遂に年度末である。思い返せば2月は豪雪×2、15年振りぐらいに内科にかかる程久々の体調不良等個人的には大変な月だった。今月は納品あり、考課も残っていてさらに次年度に向けての宿題も山積みだ。
毎年の事ながらこの時期は花粉症も相まって散々な目に合っているがそれは今年も変わらないらしい。
とまあ泣き言ばかり言っていても始まらない。新入社員の入社までもう1ヶ月を切っている。自分がヘトヘトになりながらダラダラ歩いている間に後ろからもう元気な力が背中に迫ってきている。
その前に考課を片づけなければならないわけだが、毎回目標とその達成については個人種々多様であり、色々と考えさせられる。
十人十色の目標があってよいのだが、困るのは評価しようのない目標を立てられ、それに対して疑問を感じていない事である。大概は漠然としている上にこじんまりとしたものが多い。
そして自分もあまり人の事は言えない現実があるわけだが、ここでは棚上げしておこう。
ここで気になるのは、目標の立て方を嘆く以前に目標を立てる原動力が自分や会社、指導すべき立場の人たちに薄い、もしくはあっても伝わっていないのではないのだろうか、という懸念点だ。
(全員が全員そうではないと思うが)
人が最も惹きつけられるのは何か困難かつ偉大な事を達成した姿だ。それは人であり、会社の在り様でもある。
社員として一番身近かつ魅力的目標であるべき上司や会社の一大事業が見えない、あるいは魅力的に感じられないとしたらそれは少々寂しい。もちろん社内に限らず世の中には優れた人達は沢山いる。そういった人達を目標にしてもよいのだが、そのうち会社を飛び出して行ってしまいそうだ。それはそれで一個人としては応援してあげたいのだが。
また達成の尺度として一番分かりやすいのは、売上利益に関する数字なわけだが、これだけに着目してしまうと結果や数字だけに縛られ、安易に達成できそうな、結果を出せそうな目標ばかり立てられる事になる。
ではすごく高い数値目標を立てればいいかと言えばそうでもない。計画を練らずに立てた根拠の無い高い目標は絵に描いた餅と化し、「達成できなくても仕方ないよね」という空気を生み出してしまう。これでは本末転倒だ。
それに全ての仕事がうまくいくわけではない。大概は失敗がつきものであるし、例え失敗したとしても努力をしている姿は尊い。だが、安易にプロセスだけを評価するのも同意できない。行程と結果は表裏一体だからだ。
困難に立ち向かい、結果を出すまでの行程を徹底的に改善し、試行錯誤を繰り返し、最後まで諦めず、残り少しを運が味方してくれた人だけが結果を出すことができる。結果とは殆どが必然なのだ。奇跡と言えど人が起こした「現実」である事を忘れてはならない。
「よく頑張っていると思いますよ」とだけ言っている人を信用すべきではない。いや本質はいい人なのだろうが、ただそれだけなのである。
本当に優しい人は冷たい論理と数字で結果を語る。人が社会で生きていく上で最後に本当に必要なのはそれだと知っているからだ。
では何を頑張ればよいのか。それは結果を出すための論理的な努力を目標までの筋道を立てて曖昧さがなく具体的に全て明確にし、成し遂げていく事なのだろう。
機械は正直だ。動くように作らなければ動かない。SEやPGは論理的にプログラムを組み上げ、それが稼働する結果を得るのは得意な分野のはずなのだが、これがうまくいかないのは何故だろう。一人で考えていても埒が明かなそうなので皆に考えてほしいとも思う。
結局は自分が火ダルマ、もとい火をつけて規範を示し焚き付けていくしかないのかも知れないが。次年度はそのあたりを念頭においておきたい、というところで今年度のブログ当番は終了する。
・・・火事場が好きなわけではないです。決して。念のため。(汗
(刑事長)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
毎年の事ながらこの時期は花粉症も相まって散々な目に合っているがそれは今年も変わらないらしい。
とまあ泣き言ばかり言っていても始まらない。新入社員の入社までもう1ヶ月を切っている。自分がヘトヘトになりながらダラダラ歩いている間に後ろからもう元気な力が背中に迫ってきている。
その前に考課を片づけなければならないわけだが、毎回目標とその達成については個人種々多様であり、色々と考えさせられる。
十人十色の目標があってよいのだが、困るのは評価しようのない目標を立てられ、それに対して疑問を感じていない事である。大概は漠然としている上にこじんまりとしたものが多い。
そして自分もあまり人の事は言えない現実があるわけだが、ここでは棚上げしておこう。
ここで気になるのは、目標の立て方を嘆く以前に目標を立てる原動力が自分や会社、指導すべき立場の人たちに薄い、もしくはあっても伝わっていないのではないのだろうか、という懸念点だ。
(全員が全員そうではないと思うが)
人が最も惹きつけられるのは何か困難かつ偉大な事を達成した姿だ。それは人であり、会社の在り様でもある。
社員として一番身近かつ魅力的目標であるべき上司や会社の一大事業が見えない、あるいは魅力的に感じられないとしたらそれは少々寂しい。もちろん社内に限らず世の中には優れた人達は沢山いる。そういった人達を目標にしてもよいのだが、そのうち会社を飛び出して行ってしまいそうだ。それはそれで一個人としては応援してあげたいのだが。
また達成の尺度として一番分かりやすいのは、売上利益に関する数字なわけだが、これだけに着目してしまうと結果や数字だけに縛られ、安易に達成できそうな、結果を出せそうな目標ばかり立てられる事になる。
ではすごく高い数値目標を立てればいいかと言えばそうでもない。計画を練らずに立てた根拠の無い高い目標は絵に描いた餅と化し、「達成できなくても仕方ないよね」という空気を生み出してしまう。これでは本末転倒だ。
それに全ての仕事がうまくいくわけではない。大概は失敗がつきものであるし、例え失敗したとしても努力をしている姿は尊い。だが、安易にプロセスだけを評価するのも同意できない。行程と結果は表裏一体だからだ。
困難に立ち向かい、結果を出すまでの行程を徹底的に改善し、試行錯誤を繰り返し、最後まで諦めず、残り少しを運が味方してくれた人だけが結果を出すことができる。結果とは殆どが必然なのだ。奇跡と言えど人が起こした「現実」である事を忘れてはならない。
「よく頑張っていると思いますよ」とだけ言っている人を信用すべきではない。いや本質はいい人なのだろうが、ただそれだけなのである。
本当に優しい人は冷たい論理と数字で結果を語る。人が社会で生きていく上で最後に本当に必要なのはそれだと知っているからだ。
では何を頑張ればよいのか。それは結果を出すための論理的な努力を目標までの筋道を立てて曖昧さがなく具体的に全て明確にし、成し遂げていく事なのだろう。
機械は正直だ。動くように作らなければ動かない。SEやPGは論理的にプログラムを組み上げ、それが稼働する結果を得るのは得意な分野のはずなのだが、これがうまくいかないのは何故だろう。一人で考えていても埒が明かなそうなので皆に考えてほしいとも思う。
結局は自分が火ダルマ、もとい火をつけて規範を示し焚き付けていくしかないのかも知れないが。次年度はそのあたりを念頭においておきたい、というところで今年度のブログ当番は終了する。
・・・火事場が好きなわけではないです。決して。念のため。(汗
(刑事長)
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