また富士山御殿場ルート登山の話を書こうと思います。
前回、悪天候の果てにようやく山小屋にたどり着き、奇跡的に御来光を拝むことができたというところまで書きました。
御来光は見れたのですが、その後すぐに雲に隠れてしまい、周囲も濃い霧に包まれてしまいました。
ここで一行作戦会議。
頂上まで残り標高差700mほど。
風は落ち着いており、このまま一気に登ってしまいたいところですが、前日の悪天候のトラウマもあり、目的の一つである御来光も見れたのでここで帰ろうという案が出ます。
議論の末、天候が晴れるという予報を信じて頂上まで登ることに。
山小屋から出てすぐ気付くのが外の寒さ。
日が隠れ、標高差も相まって夏とは思えない寒さ。
霧の水分で濡れて体感温度はさらに寒い。
しばらく登り続けてると前日のような強烈な風が再び吹き始め、体感温度はさらに低下。
登っているのである程度体が温まるはずが、風のせいで中々前に進まず、体は冷える一方。
高度3000mで空気も薄く、風のせいで息もしにくく、登り始めたばかりなのに前日よりも辛い。
早くも山頂まで行こうという決断を後悔し始める一行。
登り始めてどれくらい経ったのか、目印も見えず、どれだけ進んでも同じ景色が続く。
山頂は一体どこにあるのか。
ついに寒さに耐えかねた仲間の一人がここで引き返そうと提案。
御来光も見れたということで皆同調し始め、ここまでか、とふと上を見上げると何やら影が。
霧の向こうに今まで殺風景な斜面とは違う、何かせり出しているような影が見え、もしやと。
過去の富士登山経験からあれは山頂ではないかと。
一行最後の力を振り絞ってその影に向かうと鳥居が。
それが山頂にある浅間大社の鳥居。
長い戦いの果てについに山頂に到達できました。
なんとか山頂にたどり着いたものの、霧で景色は見えず、寒さも限界のため達成感に浸る間もなく神社をお参りした後はさっさと降りることに。
あれだけ苦労した登り、帰りは下りとはいえどれほどかかるのかと思いきや、3時間程度で降りられました。
その理由はこの御殿場ルート名物大砂走り。

登りの時はあれほどやっかいだったふかふかで滑りやすい砂の斜面ですが、降りるときは逆に滑るように駆け降りることができるためあっという間に標高3000mから1500mまで下れます。
登りのあの苦労はなんだったのか。
降りてみれば下界は山頂と打って変わっての晴天。
登りでは見れませんでしたが、下りでは良い景色を眺めながら下れました。
あとは帰りに温泉寄って帰宅。
全身砂だらけになってました。
悪天候の中強行し、大変な目にあいましたが、色々いい経験ができました。
今年はコロナの影響で富士登山ができませんが、来年はまた登ろうと思います。(村)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
前回、悪天候の果てにようやく山小屋にたどり着き、奇跡的に御来光を拝むことができたというところまで書きました。
御来光は見れたのですが、その後すぐに雲に隠れてしまい、周囲も濃い霧に包まれてしまいました。
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風は落ち着いており、このまま一気に登ってしまいたいところですが、前日の悪天候のトラウマもあり、目的の一つである御来光も見れたのでここで帰ろうという案が出ます。
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登り始めてどれくらい経ったのか、目印も見えず、どれだけ進んでも同じ景色が続く。
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その理由はこの御殿場ルート名物大砂走り。

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登りのあの苦労はなんだったのか。
降りてみれば下界は山頂と打って変わっての晴天。
登りでは見れませんでしたが、下りでは良い景色を眺めながら下れました。
あとは帰りに温泉寄って帰宅。
全身砂だらけになってました。
悪天候の中強行し、大変な目にあいましたが、色々いい経験ができました。
今年はコロナの影響で富士登山ができませんが、来年はまた登ろうと思います。(村)
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