今年の6月頃より、本タイトルの「三国志-司馬懿 軍師連盟-」を、Amazon Prime Video で視聴してきました。
全部で86話、1話当たり50分近くある超大作なのですが、お盆休みを利用して全話見終えたところです。2か月以上かかりました。
三国志は、漢という中国全土を治めていた王朝が衰退し、力を持った群雄が割拠する乱世の時代の話です。
国政は乱れ、民が疲弊する中、もう一度中国を統一して民を救うんだ!という大志をもった人たちが、「あなたに中国は任せられん!」と100年近くかけて争います。
その100年のうちの前半5分の1あたりで、赤壁の戦い(208年)という大きな戦があり、おおよそそれを契機に諸侯が魏・呉・蜀の3つの国に集約されるので、三国といいますね。
よく漫画・アニメ・ゲームにもなっています。
三国志というと、歴史的な事実に基づく正史系と、事実もあるけど物語を盛り上げる脚色が含まれる「三国志演義」があり、「三国志演義」のほうがサブカルの元になることが多いですね。
私も三国志に関する漫画や小説、動画をよく見ていたのですが、だいたい「三国志演義」がもとになっていたようです。
「三国志演義」は三国のうちの蜀国を中心に物語が展開されるので、蜀目線になります。
蜀のトップである劉備自身はこう考えていたようです。
今まさに滅びようとしている漢であるが、私こそが漢王室の末裔(といっている)であり、中国のリーダーにふさわしい!それ以外の者が中国を統一してトップに立とうなど言語道断!漢に属さないやつらは逆賊だ!と。
一方、この「司馬懿 軍師連盟」というのは、三国のうちの魏国を中心の話です。
司馬懿という超有能な知略家が魏国に登用され、老いて死んでいくまでのストーリー。
そう、魏国目線というのが個人的にはすごく新鮮でした。
あーこの頃は蜀ではこんな事件があった頃だけど、魏の官職の人たちはこういう感覚でいたのかも....とかですね。
蜀からすると、漢王室を継ぐどころかその天子をないがしろにする魏は逆賊ですが、魏からするとコアが弱い蜀なんかに中国のリーダーは務まらないでしょうよ、という感じだったかもしれません。
ちなみに、「三国志-司馬懿 軍師連盟-」をご覧になった方は、「三国志 Three Kingdoms」もご覧になっている方も多いと思います。
こちらも全部で95話、1話当たり50分近くある超大作です。蜀が中心で物語が展開されます。
「司馬懿 軍師連盟」は魏王室の後継者争いに司馬懿が巻き込まれる描写が多く(というかそれが全てかも)、戦闘シーンは重要な戦だけなのですが、「三国志 Three Kingdoms」は戦闘シーンも多く、たくさん人がお亡くなりになっています。
(実際にこの時代、中国史上とんでもない人口減だったようです)
戦闘による死亡が多いだけではなく、例えば謀反を起こして捕まったら、その捕まった本人が殺されるだけでなく、恨みによる後顧の憂いを断つため、三族(本人の家族・父方の親族・母方の親族)全員が皆殺しにされたりすることもあり、人口減に一層の拍車がかかるのでした...(冤罪...というか国法に照らさずトップの意向だけで殺されたケースも多そうです...)
あと見逃せないのは、やはり蜀の北伐での司馬懿VS諸葛亮の知略勝負でしょうか。
(北伐とは、蜀にとって北にある魏の主要都市、長安を攻める遠征のこと)
こちらは「司馬懿 軍師連盟」でも「三国志 Three Kingdoms」でもしっかり描写されていて、見比べると面白いです。
(出師の表・空城の計・泣いて馬謖を斬る・木牛流馬・祁山の戦い・五丈原の戦い・死せる孔明生ける仲達を走らす等々)
なお、三国のうち最終的に中国全土を再統一したのは魏国であり、晋という王朝を建国するのですが、たった20年かそこらで滅亡し、まーた国が分裂していきます。(八王の乱・五胡十六国時代等々)
多くの方が亡くなり、100年近くもかかって苦労して統一したのに、まだ平穏に暮らせる日が来ないというのは.....なんとも厳しい時代です....
(次に中国全土を統一するのは隋王朝ですが、建国までさらに200年かかることに...そして隋も40年ほどで滅亡し、次にやっと300年ほど続く唐王朝が618年に建国されるという....)
ということで、「司馬懿 軍師連盟」を通じてまた三国志に少し詳しくなった....気がします。
頻繁に出てくる2つの中国語も覚えました。
「ビーシャ」と聞こえたら「陛下」という意味です。
「スーマーイー」と聞こえたら「司馬懿」のことです。
.....あまり役に立ちそうにないです....
