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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ジャイアント

2011-08-19 08:11:25 | 日記
今回は時事ネタ+で。

米Google、モトローラを9600億円で買収 携帯市場強化

Googleは何と言っても現在では世界で一番利用されている検索エンジンである事は周知の事実。
やはりロボット検索エンジンを流行らせた功績が大きいわけです。
(ライコスの先行技術をオマージュ(?)したとも言われていますが)

過去のジャイアントになったIT企業の多分に漏れず、企業の中でモチベーションが一枚岩では無くなっていると言う事でしょうか。
(会社そのもの維持のための事業拡大なり展開をせざるを得ない規模までジャイアント化していると)

Googleとは少し毛色が違いますが、最近ではFacebookないしTwitterの勢いが増すばかりで、
ソーシャルサービスという個人が自由に表現できると言う意味でユーザー参加型の新たなメディアであり、
おそらくはGoogleの次の時代を担って行くメディアと言ったところでしょうか。

しかし、これら新たなメディアの登場によって既に大きな問題が発生していますよね。
いわゆる数の論理(賛成票の多さ)で発言の検証がなされないまま(間に合わないまま)何となく多くの人々を”その気!”にさせてしまいました。
Facebookをトリガーとした革命が既にチュニジア・リビア・エジプト等の政権が崩壊(又は、崩壊寸前)しましたし、
Twitter上でもジャーナリスト・山路徹を中心とした不倫問題や俳優・高岡蒼甫の韓流批判等の異常なまでのマスコミの反応ぶりでした。
(他にもFacebookやTwitterで人々を煽動させたケースは数多くありますよね)

FacebookやTwitterで自己発言・表現をすることは、非常に多くの不特定多数のユーザーの元に届いてしまう状況であり、
それらを受けた多くのユーザーの中には発言・表現に対し賛否両論のリアクションなりレスポンスが出てくるのは当然であると。
(Facebookの「いいね!」やTwitterの「リツイート」でも事実上、自身の意見・主張を他人に委ねる(無条件に感化してしまう)と言う事ですね。)
これらの意見に対して各ユーザーが個人の判断や解釈で感想を持つ文には何の問題もないですが、
どうも人の心理では賛同者が多いと言うだけで意見の是非や質は関係なく急速に広ってしまいます。
こういった多数の人の目に触れやすい情報が無条件(且つ無意識)に私たちのオピニオンとなりやすい状況であると言えます。

やはり、これだけのメディアに囲まれた私たちが情報そのものを全く観ない事は殆ど不可能に近いので、
私たち自身が正しく認知する必要があると。

1.日々入ってくる情報を、自ら検証なり解釈を考えてみる。

2.得られた検証・解釈からデータ(事実・情報)、クレーム(意見・主張)、ワラント(根拠・論拠)を整理する。

3.得られたデータ・クレーム・ワラントを基にディベート(議論・論争)してみる。
(もちろん、自己責任で)

よくよく考えると普段自分たちの身の回りで起きてる事であれば皆が普通にやっていることであって、
その範囲を更に広げてみれば良いだけなんですよね。
考える範疇は広がれば、見えてくるモノゴトも変わってくると言うことですね。

自分自身が世間の情報に対してフィルタリング且つオピニオンできる人になりたいですね。(城)


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株式会社ジェイエスピー
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