2年ほど前のこのブログに『スパイラル』という題名で書いたことがある。
http://blog.goo.ne.jp/jsp_blog/e/2fdf1f30707c9b302467898eec4aa808
その時のブログによれば、見えないものを見たり、見えないものを見えるように伝える力を養わないと嫌なスパイラルから抜けだして好ましいスパイラルを維持することは難しいというようなことが書かれている。
「負のスパイラル」に入ってしまったら大変だぞ、という話しを人から聞かされたり、「今こそ、これまでのスパイラルを抜けだそう」と自分自身がこの言葉を発する機会がこのところ頻繁にあり、気になっていた言葉だった。
ところが、物理学の世界でも生物学の世界でも、大きな変化は右肩上がりのグラフの後、予想通りやってくるのではなく、エネルギーが溜まりに溜まって維持しきれなくなったところで爆発的にやって来る。グラフは一定期間水平のまま変わらず、いつ弾けるのか予想できない状況でいきなり変化する。
例えば何かの習い事をした時なども同じような事が起きる。いくら練習を積んでも全然伸びない、自分には才能が無いのではないかと思い、悩む。そんな時期があってもなお懸命に努力していると、ある日いきなり上のステージに上がっている自分に気がつく。
正か負かは別にしてスパイラルというと連続した傾斜をイメージするが、どうも現実世界の実態としてはある日ガクンと落ち込んだり、ある日急に目の前が開けてきたりする。ちょうど階段のようなイメージだ。ゆるやかに傾斜する斜面がグルグルと頂点まで繋がっているソフトクリーム状世界ではなく、出発点に戻ってきてしまう円の上にまったく独立した円がいくつも乗っているバベルの塔のようなイメージの世界だ。
上の段に上がるにはもちろん好循環のスパイラルを維持しなければならないだろう。しかし従来通りの好循環のスパイラルを繰り返すだけでは、おそらくその段を維持することしかできない。いくら努力してもまた同じ所に戻ってきてしまう。
何が上の段に押し上げる爆発的な力になるのかはそれぞれの事情によって異なるだろうが、過去を振り返ると日本の場合は、主に新しい対外的な関係性が発生した事によって若い力が敏感に反応してそれまでとは異なるステージに国全体を引き上げてしまった事象が何回も起きている。
前述した習い事の場合も、ある日急にステージが上がっている自分に気づくきっかけになったのは、おそらく例えば新しいライバルの出現や目標となる人物の出現など対外的な関係性の変化があったのではないかと考えることができる。
見えないものを見たり、見えないものを見えるように伝える力は、この対外的な関係性の変化に対応する力でもある。今までとは異なる世界との新しい関係性が発生して来ないと大きな変化は訪れないのかもしれない。その変化に敏感に反応する若い力に期待する。もちろん私の中にある若い力にも。
で、ステップを上がるためには新しい対外的な関係性の構築が必要だが、そのための最も簡単な方法は外に向かって大声を出すことだろう。「私達はここにいる」「私はここにいる」と。発信しないと始まらない。(三)
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
http://blog.goo.ne.jp/jsp_blog/e/2fdf1f30707c9b302467898eec4aa808
その時のブログによれば、見えないものを見たり、見えないものを見えるように伝える力を養わないと嫌なスパイラルから抜けだして好ましいスパイラルを維持することは難しいというようなことが書かれている。
「負のスパイラル」に入ってしまったら大変だぞ、という話しを人から聞かされたり、「今こそ、これまでのスパイラルを抜けだそう」と自分自身がこの言葉を発する機会がこのところ頻繁にあり、気になっていた言葉だった。
ところが、物理学の世界でも生物学の世界でも、大きな変化は右肩上がりのグラフの後、予想通りやってくるのではなく、エネルギーが溜まりに溜まって維持しきれなくなったところで爆発的にやって来る。グラフは一定期間水平のまま変わらず、いつ弾けるのか予想できない状況でいきなり変化する。
例えば何かの習い事をした時なども同じような事が起きる。いくら練習を積んでも全然伸びない、自分には才能が無いのではないかと思い、悩む。そんな時期があってもなお懸命に努力していると、ある日いきなり上のステージに上がっている自分に気がつく。
正か負かは別にしてスパイラルというと連続した傾斜をイメージするが、どうも現実世界の実態としてはある日ガクンと落ち込んだり、ある日急に目の前が開けてきたりする。ちょうど階段のようなイメージだ。ゆるやかに傾斜する斜面がグルグルと頂点まで繋がっているソフトクリーム状世界ではなく、出発点に戻ってきてしまう円の上にまったく独立した円がいくつも乗っているバベルの塔のようなイメージの世界だ。
上の段に上がるにはもちろん好循環のスパイラルを維持しなければならないだろう。しかし従来通りの好循環のスパイラルを繰り返すだけでは、おそらくその段を維持することしかできない。いくら努力してもまた同じ所に戻ってきてしまう。
何が上の段に押し上げる爆発的な力になるのかはそれぞれの事情によって異なるだろうが、過去を振り返ると日本の場合は、主に新しい対外的な関係性が発生した事によって若い力が敏感に反応してそれまでとは異なるステージに国全体を引き上げてしまった事象が何回も起きている。
前述した習い事の場合も、ある日急にステージが上がっている自分に気づくきっかけになったのは、おそらく例えば新しいライバルの出現や目標となる人物の出現など対外的な関係性の変化があったのではないかと考えることができる。
見えないものを見たり、見えないものを見えるように伝える力は、この対外的な関係性の変化に対応する力でもある。今までとは異なる世界との新しい関係性が発生して来ないと大きな変化は訪れないのかもしれない。その変化に敏感に反応する若い力に期待する。もちろん私の中にある若い力にも。
で、ステップを上がるためには新しい対外的な関係性の構築が必要だが、そのための最も簡単な方法は外に向かって大声を出すことだろう。「私達はここにいる」「私はここにいる」と。発信しないと始まらない。(三)
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