(酒)
シンプル入退室管理
限りなくシンプルなタイムカードシステム
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
moni-stock
一括スキャンで入出庫・棚卸作業にかかる時間を短縮
お客様も現場も笑顔にする在庫管理システム
moni-meter
脱・手書き!点検データをデジタル化して誤検針削減
ローコストで導入しやすい設備点検支援システム
Smart mat
重さセンサIoTで在庫管理に革新を。
自動発注&メールアラートで欠品・発注ミスを防ぎます
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
全部で86話、1話当たり50分近くある超大作なのですが、お盆休みを利用して全話見終えたところです。2か月以上かかりました。
三国志は、漢という中国全土を治めていた王朝が衰退し、力を持った群雄が割拠する乱世の時代の話です。
国政は乱れ、民が疲弊する中、もう一度中国を統一して民を救うんだ!という大志をもった人たちが、「あなたに中国は任せられん!」と100年近くかけて争います。
その100年のうちの前半5分の1あたりで、赤壁の戦い(208年)という大きな戦があり、おおよそそれを契機に諸侯が魏・呉・蜀の3つの国に集約されるので、三国といいますね。
よく漫画・アニメ・ゲームにもなっています。
三国志というと、歴史的な事実に基づく正史系と、事実もあるけど物語を盛り上げる脚色が含まれる「三国志演義」があり、「三国志演義」のほうがサブカルの元になることが多いですね。
私も三国志に関する漫画や小説、動画をよく見ていたのですが、だいたい「三国志演義」がもとになっていたようです。
「三国志演義」は三国のうちの蜀国を中心に物語が展開されるので、蜀目線になります。
蜀のトップである劉備自身はこう考えていたようです。
今まさに滅びようとしている漢であるが、私こそが漢王室の末裔(といっている)であり、中国のリーダーにふさわしい!それ以外の者が中国を統一してトップに立とうなど言語道断!漢に属さないやつらは逆賊だ!と。
一方、この「司馬懿 軍師連盟」というのは、三国のうちの魏国を中心の話です。
司馬懿という超有能な知略家が魏国に登用され、老いて死んでいくまでのストーリー。
そう、魏国目線というのが個人的にはすごく新鮮でした。
あーこの頃は蜀ではこんな事件があった頃だけど、魏の官職の人たちはこういう感覚でいたのかも....とかですね。
蜀からすると、漢王室を継ぐどころかその天子をないがしろにする魏は逆賊ですが、魏からするとコアが弱い蜀なんかに中国のリーダーは務まらないでしょうよ、という感じだったかもしれません。
ちなみに、「三国志-司馬懿 軍師連盟-」をご覧になった方は、「三国志 Three Kingdoms」もご覧になっている方も多いと思います。
こちらも全部で95話、1話当たり50分近くある超大作です。蜀が中心で物語が展開されます。
「司馬懿 軍師連盟」は魏王室の後継者争いに司馬懿が巻き込まれる描写が多く(というかそれが全てかも)、戦闘シーンは重要な戦だけなのですが、「三国志 Three Kingdoms」は戦闘シーンも多く、たくさん人がお亡くなりになっています。
(実際にこの時代、中国史上とんでもない人口減だったようです)
戦闘による死亡が多いだけではなく、例えば謀反を起こして捕まったら、その捕まった本人が殺されるだけでなく、恨みによる後顧の憂いを断つため、三族(本人の家族・父方の親族・母方の親族)全員が皆殺しにされたりすることもあり、人口減に一層の拍車がかかるのでした...(冤罪...というか国法に照らさずトップの意向だけで殺されたケースも多そうです...)
あと見逃せないのは、やはり蜀の北伐での司馬懿VS諸葛亮の知略勝負でしょうか。
(北伐とは、蜀にとって北にある魏の主要都市、長安を攻める遠征のこと)
こちらは「司馬懿 軍師連盟」でも「三国志 Three Kingdoms」でもしっかり描写されていて、見比べると面白いです。
(出師の表・空城の計・泣いて馬謖を斬る・木牛流馬・祁山の戦い・五丈原の戦い・死せる孔明生ける仲達を走らす等々)
なお、三国のうち最終的に中国全土を再統一したのは魏国であり、晋という王朝を建国するのですが、たった20年かそこらで滅亡し、まーた国が分裂していきます。(八王の乱・五胡十六国時代等々)
多くの方が亡くなり、100年近くもかかって苦労して統一したのに、まだ平穏に暮らせる日が来ないというのは.....なんとも厳しい時代です....
(次に中国全土を統一するのは隋王朝ですが、建国までさらに200年かかることに...そして隋も40年ほどで滅亡し、次にやっと300年ほど続く唐王朝が618年に建国されるという....)
ということで、「司馬懿 軍師連盟」を通じてまた三国志に少し詳しくなった....気がします。
頻繁に出てくる2つの中国語も覚えました。
「ビーシャ」と聞こえたら「陛下」という意味です。
「スーマーイー」と聞こえたら「司馬懿」のことです。
.....あまり役に立ちそうにないです....
(酒)
シンプル入退室管理
限りなくシンプルなタイムカードシステム
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
moni-stock
一括スキャンで入出庫・棚卸作業にかかる時間を短縮
お客様も現場も笑顔にする在庫管理システム
moni-meter
脱・手書き!点検データをデジタル化して誤検針削減
ローコストで導入しやすい設備点検支援システム
Smart mat
重さセンサIoTで在庫管理に革新を。
自動発注&メールアラートで欠品・発注ミスを防ぎます
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます