rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

無料

2009年03月13日 22時46分00秒 | クルマ
人格改造薬のおかげでコプーとドルゲぐらい変わってる今日この頃。
しかも先日のニー・アタックで右膝が痛くて足を引きずっているので、その姿まさにミスター・ドルゲ。

しかしその実態はドルゲ魔人ハゲゲルゲ。
…失敬だな!

マッハロッド(トランザルプ)に乗り降りするのは苦痛だし、停車で転けそうになります。(気持ち悪いではなく)非常にカコワルイゲルゲです。


そんな中、富士見川越有料道路(国道254バイパス)が八月から無料化されますよ。

あの道は自動車専用に設計されているんで非常に走りやすい良い道な訳ですが、その理由の一つは有料で交通量が抑えられているから、というのもあるでしょうな。

かつて熊谷東松山道路が有料だったとき、その快適性に金を払う価値あり、と思った拙者は富士見川越自動車道路も有料で良いんじゃないかと思うんだけど、お上は償還期間を過ぎたら無料開放という方針を変えていない(もっともどっちの路線も料金所を回避出来るという欠陥設計のおかげで償還し切れてはいない)。

それ以上に富士見川越有料道路は和光~富士見間のルートが完成しないと価値半減。半減どころか-10dB位なので、利用者は極端には増えないでしょうね。でも脇道をかいくぐる車が減るだけ、近隣住民にとっては平穏な日々が戻ってくるので良いのかもしれません。

それでも償還期間が過ぎたら無料開放しますといいつつ、プール方式でお茶を濁しまくって飲むこともできなくなってる高速道路よりは60dBくらいましです。

高速道路なんかは維持費もかかるので、まるっきり無料にするよりは500円乗り放題ぐらいにしといた方がいい気もしますけどね。もちろんETCなんか要らないから!


それにしても道路行政はいい加減ですな。

もともと関越道(練馬~川越)は国道254号のバイパスとして作られたのに、よっしゃよしゃ、新潟まで引っ張れ、ということになり(それはそれで大いに意味があったわけだが、『高速道路』に組み込まれたので無料化は事実上無くなった)、今度は外環建設に伴い、和光から川越までの254BPを計画。田圃を突っ切る川越~富士見(R463)まではあっという間に竣工したものの、既に都市化していた志木、朝霞の反対運動のおかげで計画は頓挫。

「お国のためには愚民どもはお上に従え!」という方式が通用したのはせいぜい昭和30年代まで。お役人根性が旧態然としていたために失敗したという側面が強いね。

新東京国際空港~成田空港問題が象徴的だけど、似たような問題は各地で起きている。圏央道の完成が遅れているのも同じ様な理由だ(ただし環境が全面に押し出されてはいるけど)。


方向性は間違っていないんだけど、方法論が間違ってんじゃないの?
償還出来ない有料道路でそんなことを考える今日この頃。そんな場合じゃないってのに。

ブロロロロォ~ッ!