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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

新・思い出ダイバー 10(Road to 石狩 EP.5)

2017-05-23 12:16:01 | 日記
前回の続き。

衝撃波が(照)の身体を貫く!
---

「お疲れ様でした」
「(ぐったり)・・・はい」
「ベッドに戻って安静にしてください」
「(ぐったり)・・・はい」
「水分をたくさん取ってくださいね」
「(ぐったり)・・・」

確かに最初は輪ゴムでパチパチされている感覚だったが、30分も過ぎた頃から強烈な痛みに変化した衝撃波を受け続け、我慢できなくなった(照)は痛み止めの注射を打ってもらったのである。左腕の肩付近に容赦なく「ブスッ」と針が入り、痛み止めの液が体内に流れ込んできた。少し経つと「まぁ、マシかな」程度に感覚が鈍り、衝撃波は続行されたのだ。

車椅子に乗り込んで病室に戻ったが、この痛み止めの副作用がヒドイ。身体が非常にだるく全く動きたいと思わない。それに加えて嘔吐感が強い。術後は大量の水を摂取してね、と言われたが、そんなものを飲める状態ではない。一歩も動けずにベッドの上に横たわり、効果が薄まることを期待しながら目を閉じた。

病室に戻った後すぐに点滴を打ってもらったが、半分程が体内に取り込まれた頃、ようやくトイレに行けるくらいは回復してきた。横たわっている間も看護師さんとのやり取りがあったが、

看「大丈夫ですか?トイレ行きましたか?」
「だるさと吐き気を取ってください」
看「それは無理ですね~(ニッコリ)」
「(くっ・・・)そうですか」

ぐらいであった。

夕飯の時間になる頃には体調も回復した。調子のいいもので「ご飯何かなー」と考える余裕が出てくると、急にお腹が空いてきた。入院していると言っても石さえなければ基本的には健康体である。大人になって初めての病院食はこんな感じ。


食事が終わってからは夜が長い。病室は4人部屋だが、各ベッドにはTVが付いている。1000円のTVカードを購入すると、TVを見ることができたり冷蔵庫が利用できたりして生活水準が高くなるのだが、ここはあえて未購入(1000円を惜しんだわけではないぞ!)。自宅から持参した2リットルの麦茶もぬるいが、「身体に良いから」と言い聞かせて飲み続ける(※)。

出血もなく発熱もなく、普通に一晩を過ごし朝食も食べ終えると、医師がやってきた。

「どうですか?」
「問題ないです」
「痛みはありますか?」
「特にないです」
「では1ヵ月後に来てください」
「分かりました」

これにて退院。衝撃波を受けていた1時間と痛み止めの副作用でもぞもぞしていた3時間以外は本当に普通の生活をしていた。この衝撃波で石が粉々になったのかと思うと、もっと早くココに通院しておけば良かったと後悔する。

今回の処置の特徴をおさらいしてみよう。

1.身体への負担が少ない
2.現在の治療の主流である
3.身体を通して衝撃波を石に当てる
4.保険が利く
5.石が硬いと一度で割れないかも
6.多少痛みが伴う
7.必ず血尿が出る
8.出血が止まらないことがある
9.高熱が出ることがある
10.骨に当たったら粉砕されるw

おさらい完了。

~1ヵ月後~
「これがレントゲンですが・・・」
「はい・・・(ゴクリ)」






「・・・石、ありますね(ニッコリ)」

---続く

※我慢できずに院内のコンビニでコーヒーを購入したのは内緒だぜ!


(照)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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