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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

働く女子のエピソード

2011-08-15 11:58:18 | 日記
ジェイエスピーには、現在10名ほどの女子社員がいる。
私もその一人である。
10名のうちのほどんどが、技術者として働いている。
時に稼働がグーーーーーンと上がることもある。
そうなると毎日終電近くまで作業したり、休日も返上して出勤したり、そのまま会社で夜を明かすなんてこともある。

こういったことは、この業界に限ったことではない。
私の友人たちも、様々な分野で活躍していて、たまに会っては仕事の状況などを報告しあったりする。
「疲れ過ぎて家の玄関で寝てた」とか、
「あまりにも忙し過ぎて、洗濯が全くできず、服が底を尽きた」などなど。
こんなエピソードはよく聞く話だった。

最近知り合ったUさんも働く女子である。
彼女はサービス業をしている。
特にシフト制ということでもなく、ほぼ休みなく働いているそうだ。
たまの休みと言っても、午前中だけなどの半休が多いため、丸一日休みになると不安になるらしい。
「私、休んでしまってよいのだろうか・・・」と。

最初は、なんてかわいそうな子だ。。と思った。
働きすぎて頭がおかしくなってしまったんだなと。
何度か彼女と交流していくうちに、おかしくなったわけではないということはわかった。
彼女は何よりも自分の仕事が大好きなのである。
好きだから働いていたいのである。
髪がボサボサになろうとも、服がヨレヨレになろうとも、仕事が好きなのである。


そして彼女はこう言い放った。
「なぜ、女子だけメイクをしなくてはいけないの?毎日この面倒な作業から解放されたい」と。
いつも大してメイクなんてしてないのに。。

Uさんの仲間によると、とある日、彼女は半分だけメイクをしてきたことがあると。
その日、Uさんは右だか左だかのどちらかだけを完璧にしてきたというのだ。
メイクをする時は、大抵の人が右・左と交互に行っていくと思うが、
なぜかその日のUさんは、通販番組や情報番組で半分だけ施して違いを見るといった状態を体現して出勤してきたそうだ。
どうしてそんなことになっているのかと問うと、「メイクをしていたら時間が無くなったから、来ちゃいました」と。
それにしても、その半分はおかしいとみんなで爆笑したことがあるそうだ。

このエピソードを後から聞いた私もおかしくておかしくて、お腹がよじれるかと思うほど大笑いしてしまった。
そして改めて、いつも右半分から左半分のような順序でメイクしているのかと質問してみた。
どうやら、いつもはそういう順番ではないらしいが、なぜかその日はそうなってしまったようであった。


きれいにメイクして、服装もバッチリ決めて、バリバリと働く女性は素敵だ。
同じ女子から見ても、綺麗だな、格好いいなと憧れてしまう。
そして、その状態を保つ努力をされていることにも脱帽だ。

時に、髪がボサボサでも、仕事を頑張っている姿勢がわかる女子が周りにいたら、どうかこのエピソードに免じて微笑ましい目で許してほしい。

それにしてもUさんは、やっぱり少し休養が必要だな(笑)

(ゆ)


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リアクション

2011-08-15 08:28:27 | 日記
 期待した通りの行動を取る人などほとんどいない。たいがいの人は、だからいつも思いもかけないことを言って来るものだ。そのたびに驚いていては体力が続かない。一日人と関わればぐったり疲れてしまうだろう。
 
 ところが最近見るドラマでは登場人物の多くが、誰かのセリフにいちいち驚きの反応を示す。その最も顕著な例が、NHKで放送中の大河ドラマだ。
 「えっ?」「はい?」。思いもかけない発言に出会うと、一瞬聞き流しているような演技の後、事の重大さに気づいたかのように動きを止め「はい?」と語尾を上げて問う。
 昨年放送していたGOLDと言うドラマでは、社長にとんでもない指示を出された社長秘書が必ず「そんなぁ」という声をあげていて、このドラマを見ていた会社の同僚の中では「そんなぁ」が一時ブームになった。
 
 会話の流れが変わったり、思いもかけない展開が生まれると、まず驚いてみせるというコミュニケーションの方法が定着しつつあるのかもしれない。驚き方は疑問形ないし否定形だ。現在の大河ドラマは戦国時代から江戸初期を描いているわけだが、その頃のコミュニケーションの仕方とは大きく異なる方法だろうと思う。
 
 私が少年の頃、つまり日本が今の中国のように行け行けドンドンの経済成長真っ只中だった頃の時代劇では、男性同士でも「えっ?」とか「はい?」とか、聞き返すような驚き方はしなかったし、まして男性に向けて女性がそんなことを言える状況ではなかったように思う。当時はまだ江戸末期や明治の空気が社会のどこかに潜んでいた気がする。階級や年齢はかなり大きな意味を持っていた。格下のものが格上のものに「えっ?」とか「はい?」などと軽々しく言える空気は無かったのである。当時の時代劇では、目下の者は何か思いもかけないことを言われるたびに、黙って今まで以上に頭を下げたものだった。たまにセリフがあっても「は」と腹から出す声があるぐらいのものだ。しかも何か言いつけられたらすぐに動き出さなければならない。「は」という声すら発する暇もないほど即座に。だから殿様がなにか言いつけた後には、目の前には誰も居なくなる、そんなシーンがよくあったものだ。「そんなぁ」などと弱気な声を上げる者はいなかった。
 
 当時は時代が、ものすごいスピードで前に前に進むこと、それだけを良しとしていたからだったろうと思う。その空気に真っ向から反発する人々もいたが、それはやはりある大きな流れがあるから生じていたものだった。今は、難しい。価値観はバラバラでまとまりがなく何か一つの考えだけを良しとする社会でなくなった。
 
 誰かが言ったことを自分の感性で受け止めて、納得してからでないと、動けない、動かない。誰かを信じ、信じた人の言葉なら迷いもなく動く、そういう時代では無くなってしまった。信じているのは自分だけ。それなのにその自分すらいつ何時信じられなくなってしまうかわからない。周囲にいつも気を配り、自分が何か間違った事をしでかしてしまうのをビクビクしながら注意している。しかし、携帯電話や電子メールのおかげで友達は多く、賢い選択をする準備は出来ている。人前で話すのはうまくないかもしれないが、友達との会話なら、驚き方の作法も人を傷つけずに励ます作法も十分知っている。
 
 最近のドラマだけではなく、最近会社に面接に来る学生さんを見ていると思う。何と皆、優しい若者達なのか。毒のある語彙を持たず、自分を正直に語る。日本は優しい若者であふれかえっているのだろう。だが私が少年の頃には、これほど日常的に若い人が親を殺したり自分の子供を殺したりする事件は起きなかった。友達が多いことを自慢するやつもいなかったし、いきなり「今すぐ来てくれ」と言ったら「えっ?」とか「はい?」なんて聞き返すやつもいなかった。
 
 何が良くて何が悪いか、判断することは難しい。価値観は様々だ。その様々な価値観をぶつけ合うこともなく、当たり障りの無い話題だけで済ませて時を過ごした仲間は、本当に仲間と、友達と言えるだろうか。会社は学校ではない。だが学校以上に学校のような機能が必要なのだろう。もっともっと語り合う場が必要なのだと思う。(三)
 
 
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