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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

田舎

2018-01-10 09:00:00 | 日記
神奈川生まれ、神奈川育ちの私には田舎と呼べる場所がある。父親の実家で岡山県の山間部にある。生まれてからほぼ毎年、お盆とお正月には訪れている。

見渡すと、山と川、それに田んぼという世界。本当に田舎という単語がしっくりくる環境だ。子どもの頃は、田舎に行くのが楽しみで、出発の日を指折り数えていたのを思い出す。

岡山までは車で約8時間。
夜10時頃に出発をして、朝方暗いうちに到着するのだが、子どもの頃はこれが不思議な気分で楽しかった。夜に出発してしばらくの間は、高速道路を走る車を見たり、星を見上げたりして起きているのだが、そのうち眠りにつく。そして、朝方目が覚めると田舎までもう少しのところまで来ていて、空気の匂いが変わっている。

2018年のお正月も田舎で過ごした。
私も親となり、車の運転は私の仕事ととなったため、私はこのワクワクを楽しむことはなくなったが、私の子どもたちが同じように感じているようで、私もうれしい気持ちになる。

今でも田舎に行き自然に囲まれた環境で数日を過ごすと気持ちが癒される。最近では、私が子どもの頃にやっていた遊びを私の子どもたちと一緒に楽しんでいる。川で魚を釣ったり、カニを捕まえたり、夏には山で竹を切ってきて流しそうめんをする。

そんな田舎だが、92歳になった祖母が昨年10月に介護施設に入所して、ついに空き家になってしまった。
祖父が逝去してから一人で暮らしてきた祖母だが、よくこの年まで一人で暮らしてきたと感心する。祖母はまだ認知症もなくしっかりしており、ひ孫が12人いるということを施設で出会った友達に自慢しているそうだ。介護施設に入ったことで、人と話す機会が増え、少し元気になっていた気がする。

田舎は空き家になってしまったが、お盆とお正月には祖母も家に戻って過ごすつもりで、岡山県に住んでいる親戚に空き家になった家の管理をお願いしている。しかし、すでに100年以上は経過しているだろう家が、人が住まなくなった状況でいつまで安全に使えるかわからない。

私の田舎のように、近くに学校もなく買い物も車で約30分以上かかる環境では、子育て世代がこの土地に好んで住むことはないだろう。

全国にはこのような空き家がたくさんあるだろうが、何か良い活用方法がないものだろうか?

(岳)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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