リビングの出窓の下にハチが巣を作ってしまった。お隣のお嬢さんが犬の散歩の途中に発見して知らせてくれた。夕暮れで良く見えなかったので、そろりと近づいて真下に手を差し伸べスマホでパシャリと写真を撮ってみた。直径13cmほど、厚さは4cmほど。それほど大きくはないが表面にびっしりスズメバチのようなハチが張り付いている。写真を拡大してみたらそれがよくわかって、なんと危険なことをしてしまったのだろうと無鉄砲な自分を恥じた。
撮った写真をgoogleレンズで調べてみると、どうやらフタモンアシナガバチという種類らしい。駆除会社のホームページには『攻撃性はあまり強くないですが、巣に近づいたり、巣を刺激すると刺しにきます』とある。数10cmの至近距離に近づきフラッシュをたいてシャッター音を響かせたのに刺されなかったのはラッキーだった。
最近この、写真に撮ってgoogleレンズで調べる、という行為が私のブームになっている。これまではめったに写真を撮ることも無かったが、ちょっと何だか調べてみようという関心が沸くとパシャリ、そしてgoogleレンズで検索している。花の名前や木の名前などは、もしかすると間違えている可能性もあるが、検索されて出てくる名前を知らなかった自分からすると間違えていても新たな発見は大進歩なので、いちいち感心している。
実は、図鑑を使って自分で調べる、という楽しい行為を奪われているのかもしれないし、こういうなまけ癖をつける行為が脳をどんどん小さくしてしまうのかもしれないのだが、今まで単に『花』と呼んでいたものの名前を手軽に知ることができる誘惑には勝てない。おそらく似たようなサービスはこれからどんどん普及して行くだろうと思う。
ステレオタイプという言葉がある。固定観念とか先入観と言い換えられていることもあるが、多くの人が同じような視点でしか物を見ることができない状況を指して使う言葉だと思っている。googleレンズのように、見るもの全てが検索ネタになって来ると、検索エンジンの出力結果が人々の先入観となって社会に一定の色をつけかねない恐ろしさがある。それだけの力は十分にある。教科書に書いてある、というだけで、知らないうちに国民が一定のステレオタイプに変わっていくのと大きな差異はない。検索結果はバラエティーに富んだ答えのうちの一つの可能性でしかないことを常に深く肝に銘じておかないと流されてしまう。
そうは言っても自分の意見が元々無いことの方が多い私たちに、対抗するのはかなり難しい。白い紙の上に検索結果が色をつけてしまう。せめて一面その色でいっぱいになるのを抑える意識は持っていたいと思う。
暗くなって、わずかに残っていたゴキブリ用の殺虫スプレーの陰に隠れるようにハチの巣に出撃し、慎重に慎重に近づいてシューとひと吹きして逃げ帰った。ハチであっても何の抗弁も出来ぬまま、いきなりシューは辛かろう。いずれ巣を取り除かなければならないだろうと思うと気が重い。(三)
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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そうは言っても自分の意見が元々無いことの方が多い私たちに、対抗するのはかなり難しい。白い紙の上に検索結果が色をつけてしまう。せめて一面その色でいっぱいになるのを抑える意識は持っていたいと思う。
暗くなって、わずかに残っていたゴキブリ用の殺虫スプレーの陰に隠れるようにハチの巣に出撃し、慎重に慎重に近づいてシューとひと吹きして逃げ帰った。ハチであっても何の抗弁も出来ぬまま、いきなりシューは辛かろう。いずれ巣を取り除かなければならないだろうと思うと気が重い。(三)
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