を題材としている歌や、南北戦争を背景にした文化が関わる歌が多くあります。
南北戦争というものを知らない事には、なかなか理解できない歌も多いです。

という訳で、南北戦争はとても重要なファクターなのです。

その南北戦争に関わる観光スポットが上野公園にあります。
グラント将軍の植樹した檜です。

北軍総司令官として、北軍を最終的な勝利に導いたグラント将軍は、その後大統領になりました。

大統領を退いた後、家族同伴で世界中を周遊した将軍は、日本に来た際にこの檜を植樹しました。
米国大統領経験者が来日するのは、これが初めての事だったそうです。

という訳で、上野公園にその植樹記念碑を見に行きました。
公園のほぼ中央付近に位置する記念碑は、どうやら、ここにグラント将軍が植樹したんだって事を忘れられないように、後から作ったもののようです。

植樹したのは明治12年だそうなので、随分大きくなっていそうでしたが、なんか途中で切られたりしたようで、それほど巨木でも無い感じでした。

南北戦争という中からだけ見ると、軍人としてしか見えてきませんが、こういうものを見ると、結局一人の人間であるという事を改めて思い出させてくれます。
記念碑を作ってくれた人に感謝です。

カントリー好きには、ついつい南軍贔屓目に見てしまいますからね...。

BGM♪　リパブリック賛歌(The Battle Hymn of the Republic) / Joan Baez
♪お～たまじゃくしはカエル～の子～♪で日本でもお馴染みの歌です。
南北戦争では、北軍の行進曲として使われたそうです。グラント将軍にちなんで、北軍側の歌をチョイスしてみました。
でも実はこの歌、ジョージア大学の応援歌(Glory Glory)だったりもします。

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